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私が棄てた女(1969/日)ファンのコメント

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祭りの準備(1975/日)************

★5中島の私小説ミニマム世界が実験心ある黒木のフィルターを通すことで神話的に拡張した。凡庸な主人公の周りのキャラクター達は追憶の中で濾過され永遠なる切なさに封印されるだろう。旅立ちと決別の希望と悔恨が鮮やかに呈示されたラストは永久不滅。 (けにろん)[投票(4)]
★4本当の脱走映画。小便臭い映像と、悪夢のような物語。こんなところからは逃げるに限る! (リーダー)[投票(1)]
★4非常に「アジア」を感じさせる映画。「ここでは無いどこか」への憧れや脱出願望を見事に描いています。   (TM(H19.1加入))[投票]
★5生ぬるい汗の香りに満ち満ちた、故郷という名の蟻地獄。親さえもがいつか脚に齧りつこうと狙いつづけている。執拗にリフレインされるメロディラインがその陰惨さに拍車をかける。それは永遠に続く祭祀的コミュニティの象徴だ。 [review] (水那岐)[投票(9)]
★5周りの現実を真正面に見、人間を知り、ここにはないどこかに出発する。それが青春だろう。素晴らしい秀作。すべての出演者が江藤の門出を祝福している。ラストのバスから見える暗黒は今から何かが始まる原点なんだろう。青年よ、どこにもない場所に行け。 (セント)[投票(5)]
★5竹下景子が若い。原田芳雄もよかった。 (ユージ)[投票]
★4右を向いても左を見ても、性性性の話ばかり。「他に楽しみはないのかよっ!」と言いたい所だが、まぁ、無いんだろうな。色ボケ爺さんの物語が凄いよ。 [review] (青山実花)[投票(2)]
★4この、暗くて無茶苦茶な物語、を、ここまでバランス良く仕上げた黒木監督の実力はもの凄いものだと、正直感動出来ました。 [review] (甘崎庵)[投票(4)]
★4西欧化された表層のせいで、、なんか後ろめたいというか、それは後退ないし堕落である、と感じている土着的な幸福感を、素直に喜んでいいのかもしれない、と思わせられました。そんな土着的なものが自分の中にも残っていたことさえ、忘れていた。自分がアジアの一員であることを、ちょっと喜びたい。 (エピキュリアン)[投票(2)]
★5地方の閉鎖的な社会、お隣り感覚の性交渉、『ラスト・ショー』との近似性を感じさせながらも、このエネルギッシュさと湿度の高さ。まさに純日本産の青春映画。 [review] (くたー)[投票(3)]