コメンテータ
ランキング
HELP

日野道夫の映画ファンのコメント

春の夢(1960/日) 忘れるものか(1968/日) 泣かせるぜ(1965/日) 濡れた壺(1976/日) 大人と子供のあいの子だい(1961/日) 七人の刑事 終着駅の女(1965/日) けんかえれじい(1966/日) 刺青一代(1965/日) 河内カルメン(1966/日) アリバイ(1963/日) 日本列島(1965/日) 密会(1959/日) 帝銀事件 死刑囚(1964/日) 元祖大四畳半大物語(1980/日) どですかでん(1970/日) 石合戦(1955/日)が好きな人ファンを表示する

帝銀事件 死刑囚(1964/日)************

★5アメリカ恐るべし。井上昭文の記者が素晴らしい。こんな格好いい文屋の連中は、本邦からもういなくなったのだろう。 [review] (寒山拾得)[投票]
★3事件の顛末を一気に語る前半が圧倒的に面白いのだが、平沢登場あたりから勢いが減速し法廷場面で映画が停滞、平沢と娘の顛末は陳腐に堕する。つまりは、事件に対する立ち位置が、客観から主観へと移るにつれて技法で思いが制御できなくなっているということ。 (ぽんしゅう)[投票]
★5米国に保護された政府に保護されている資本家に雇われた新聞記者達によって担がれる御輿。その御輿の中にある事件と平沢という男、それをとりまく主役無き空虚な祭り。歴史を検証していくうえで、さらにその事に対し自分なりに思ったことを述べるのに映像を用いなければいけないという制約が付いた状況で、打破し、進み、完成しきった熊井啓の思いっきりの良さ。無条件降伏です。 [review] (ジャイアント白田)[投票(2)]
★4抜群に面白い。犯行・捜査・公判シーンを盛り上げる様々な創意工夫に才気と情熱が漲っている。反面、家族間・恋人同士のドラマは陳腐極まるがこれは現在に至るこの監督の個性であるからして気にしないのが吉。 (町田)[投票(1)]