★4 | 『ベティ・ブルー』のように自我が相克し自傷にまで至る男女の腐れ縁を日本を舞台に描いて嘘っぽくないのが驚異でさえある。ただ、若松演出が新しいわけでもない。完璧に圧倒的なのは主演の2人。一種の憑依が促したかのようなリアクションの応酬。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 爆発的な感情の噴出と、そのあとに来る物憂い静謐の対照が素晴らしい。足の指に絡むシーンは絶後の臨場感。町田町蔵も抜群だが、性から死へと推移する広田玲央名の表情が見逃せない。周遊し、ジャンプし、暗がりを冷然と見つめる、佐光朗のカメラも絶品。 (町田) | [投票] |
★5 | 若松作品の金字塔! [review] (Linus) | [投票(1)] |
★5 | 70年代という閉塞感の中で、彼らのように生きた若者は多かった、彼らのように行きたかった若者は多かった。恐ろしいまでの究極の生き様、究極の愛の形。レオス・カラックスの『ポンヌフの恋人』といった世代の原点。 (SUM) | [投票] |
★3 | 肝心の鈴木いづみがどういう人でどういう作家なのかさっぱり判らないし、映画にするほどの人物とは思われない。サックスよりハモニカが好きだったのだろうか。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 誰のデビュー作というわけでもないのに初々しい映画。カオルイヅミへの敬愛の念に溢れている。 (dahlia) | [投票(2)] |