★5 | 『砂の器』を参照したというのも成程な最果ての地から時間を遡行しての情念。テーマとして新しくも無いものを、あざとさを恐れぬ今風演出でゴリ押しする確信性。そして、コンセプトに沿った演技者達は垂涎の曲パワーを撒き散らす。予想外の森田の復活劇。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | ガタガタと薬をとりだす鑑定医。所狭しと料理を並べて娘の帰宅を待つ母。事務的に文書を読み上げる検事と弁護士。被疑者のまわりの日常をみごとにデフォルメする森田演出に壮絶な“藪の中”的結末を想像して肩透かしを食う。勝手に期待した私が悪いのか。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 失礼ながらここでの森田演出からは、刑法第39条そのものに対する問題提起よりも、それを使って面白い映画を撮りたいという映画監督としての本能的欲求をより強く感じ、私にはそれが心地よかった。 [review] (ナム太郎) | [投票(1)] |
★4 | 『家族ゲーム』から直で継承された芳光節が炸裂している演出、構図、手ブレと独特なセリフの言い回しの中でキリリと光る岸部一徳と江守徹の目が怖かった&豪華なマニアックキャストが感動を呼ぶ逸品。ラストにかけて『情婦』がリスペクトされている印象でした。 (ジャイアント白田) | [投票(2)] |
★4 | 裁判中に、検事、弁護士らがけだるく義務的に話すところがいい。 (ヒロ天山) | [投票(1)] |
★4 | 堤、鈴木の演技がスゴイ。 (蒼井ゆう21) | [投票] |
★3 | 二重構造になっているドラマとして十分楽しめるが森田芳光の作品としてはまだまだ不満足。 (chokobo) | [投票] |