★3 | 断崖(1941/米) | ジョニーも充分モンキーフェイスくん。こんな関係でも見えないところで愛は育まれていたということか。注目すべきは「どっちつかず」で半端なオチなのだが裏話もあるようだし返ってこっちのほうが面白かったりする。これぞ異色のミステリ。 [review] | [投票(1)] |
★4 | 見知らぬ乗客(1951/米) | ネタは平凡なんだがサイコ野郎を描かせたらヒッチコックの右に出る者は皆無だし、次々に飛び出るヒッチおもしろ映像には仰天してしまった。また、主要人物以外にも個性豊かな人間が多く確実にプロットを盛り上げていた。特に爺さんは→ [review] | [投票(3)] |
★3 | 間違えられた男(1956/米) | 秀逸な魅せ方には毎度のことながら唸ってしまうが、反面、事件そのものに軽い不快感を覚えてしまう。的を射た出来と言えばそれまでだが正直ヘコんだ。ヒッチコックは人間関係、男や女へ対する自身の考えを確立している。それは凄いことだ。 [review] | [投票(3)] |
★3 | 鳥(1963/米) | この映画、たしかに「流石!ヒッチコック」と思わせる場面が盛りだくさんだが、それ以上に脚本のエバン・ハンターのアイデアには脱帽。単純だけど、ストーリーの膨らませ方が素晴らしい。鳥!なのにね・・鳥だよ!笑 | [投票(1)] |
★5 | サイコ(1960/米) | 常に挑戦的な姿勢の演出は見事としか言い様がない。ヒッチコックの世界観が満載。ホラーが先行してしまいそうな雰囲気だが、ミステリな部分が実に面白い。ラスト10分は目が点になる・・。人間誰しも内なるものを抱えているのだ。 [review] | [投票(2)] |
★4 | バルカン超特急(1938/英) | お高く留まる列車ミステリーではなく、列車活劇ミステリーだったとは。まさかの展開の連続こそ「映画」なんだな。爽快感を伴った「娯楽」は一級品。大胆にも色んなジャンルを組み込んでいるが、舞台的なユーモアのおかげで大成功している [review] | [投票(3)] |
★3 | ロープ(1948/米) | 頭のキレる男のようで、まるでキレてないブランドン。殺害後にパーティーを開くことは凄く挑戦的だけれど。途中から彼の心理を読み取るのに苦労する。「俺は賢い」と自称してるのは笑えるが。そんなブランドンを考察する映画。(あ、違う。笑) [review] | [投票] |