「隼の部屋」(こぱんだ)の映画ファンのコメント
クリーピー 偽りの隣人(2016/日) |
戯言のマクガフィンを振り回すかの御仁並みに整合性ない歯抜けのプロット繋ぎでも豊饒な映画言語の釣瓶打ちを弄し持っていっちまう域に達したのだと思う。大学での審問のゴダール的長回しや茶番すれすれのプロローグの大見得。シネスコ使いは随所で完璧。 (けにろん) | [投票(3)] | |
高低を意識した空間描写へのこだわりや、大胆に明暗操作された表現主義的長回し、建造物の傷みが醸し出す反生活臭など黒沢清印が満載。さらに香川照之の一挙手一投足は不穏を絵に描いたように不愉快で、藤野涼子ちゃんの陽と陰の振り幅も不気味。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] | |
久しぶりの黒沢のホラー映画ですね。それがうれしい。ただ前半は説明調でいつものドカーンがない。あれ、どうしたのかなあと思っていたら、後半になってまさに黒沢し始めた、、。 [review] (セント) | [投票(4)] | |
完全に骨抜きにされたライト版『CURE』。「どこまでも行くぞーっ!」からの膝カックン。わたくし、黒沢監督には終わらない負の拡散で世界を滅ぼして欲しいのですが。 [review] (DSCH) | [投票(5)] |