★5 | 真剣(マジメ)さが馬鹿にされることなく生きていけた時代なのだろうか。随所に見られる学生達の真剣(マジメ)さは、一見それを冷ややかに見ていそうな主人公にも、根底にはしっかりと根付いているように思えた。
(蒼井ゆう21) | [投票(4)] |
★4 | 漠然と拡散し続ける希望の先に、責任という名の帰結に向かって収束する行く末が垣間見たとき、青春は青春というモラトリアムに疑義を感じ始めるのだ。人生で人が最も輝いて見えるときであり、最も狂気や死が近くに忍び寄るときでもある。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 人は渦中から傍観者になり又再び渦中へと入って行かざるを得ない。甘酸っぱい追憶と茫漠たる不安に晒された青春。大森自身がその出口に立った臨場感こそが映画に真実を付与した。青さも含め持てるもの全てを投入した総力戦の趣に俺達は感動したのだ。 (けにろん) | [投票(2)] |
★4 | 現在も映画を量産し続ける中毒監督大森一樹唯一の傑作。悲しいかな彼は自らが持ち得る才能の全てをこの1本に注ぎ込んでしまった。 (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 大森一樹監督の理想(ヒポクラテスたち)と現実(シュート!)。
関係ないですが、お医者さんは、モンモン入ってる人を手術する時、絵柄があうように縫うそうです。めっちゃ緊張するとか。ほんまかいな! 清順さんと治虫氏、いい味だしてますねぇ〜。 (Linus) | [投票(2)] |
★4 | 内藤剛志、変わらないね。 (poNchi) | [投票] |
★4 | 生きることとは何か考えさせてくれた。でも内藤剛志が出ていたのを,たった今知ってびっくり。 (ワトニイ) | [投票] |
★4 | 随所に感じる80年代の明るさが青春の苦悩を押し隠す。だから苦悩が表面に出てきたときの苦しさは半端じゃなく痛く胸に突き刺さる。関係ないけど→ [review] (マッツァ) | [投票(1)] |
★4 | まじな映画です。監督自身の思いがつまっていると見ました。 (ぱーこ) | [投票(1)] |
★4 | 80年代的な軽さが充満してる一方で、内藤剛志のキャラやその周辺描写に学生運動の残滓を感じる。時代の端境期という雰囲気が全編濃厚。こういう作品を今狙って作ろうと思っても作れないんだろう。古尾谷雅人も伊藤蘭も陰のある役柄を力むことなく好演。 (太陽と戦慄) | [投票(2)] |
★4 | 映画青年がその知識と経験を結集した「越えられない処女作」の典型であり、その事を身に沁みて判っていた青年は、ヒポクラテスからヒポクリトへと華麗なる転進を遂げたかに見えたが、バブル崩壊を待つまでも無く哀れ撃沈した。切実でいい話である。仏映画のポスターを背に”モア”なんか喫ちゃってるアゴ割れ女に、初めは反感を抱いたが、予想外に可愛い女で驚き感動した。 (町田) | [投票(1)] |
★4 | 好きなだけ悩んだり泣いたりすればいい。とりあえず生きていく気が(少しでも)あるのなら。 (tredair) | [投票(3)] |
★4 | 大森一樹ベスト1作品。現在までのという注釈必要なし。なぜならばもう大森一樹にはこれ以上の作品を撮る気力も才能もないから。本当に立派な職業映画監督になっちまった! (minus-zero) | [投票(5)] |
★2 | 笑えないし、観てて恥ずかしい。中高年俳優の若かりし頃を見るためだけなら楽しめる。 (モン) | [投票] |