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梁石日の映画ファンのコメント

家族シネマ(1998/韓国) 夜を賭けて(2002/日=韓国) 月はどっちに出ている(1993/日) 闇の子供たち(2008/日) 血と骨(2004/日)が好きな人ファンを表示する

息もできない(2008/韓国)************

★4言い訳も依存もせずに、だが世界から決して逃げない視線を保持し続けてきた2人が、それでも苦しさに煩悶し、そのシンクロする生き様に唯一心を開き嗚咽する漢江のクライマックス。魂が震えた。ただ、以後が少々予定調和か。役者2人は唯一無二。 (けにろん)[投票(4)]
★4よほど幸福な家庭に育った方以外は、かなり身にしみる映画だと思いました [review] (TM(H19.1加入))[投票]
★5見ている方も息もできない。登場人物も、息もできない。その奥にある底辺の人物の生き様の美しさ。 (SUM)[投票]
★4まさに、息もできない。重苦しさから逃れられない。そして近年の韓国映画のレベルはかなり高い。 (あちこ)[投票]
★5男はつばをどこにでも吐く。言葉はすべてクソという表現を使う。いかにもチンピラ風情。しかもいつもキレている。オオカミが飢えている。遠吠えさえ聞こえてきそうだ。近づかない方がいいタイプ。そんな底辺に蠢いている男がこの映画の主人公だ。 [review] (セント)[投票(6)]
★4いったい人は、なぜ人を殴るのか。それが本能であるかのように、男は人を殴り続ける。男を駆り立てるものは、むろん理屈ではなく言いしれぬ怒りだ。その怒りに純粋な「人」の魂を感じ取る者たちがいる。そして唯一、「人」であることの自覚が暴力の歯止めとなる。 [review] (ぽんしゅう)[投票(5)]
★4憎悪と暴力と贖罪、或いは不条理の物語。もし僕たちがそれを「愛」と呼びたいならば、きっと許されるだろう。だが、それがいささかも意味も意義も無いことを、この映画はまさに描ききっている。 2010年7月16日シアターキノ [review] (ねこすけ)[投票]
★3えぐりこむように重いパンチを浴びせてくる。最近韓国映画を観るのがコワい。 (赤い戦車)[投票]
★5クソ野郎の連発に『息もできない』(2011/01/13) [review] (chokobo)[投票(1)]
★5やくざ者と気の強いお嬢さんのロマンス、幼気な子供と敵対する肉親、折り重なる不幸。これはもう伊藤大輔の昔の人情素浪人映画の世界。これを見事に現代に蘇らせている。 [review] (寒山拾得)[投票(1)]
★5皮肉にも、長幼の序を何よりも尊ぶ東アジアの国で偶然出会った、父親を「糞野郎」としか表現できない年の離れた二卵性双生児。ヤン・イクチュンはこの国に生きる理由を求めて足掻く。そして根無し草のブルースを口ずさみつつ愛を渇望する。 [review] (水那岐)[投票(6)]