| ★4 | ちょっと新しい笑いを体験した。先の見えない暗い時代を悲観せずに、というベクトルではなく、むしろ開き直り、その諦念から生まれるため息のような笑いが良い。諦めているからこそ、突き抜けた笑いが「上を向いて歩こう」的価値観とは全く逆の明るさを撒き散らしていく。 (まー) | [投票(2)] |
| ★5 | なぜもっと早くこの映画に気づかなかったのか。演者全員が巧妙であるが、私のツボは工場のチーフ的なおじさんであった。満島ひかりが「中の下」人生に開き直る終盤が痛快で、今を生きる全ての人々が「そのときゃ政府を倒すまで」と、あの社歌を口ずさみながら、心に匕首(あいくち)を呑んでいれば明日はひらけると思う。 (サイモン64) | [投票(3)] |
| ★5 | まさにそこに生きている人たちの本当の息遣いが聞こえてきそうな体温が感じられる作品だ。強いなあと思う。本音がほとんどで飾りがない人生。人間から虚飾を剥いで剥いてしまったらこんな人間像が浮かび上がってくるだろうなあと思わせる。 [review] (セント) | [投票(5)] |
| ★2 | 満島ひかりの起用は監督の私生活上の成功は呼んだかも知れないが、映画は彼女のチャームの欠如によって、無表情を装うOLが何も無い徒手空拳を開き直りに反転させて打って出る勢いにドラマ的運動性を呼ばない。 [review] (煽尼采) | [投票(4)] |
| ★4 | 開き直るって悪くない。そしてさらにがんばりだしたら無敵なんじゃないかとさえ思う。役者さん良いですね。 (あちこ) | [投票] |
| ★4 | 「頑張れば誰もが成功を手にする」という繰り言の底が抜けたいま、弱冠26歳の石井裕也が描く「頑張る」の先にあるのは「未来の幸福」などではなく「頑張る今」の連続がもたらす充実感なのだ。そこに嘘が無いぶん、自虐の底からたちあがる「中の下」賛歌が心地よい。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(7)] |