★4 | 山中で囲炉裏を囲むシュールなシークエンスが出色。東映美術の素晴らしさよ。 [review] (寒山拾得) | [投票] |
★4 | 錦之助の圧倒的なパワフルさ。全身全霊で生き抜いている人間の気迫は凄まじい。もやしっ子の俺なんかには到底考えられない世界がここにはある。 (太陽と戦慄) | [投票] |
★3 | 中村錦之助が、本当に木に吊るされてるよ。昔の映画環境って良かったんだなあ、おおらかで。
(G31) | [投票] |
★4 | よくあんな立派な木を見つけたな。 [review] (氷野晴郎) | [投票] |
★4 | 序盤でソープドラマに終始して錦之助の戦闘力に対する言及を怠るために、山狩りされているうちに暴力に目覚めたように叙述されている。 [review] (disjunctive) | [投票] |
★4 | 名作じゃないですか。中村金之助の熱演。人物もいかにものステレオタイプだが、それが魅力となるのは世の中の価値感がまだ定まっていたからですね、1961年。カメラもいいが伊福部の音楽も秀逸。 (ぱーこ) | [投票] |
★4 | 奥行きを意識してワイド画面を活かしきった3次元的画作りが美しい。巨木に吊るされた武蔵の宙ぶらりんの不安定感と地に足つけて見上げながら諭す沢庵和尚のカットバックに嘆息し、魂を吸いとらんばかりの木暮実千代の猥褻美に身震いしつつ息を呑む。 (ぽんしゅう) | [投票(2)] |
★5 | 血泥塗れの戦場を這い回る錦之助・木村功や歯に血を付着させる木暮実千代など役者の本性を搾り出すようなストイックなリアリズム演出と、抜けるような青空の下水遊びする子供たちなど仄温かい景観描写が違和感無く共存している。まるで全ての画面が生きているようだ。 (町田) | [投票(1)] |