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南光明の映画ファンのコメント

雪之丞変化(総集篇)(1935/日) 浪人街(第1話〜第3話)(1928/日) 残菊物語(1939/日) 路上の霊魂(1921/日) 怪塔傳(1951/日)が好きな人ファンを表示する

祇園囃子(1953/日)************

★4話は平凡な花柳小説だし、撮影はステディでシネフィル好みの狂ったような構図や長回しはもうない。それでもさすがミゾグチという充実感があるのは、俳優から色んなものを炙り出す演出によるものに違いない。 [review] (寒山拾得)[投票(2)]
★5大傑作!若尾文子の「おおきに」が可愛い!浪花千栄子もいいなぁ。彼女が寝転がって登場するシーンには吃驚した。 [review] (ゑぎ)[投票(7)]
★5約半世紀前の映画、なのに祇園の裏通りにまるで自分がいるかのような生々しさ。タイムマシンなんかいらないのだ。 (AKINDO)[投票(4)]
★3自己模倣、だよなあ。 (_)[投票]
★3木暮実千代は素晴らしかったけれど、全体的にもう一つかなぁ。 (ころ阿弥)[投票]
★4古典的な花柳界とそれを取り巻く都市社会。古典的な女の価値観と自我を隠さない女。こういう対立のなかに潜む、人間の淫らさが、すごくよく描かれている。とくに、いらいらしながらも、道徳や権威ではなく自分の気持ちで生きる若尾文子が、すばらしい。 (エピキュリアン)[投票(4)]
★4ゲイシャガールの生態を好奇心旺盛のヨーロッパ人(特にベネチア方面)に見せて一山当てたい野心の匂いはぷんぷんするとしても、この小品を愛でたい。こうした女性を生み育む環境が存在したのは事実だし、女性たちの一生懸命さは悲哀とともに伝わってくるから。 (ジェリー)[投票(1)]
★5溝口映画の「佳作」だなんてとんでもない。今こそ再評価されるべき真の傑作! 若干19歳の若尾文子演じる奔放な舞妓が遭遇する壁は、単なる花柳界の因習などでは無く、今も日本に根強く残る「前近代」というやつなのだ! (若尾好き)[投票(10)]
★4後の黒澤明が役者の動きに合わせてフレームを決めるのに対し、溝口はフレームの中に入るように役者とキャメラを動かす。どちらがいいかは好みの問題だろうが、芸術性という点では文句なしに後者に軍配が上がるだろう。[Video] (Yasu)[投票(1)]