★4 | 『TOMMOROW 明日』では冷徹に、『美しい夏キリシマ』では詩情豊かに、『父と暮らせば』では優しく。晩年の黒木和雄はタッチを変えながら、何かにとり憑かれたように戦争映画を撮っていたが、遺作となった本作ではユーモラスに、そして小津安二郎のようなタッチで戦争を描く境地に達している。急逝が非常に残念。['07.2.24ギンレイホール] [review] (直人) | [投票(3)] |
★3 | 私は回想形式にしたことに大いに不満を感じます。 [review] (sawa:38) | [投票(4)] |
★3 | 秀作が2本続いた黒木の遺作。終戦寸前、特攻隊が飛び立っていた鹿児島でのある人たちの日常。まさに平凡な人たちであるが故に国民の一人一人が戦争をどのような気持ちで捉えていたか、毎日をどのように過ごしていたか、 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 戦争3部作の中でも特に静かな、日常生活の一コマとして戦争を描いた好篇であるが、丁寧過ぎて生活感が薄まってしまった。それが演出意図だとしてもここまで舞台調でない方が良いと思う。(reviewの後半は永与少尉の如く赤面し乍ら突如暴走) [review] (死ぬまでシネマ) | [投票(1)] |
★5 | 戦時中だというのにただ淡々とした、無風状態のような一軒家の暮らしのなかに刻み込まれてゆく幸せと不幸せ。彼らのあいだに交わされることばは不器用で、どこか可笑しい。だが、その会話がやがてけだるく、翳りを漂わせるものに変質してゆくことを、すでに観客は知らされている。 [review] (水那岐) | [投票(5)] |
★5 | 戦時中の映画としては最高傑作。これが”日本映画だ”という作品を残して黒木監督はこの世を去った。そして、この表現が小津であり、もしかしたらタルコフスキーなのかもしれない。 [review] (chokobo) | [投票(3)] |
★4 | らっきょをらっきょとして食べられる私達は幸せなのだ。 [review] (TOMIMORI) | [投票(1)] |