斎藤武市の映画ファンのコメント
散歩する霊柩車(1964/日) |
霊柩車の運転手(渥美清)が言う。棺桶の蓋が開いていると“ジャキ”が入り込むと。「邪気」、それとも「邪鬼」だろうか?そうか、麻見(西村晃)と妻(春川ますみ)の「邪気」が世人たちの心の「邪鬼」を呼び起こすわけだ。よくできたブラック譚だなぁ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
主演の西村晃の素晴らしい芝居は勿論なのだが、チラッチラッと横目で西村を窺う渥美清のこの目の演技。あの細い目でコレをやられたら邦画ファンはイチコロです。文句なしの佳作、必ずトラウマになります。 (sawa:38) | [投票(1)] | |
サスペンスとブラックユーモアの按配が独特でこれが絶妙に決まっている。丹精に撮られた『ゴケミドロ』、優れた作家性を感じる。 [review] (寒山拾得) | [投票(1)] |