★5 | 恋と官能とロマンスの王国 そしてそこに君臨する女王が二人? [review] (ボイス母) | [投票(11)] |
★5 | ああ、この世の中は・・・ [review] (KEI) | [投票] |
★5 | まず感動したのが 当時の商家のセットの素晴らしさ 衣装やメ−ク 髪型や着物の着付け 登場人物の所作や身のこなしの優美な美しさ。まるで浮世絵から抜き出てきたようなリアルな臨場感。それを映すカメラも最高。美術作品のような映画。 (ルクレ) | [投票(3)] |
★5 | 大島渚が『愛のコリーダ』で性愛の極致を描いたとするなら、溝口はこの作品で純愛の極致を描いた。素晴らしい傑作。ラストシーンは奇跡。 (太陽と戦慄) | [投票(3)] |
★4 | ラストのセリフはあり得ないくらいの蛇足だが作品全体の価値はそれを遥かに凌駕している。香川京子は本当によく頑張った! (赤い戦車) | [投票] |
★4 | いつの時代も“情け”が行動の基準になると話がドロドロになる。死んで花実が咲くものか。あぁ〜、いやだいやだ。分かっていても避けられない。こんな話を撮らせたら溝口建二の右に出る者なし。それを支える大映スタッフ陣の技術の高さに感嘆。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★5 | コメントするのさえ恐れ多い大傑作。溝口健二の映画の中で一本選べと言われたら(5秒迷って)やはりこの映画を選びます。宮川一夫のカメラ、長谷川一夫、香川京子の演技、どれもが比類なく素晴らしい。天才が最高の瞬間に撮った珠玉の一本です。 (若尾好き) | [投票(2)] |
★5 | セカチューより純愛。近松より近松。 [review] (ペペロンチーノ) | [投票(3)] |
★4 | 媚びに応じない長谷川一夫の中性性と女難を察せない無能力への苛立ちは、女難に気がついて逃れようとするあの俯瞰の坂道をスリラーの文法で捕捉する。男が逃れられないと悟ったとき、中性的鈍麻は性欲の猪突猛進にすり替わり破滅願望という文芸的帰結に至る (disjunctive) | [投票] |
★4 | 山腹から逃げる長谷川追う香川の驚異的なショットだけで満腹なのだが、他のミゾグチの傑作にはこんな長回しが一作に十もあったのを思えば、淡泊な印象は免れないだろう。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |