★4 | こういう言い方をすれば失礼かもしれないが、見ている間、昔見たイタリアのネオリアリズム映画を思い出していた。庶民の話である。どこにでもありそうな話である。そんな小さな、風が吹くと散っていきそうな話である。でも、 [review] (セント) | [投票(4)] |
★4 | 山田映画の総決算というか、二煎じというか毎度お馴染みというか。鉄郎は寅さんだし、小春の結婚はさくらさんの結婚と同じパターン。みどりの家は学校シリーズと同じ視点だ(だとしても悪いとは言わないが)。後、殊更いう事でもないが、 [review] (KEI) | [投票] |
★2 | 若い2人やホスピス周辺など多くの点描される脇キャラは相変わらず素晴らしいが、肝心の鶴瓶が可愛くないのが救いがたい。それを又今更の寅次郎のトレースとして出す山田には慢心した権威臭さえ感じた。シスコンのダメ男に向き合う覚悟の欠如。 (けにろん) | [投票(1)] |
★5 | 僕の隣に座った吉永小百合と同年代と思われる女性2人は、やれ「雪が降ってきたなぁ」とか、「あの人、めだかさんやなぁ」とか、観ればわかることをひとつひとつ口に出さずにはいられない人たちだったらしい。そして案の定、泣いたw そういう年代の人たちがメインターゲットの昭和的映画。いや、まったりとしたいい映画でしたよ。(2010.01.21試写会レヴュー) [review] (IN4MATION) | [投票(1)] |
★3 | 披露宴における業者の危機管理は頂けないし、医療従事者への蔑視と加瀬亮を讃える庶民主義も冷酷。しかし否定された技術職の冷淡さが、死神のように場慣れした小日向&石田夫婦のいささか猟奇的な迫力に昇華されたとき、映画は世間の価値観を超える。 [review] (disjunctive) | [投票(3)] |