★4 | さながら地蔵菩薩のような、母親の無思慮で愚かしいが分け隔てなく子供に降り注ぐ無償の愛情。「女性的性格」などという時代錯誤な言い方を敢えてすれば、彼女が子を脅かす夫を殺害したことに悔恨など残らない存在であることは、彼女が母親である以上当然のことだった。 [review] (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 次男雄二の行動が理解できない。極限の中ではこういうのも有り、なのだろうか?他、DVの受け留め方が、男子と女子では違っていた―これは、成程と思う。ところで、蔵之介の家族はどうなった?気になる。 (KEI) | [投票] |
★4 | 2時間を超える作品だけど、あの一つのテーマだけで最後まで持って行かせる演出力は大したもの。それには俳優陣の演技力に負うところも多いけれど、、 [review] (セント) | [投票] |
★3 | 血縁の鬱陶しさとその温かさを描く。反抗的な次男・雄二が長男・大樹、長女・園子らとの見解の相違で距離を置いているが、故郷に戻ってきた時点で既に母・こはるを受け容れる結末しか見えないのが残念。「デラべっぴん」が復刻するタイミングが笑えたが、逆に言えばそこしか見どころはない。 [review] (IN4MATION) | [投票] |
★5 | 境界線上で落ちかけている兄妹3人が母の帰還を契機に踏み止まる物語で、取り巻く人々や環境描写は乾いた善意を内包する。徒らに絆なる言葉を標榜する時代を俺は嫌悪するが、4人の役者が関係性の行間まで読み切り醸成する空気にはそれがあったように思える。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 思わず涙するほどいい話なんだけど、いい映画に思えないのは何でだろう? [review] (ペペロンチーノ) | [投票(1)] |