★5 | 夫婦の話である。映画にも小説にも巷に溢れるほど描かれた夫婦の話である。世間的には定職を持たず、女の尻ばかり気になる亭主である。勿論、結婚式など挙げず、同棲状態から結婚に突入したような、まあどこにでもいそうな夫婦である。
[review] (セント) | [投票(5)] |
★4 | リリー・フランキーを素で戸惑わせる木村多江の集中力はたいしたものだ。
絵に何を見出したのか同年の『アキレスと亀』の夫婦と見比べると面白いかも。
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | 普通の妻が自分を見失い、普通じゃなくなっていく。普通じゃない夫は、それを見て……。人生とは、一人で生きていくだけじゃない。夫婦の人生の形。080705 [review] (しど) | [投票(1)] |
★5 | 痛切な悲しみと溢れる愛の映画。飄々と話すカナオの言葉がやたらと心を抉る。間違いなく傑作である。 [review] (Master) | [投票(5)] |
★4 | 木村多江の壮絶演技!こっちまで胃が痛かったよぉ 80/100 (たろ) | [投票] |
★4 | この夫、かなり、というか全然俺とは違うタイプ。でも参考になった。そうだよなぁ。 [review] (死ぬまでシネマ) | [投票] |
★4 | 裁判シーンの温度、音楽の使い方、役者陣(特に木村多江)などなど、観るべき良い場面が多すぎ。物語は後半に俄然魅せてくる。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 人の悲しみは時間によって癒される。しかし、時の流れに無自覚なままでいると、時間は人の心を闇へと導きもする。93年、「きちっと」したかった翔子は挫折し、浮かれた時代もまた終焉した。その後、我々はカナオが翔子にしたように時代に寄り添っただろうか。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |
★4 | 中盤は観ていて息苦しくなる。夫婦の、男女の、人と人との感情の交錯と彷徨という伝統的なテーマを、今さら真正面から映画にしようという愚直な取り組み姿勢には少々驚かされもするが、ここまで真摯に突き詰められると心動かされずにはいられない。 [review] (緑雨) | [投票(1)] |