★5 | 「ムーンライト」そして本作を産むアメリカってどうなってるんだろう。両方とも10年に1作の秀作である。これまでのアメリカ映画を断然見直すべき秀作の到来であります。 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | あざとさのない時制錯綜と語らずに語るの技法が効いて心憎いばかりの脚本。一生救われない無限地獄であっても人との係りは切ることが出来ないし、そうやって生きていかざるを得ないのだと真摯に語っている。元妻との邂逅シーンは遣る瀬無さで身悶えしそうだ。 (けにろん) | [投票(7)] |
★4 | 静かにゆっくりと春が訪れるような優しい再生の物語。バイ・ザ・シーである。 [review] (pinkmoon) | [投票(7)] |
★4 | 殻に閉じこもるだけではやはり前には進めない。否が応でも他人となんらかのかかわりをもつことで見えてくるものがあるのだ。窓から眺める景色は辛い思い出だが、その先の海は広がりを見せ、サメがいようとも、人生の舵を取っていれば進んでいけるのだ。エンジンは新しいのだ。 [review] (jollyjoker) | [投票(5)] |
★4 | まるで上質な詩を味わっているような、しっとりと、それでいて深い。心の琴線に触れる余韻の残る作品。 [review] (deenity) | [投票(5)] |
★4 | オスカー獲った脚本よりも、演者と演出、ロケーションと撮影の映画。 [review] (緑雨) | [投票(4)] |
★4 | 与えられた仕事はこなすが向上心はない。不愛想で付き合いが悪く、バーではひとり酒に酔い、部屋でたれ流さるスポーツ中継に向ける目は虚ろ。始末の悪いことに意味不明の“怒り”を他人に向けて爆発させる。私たちはきっと、彼を得体の知れない変人だと遠ざける。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | またしてもミシェル・ウィリアムズのタヌキ顔の蠱惑が文系を破壊したとあっては、タイプキャストにも程があり、俯瞰視が生じると事態は喜劇となる。しかしミシェルに破壊されたいことには変わりがない。ではどうするか。
[review] (disjunctive) | [投票(3)] |
★4 | ラストからが苦悩の始まり。しかしそれは、主人公が望んだ未来なのかも。80/100 (たろ) | [投票(1)] |
★4 | この映画を見た後、グーグルのストリートビューで「マンチェスター・バイ・ザ・シー」を見た見た。何の変哲もない港町でした。うちの近くの幡豆港とそれほど変わらない?(あんなおしゃれな高校はないが)。 [review] (プロキオン14) | [投票(1)] |
★3 | 丁寧で繊細な文学やってます。ロケ撮影と演者の芝居がとてもいい。アダージョは失策。 [review] (ペンクロフ) | [投票(4)] |
★3 | 通俗ハリウッドの期待の地平を超えてはいるが、だからといって何がある訳でもなく [review] (寒山拾得) | [投票(2)] |
★3 | 取り返しがつかない現世こそ地獄。簡単には変われない。腫れたきり元に戻らぬ、腫物そのものと化した己を引きずり、それでも人生は続いていく。 [review] (kiona) | [投票(1)] |
★3 | ケイシー・アフレックとルーカス・ヘッジズが並んで歩くシーンが度々あり、この歩くリズムはいい。矢張り、歩く人の画面は映画的なのだ。成瀬巳喜男を想いながら見る。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] |
★3 | 淡々と流れる描写の中で、主人公の辛さ、悲しさ、やるせなさ、どうしようもなさ、だけが伝わってくる。それでも生きていくのは、自分以外の誰かがいるからで、そのことの大切さが浮き彫りになるような気がした。 (シーチキン) | [投票(1)] |
★3 | まともな映画で好感がもてるが、、、 [review] (ぱーこ) | [投票] |