★5 | 個人の意志で体制と対峙することは比較的たやすいが、体制を変革するには集団としての運動が必要となる。ひとたび個人が集合体の一部と化した瞬間から、その集団が新たな体制となる矛盾。空虚なアジ演説の前に呆然と立ち尽くす若者達。やり場のない虚しさよ。 [review] (ぽんしゅう) | [投票(6)] |
★3 | ただならぬ緊張感が醸成されていて良し、と評する方も多いが、私は粗製品を見せられている気がする。科白をトチって「やべぇ」という顔をする俳優は見たくないし、移動撮影でガタガタするのも好きじゃない。 [review] (ゑぎ) | [投票] |
★5 | 激しい怒りの映画。荒削りな長回し撮影と役者の生々しい演技は圧巻。なんつったって佐藤慶が台詞トチったあと「しまった!」って顔してるんだもの!! (太陽と戦慄) | [投票(6)] |
★4 | 反体制闘争を描くに製作も制約を逆手に取った体制打破気分を横溢させるいう前代未聞の戦略。大島の空気を読む山師才能が全開。2世代の闘争の総括が呈示されたとも思えぬが吉沢京夫の空疎なアジテーションは或る意味50年後を予見していたかもだ。 (けにろん) | [投票(2)] |
★5 | 大島渚の映画って、その時代とともに体験しないと威力半減しますね。個人的にはスゲーなあと思います。 [review] (chokobo) | [投票(2)] |