★4 | 「君がどこまで堕ちるのか心配だ」。心情を語ることを放棄した男との共闘を決意した女には、この常人の代表者たる弁護士の言葉に、常識という名のおごり以外何も見い出せなかっただろう。京子の愛は、愛ではない。少なくとも、決して男に対する恋愛などではない。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★5 | カッティングの映画。勿論、カッティングの映画と云っても何をどう撮ったのか、繋ぎ合せる画面と不可分な上での物云いなのだが、しかし、例えば小池栄子、仲村トオル、篠田三郎の会話シーンの切り返しの素晴らしさ。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★4 | 小池栄子の怪演が見もの。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 小池栄子の全ての台詞が素晴らしく、非常に心を揺さぶられた。冷静に考えれば気がふれているとしか思えない、このヒロインの行動に圧倒的な説得力を感じるのはなぜだろうか? (太陽と戦慄) | [投票] |
★4 | 会話劇だが、そこで交わされているのは本質的には対話とは言い難い。主なる登場人物達の言葉は結局、一方通行で相手を変容させることが出来ない。独話が交錯するだけの物語であり映画。だがその不穏な各人の孤絶には、何かしらひきつけられる真実がある。 (鷂) | [投票(3)] |
★3 | 生きてて楽しくなさそう、と思われることのつらさを主人公が吐き捨てるところがなかなか新しいと思う。 (kenichi) | [投票(1)] |
★4 | 『接吻』の意味が予想に反して、最後に見せる。良く練られた映画でした。
[review] (chokobo) | [投票] |