★5 | 日本版『300』。世界に向けて堂々と胸を張って見せられる日本のチャンバラがココに!さすが三池、さすが松方! 達磨女や斬られて転がる首などはグロくてもはや見ていて清清しさすら感じる。 (IN4MATION) | [投票] |
★4 | 『十三人の刺客』を名乗るこの映画に限ったことではないが、「数字」は残酷である。「十三人」とはむろん役所広司演じる島田新左衛門や松方弘樹演じる倉永左平太らを指すのだが、彼らに固有の「他の誰でもないその人」という具体的唯一性を数字は剥奪する。題名が既に「使い捨ての命」を指示/支持している。 [review] (3819695) | [投票(16)] |
★5 | しまりのないラストをはじめ、しょうもない点があることはあるが、クライマックスの一大集団剣戟はお腹いっぱいに楽しめる。それに上出来の稲垣吾郎の放つ異彩が華をそえ、見ごたえのある映画になっている。 [review] (シーチキン) | [投票(3)] |
★4 | 超絶バイオレンス時代劇。冒頭の女性の描き方からして品性のかけらもない傑作。本当に斬って斬って斬りまくるラストは必見! [review] (赤い戦車) | [投票(2)] |
★4 | 稲垣吾郎は、その役柄の設定や、周囲の演技によって「斉韶」という人物を成立させている面が強く、彼自身の演技ひとつで圧してくる迫力は乏しい。斉韶の、観客の憎悪を求めると同時に観客の殺戮への欲望を代理しているようなメタな悪役ぶりは面白い。 [review] (煽尼采) | [投票(3)] |
★4 | 意図的と思えますが、13人の背景を描かない部分がクライマックスの激しい戦闘シーンで、イマイチ感情移入しにくい原因になった気が。とは言え、かなりリキ入れて作った作品であり、これだけの仕掛けのチャンバラはやはり一見の価値はありと思います。 (takamari) | [投票] |
★4 | 友人にこの作品の面白さを説明しようと「いかにも三池監督らしい作品だ」と言ったら、「それじゃ文句言ってるようにしか聞こえない」と言われた。ごもっとも。 [review] (甘崎庵) | [投票(5)] |
★4 | 場数を踏んだ者のみが成せる長丁場の戦闘の緩急と構成の妙は素ん晴らしい。だが、序盤で提示された「みなごろし」のルサンチマンは今いち解消されぬまま、ヒロイズムやニヒリズムに置換され、どうにも糞詰まり。一方で役者の全方位的多彩さが超絶に粋なのだ。 (けにろん) | [投票(6)] |