★4 | アメリカの公民権運動の大まかな流れをおさらいできる。史実を、再現したというより、うまく再編した印象。 [review] (G31) | [投票(1)] |
★4 | 『フォレスト・ガンプ』が(たぶん敢えて)避けた話題をしっかり映像化してくれた。 [review] (甘崎庵) | [投票] |
★4 | 黒人運動をもっと深く描くべきだとか、結局上滑りかという気もするが、これはこれで素直な良作だと思う。ウィティカーはいつも通り役になりきって好演。奥さん役のO・ウィンフリーが意外と良かった(なんでも出来る人!)。好きなA・リックマンの確かな演技が見れた。 (KEI) | [投票] |
★4 | 草が生い茂った農園。懐中時計。バッジ。或いは人物各々の成長したり年老いてゆく様。そうした諸々の物が時の経過を実感させ、和解や別れの感情を引き立てる。黒人の肌の黒さを強調するかのような濃厚な光の扱いは、時折イーストウッドの域にも迫る。本作には激動の時代を生き抜いた家族の息遣いが、確かに根付いていた。 (赤い戦車) | [投票] |
★4 | 主人公の人物造形が素晴らしい。重く辛い歴史の積み重ねで苦節ありながらも希望がある。素敵な人。今のアメリカにも、改めて真っ直ぐにがんばってもらいたくなるね。 (あちこ) | [投票] |
★4 | 邦題の「の涙」は邪魔だ。セシルはあくまでもホワイトハウスの執事。あくまで「執事としての視点」で大統領を見ているのには感心したが、もう15分長くして・・・。 [review] (プロキオン14) | [投票] |
★3 | 大統領の執事の目を通した黒人の歴史ともいえるのだろうけど、実はリー・ダニエルズお得意の父と息子の葛藤。時を経るにつ入れ変わっていくお互いへの理解と心情を、構図とアップでとらえた。 [review] (jollyjoker) | [投票(1)] |
★3 | 所詮は執事の垣間見たそっくりさんショーレベルの物語で、米近代史の隠された裏面というほどのものはないし、ダニエルズらしい毒気も封印されている。しかし、ウィテカーの絞った体躯での洗練された所作が最高ランクの職能を体現し随所で心地よい。 (けにろん) | [投票(1)] |
★3 | 冒頭の綿畑事件が衝撃的で、黒人がいかに人間扱いされていなかったこと、北部と南部でまさに思想の相違があったこと。それにしてもレストラン黒人席があったことは知ってはいたが、現実に映像で見ると、そこまでとは、、。
[review] (セント) | [投票(1)] |
★3 | 良質のエンタテインメントだが、俺の観るかぎりでは「執事の『涙』」と銘打つに相応しいセンチメンタルな作品だった。さもなくば、一時なりとも極左「ブラックパンサー」に全幅の理解を示した人物が、あんな煮え切らない現大統領で満ち足りるものだろうか。もはやネグロイドであればいい時代でない以上、この大団円は茶番だ。 (水那岐) | [投票] |