★4 | 「孤独な女が葛藤の果てに自分の居場所を見つける」というテーマを主題にした作品のわりには、少々尺が長いと感じた。 [review] (ゆーこ and One thing) | [投票] |
★3 | オダギリジョーの妙に気になるお尻と、空気のようなすべての映画背景。料理や、置いてある美術までが潮の香りを感じさせるのはいったいなぜ?不思議な映画でした。 [review] (あちこ) | [投票] |
★4 | 恋愛だけでは欲望は満たせても、孤独は癒せない。親族からも社会からも切り離された底なしの孤独を癒せるのは連帯だけだ。ゲイとして数十年生きて来た男たちのキャリアが、そのことを若い岸本(オダギリジョー)と沙織(柴崎コウ)に気づかせるのだ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(9)] |
★5 | 「この映画で泣けるの?」と聞いてきた妻に私は言った。「クラブのダンスシーンで自然に涙が出てくるよ、変な話だよな。」 [review] (sawa:38) | [投票(3)] |
★4 | ゲイの黄昏。つまりはファスビンダー映画の諦念とも近い。理にかなったハッピーエンドなんて、どこにも存在しないことを彼らは知っている。そして、理にかなわないものだけが、皮肉にも世界に小さな灯をともす。 [review] (くたー) | [投票(3)] |
★3 | ノンケ(ゲイでは無い人)から見たら、この作品がリアルなのかリアルじゃないのか、所詮分かりませんよね。ノンケとゲイは、陸の生物と、海の生物のようなもの。陸の生物が魚に「陸で生きろ。皆そうしてるんだから。」と言っても無理なのと一緒。陸の生物に、海の生物の気持ちは分からないのです。['05.10.2MOVIX京都] [review] (直人) | [投票(8)] |
★5 | 『ジョゼ・・・』の時にも感じたけど、この犬童一心という監督は「日常」と「非日常」を繋げる手腕に長けてる。柴咲コウの怒り・泣き・笑い・コスプレ百面相は可愛い。『「こんなの、インチキじゃん!!」』。僕はスクリーンの中の彼女に久々に恋した。 [review] (IN4MATION) | [投票(8)] |
★4 | スター俳優なのに飾りっ気なく、静かに静かに等身大の役を演じる柴崎コウ・オダギリジョーがとても良かった。辛口で、苦味のある物語ながら、見ているとちょっとだけ救われる。 (茅ヶ崎まゆ子) | [投票(2)] |
★3 | 「おはぎ」とよばれたり、「ぼた餅」と呼ばれたり。人生そんなものかもしれない。不機嫌顔の柴咲コウの頬にあたるメゾン・ド・ヒミコという潮風は、時にやさしかったり生温かったり、不躾だったり。 (chilidog) | [投票(1)] |