★5 | 追跡劇として完成度の鋭さに圧倒した。徹底的に追いかけるカメラと出演陣の熱意が篭もった演技の勝利だと思う。本当に捕まえる!逃げる!が手に取って解るくらいに凄い。演出効果をあげる為の車や電車のシーンが良い味は、確信された計算技が光る。 (かっきー) | [投票] |
★5 | ジーン・ハックマンに惚れた。ラストの切れ味が見事。 (ぴきち) | [投票] |
★4 | フリードキンは「正義」という仮面を被った暴力衝動や焦燥を、街の耳障りな轟音に託して描くのが巧い(特に高架下、地下鉄)。これに不協和音混じりの鼓膜を引き裂くような劇伴、正義が享楽と暴力の言い訳に変質しているドイルの脂汗を映すシャープな撮影が重なる。その歪で下品な「和音」感。ハックマンは下品で適切なお仕事。廃屋は黒沢清もびっくりのクオリティ。 [review] (DSCH) | [投票(2)] |
★4 | リアリティに溢れつつ、傑作となった希有な例。このバランスの良さは特筆もの。 [review] (甘崎庵) | [投票(4)] |
★4 | 計算が見えない演出がすばらしい。実際、計算などなさそうなこの映画を支えるのは汗と血。現代アクションが忘れてしまって久しい「足で稼ぐ」刑事に思い入れひとしお。こんなに一所懸命な刑事なら捕まってもいい。 (tkcrows) | [投票(1)] |
★5 | 歯をくいしばって、瞬きできず、全身力入りまくりで、手のひら汗だらけ・・・。 (Carol Anne) | [投票] |
★4 | ヒロイズムとは無縁の、冷徹な演出に唸る。 (黒魔羅) | [投票] |
★5 | ニューヨーク高架線下の追跡シーンの迫力は映画の殿堂入りでしょう。登場しただけでおフランスの優雅さを漂わすフェルナンド・レイも見事。あとは個人的ネタバレですがよろしく。 [review] (いくけん) | [投票(6)] |
★4 | フェルナンド、君は(やはり)こんな汚い金でトリスターナを養ったりコンチータを追いかけ回したりしていたのだね…。若い女が大好きなあやしいブルジョアを演じさせれば右に出るものナシ!な稀有な役者だったということを、再認識させて頂きましたよ。 [review] (tredair) | [投票(7)] |
★4 | 見事なまでに劇中世界を構築してしまったからこそ、ラストのテロップは本当に余計だ。事実だろうが何だろうが僕らにとってドイル=ポパイ=ハックマンなのだから。そして改めて見直してみるに小池朝雄の他界が本当に惜しまれる。 (ごう) | [投票(1)] |
★4 | ラストがなんとも余韻に浸れます。36年前の映画にしては、緊張感があっていいです。 (ぱちーの) | [投票] |