★4 | 与えられた仕事はこなすが向上心はない。不愛想で付き合いが悪く、バーではひとり酒に酔い、部屋でたれ流さるスポーツ中継に向ける目は虚ろ。始末の悪いことに意味不明の“怒り”を他人に向けて爆発させる。私たちはきっと、彼を得体の知れない変人だと遠ざける。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | またしてもミシェル・ウィリアムズのタヌキ顔の蠱惑が文系を破壊したとあっては、タイプキャストにも程があり、俯瞰視が生じると事態は喜劇となる。しかしミシェルに破壊されたいことには変わりがない。ではどうするか。
[review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★4 | 殻に閉じこもるだけではやはり前には進めない。否が応でも他人となんらかのかかわりをもつことで見えてくるものがあるのだ。窓から眺める景色は辛い思い出だが、その先の海は広がりを見せ、サメがいようとも、人生の舵を取っていれば進んでいけるのだ。エンジンは新しいのだ。 [review] (jollyjoker) | [投票(5)] |
★4 | ラストからが苦悩の始まり。しかしそれは、主人公が望んだ未来なのかも。80/100 (たろ) | [投票(1)] |
★3 | ケイシー・アフレックとルーカス・ヘッジズが並んで歩くシーンが度々あり、この歩くリズムはいい。矢張り、歩く人の画面は映画的なのだ。成瀬巳喜男を想いながら見る。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |