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反逆児 (1961/日)
[Drama]
監督 | 伊藤大輔 |
脚本 | 伊藤大輔 |
原作 | 大佛次郎 |
撮影 | 坪井誠 |
美術 | 桂長四郎 |
音楽 | 伊福部昭 |
出演 | 中村錦之助 / 岩崎加根子 / 杉村春子 / 佐野周二 / 桜町弘子 / 北沢典子 / 安井昌二 / 河原崎長一郎 / 片岡栄二郎 / 河野秋武 / 原健策 / 香川良介 / 風見章子 / 松浦築枝 / 喜多川千鶴 / 三津田健 / 明石潮 / 進藤英太郎 / 東千代之介 / 月形龍之介 |
あらすじ | 徳川家康(佐野周二)の嫡子である信康(中村錦之助)は、武田軍を撃破して武勇を轟かす。織田信長(月形龍之介)の娘・徳姫(岩崎加根子)を妻に迎え、彼の人生は順風満帆に思えた。しかし、彼には呪われた血が流れていた!信長に滅ぼされた今川義元の娘である母・築山御前(杉村春子)は、憎き男の娘である嫁を受け入れず、あろうことか武田方と内通して織田家を滅ぼすことを企んでいた。気位が高い妻と、独占欲の強い母との板挟みに悩む信康は、花売りの娘しの(桜町弘子)を見初め一度だけ寵愛を授けた。それを知った築山御前は、そのことを徳姫と信康の間を引き裂くことに利用するのだった・・・。(東映/110分) [more] (AONI) | [投票] |
これは伊藤大輔の渾身の気合いが感じられる全編に亘って緊迫感溢れる映画。とにかく杉村春子演じる築山御前の悪女ぶりが圧倒的で、日本映画史上でも黒澤『蜘蛛巣城』の山田五十鈴と並ぶ鬼女演技だ。 [review] (ゑぎ) | [投票(2)] | |
『総長賭博』もかくやのロジカル構築で繰り広げられるのっぴきならない相剋の展開。嫁姑の狭間で翻弄され怒濤の如くに転げ堕ちる錦之助には涙を禁じ得なかった。大芝居と腹芸のぶつかり合いの中、信長(月形)・秀吉(原)コンビが後方で締める。 (けにろん) | [投票] | |
だっ誰か、早く錦ちゃんを楽にしてあげてー! ギリシャ悲劇のような運命的で格調高い戦国「嫁vs.姑」地獄絵巻。 兎にも角にも杉村春子。 [review] (AONI) | [投票(2)] | |
家康の佐野周二をもっと掘り下げてほしかった。主役を間違えていると思う。 [review] (寒山拾得) | [投票] | |
権謀術数の道具に甘んじる女(杉村春子、岩崎加根子)たちは、その理屈と力を怨念や嫉妬という情念で撹乱する。立ち居地をかき乱された家康(佐野周二)が理屈と力で断ち切ったのは、自らの血縁と女たちと信康(中村錦之助)の情念という悲劇。 (ぽんしゅう) | [投票] | |
当時流行った「武士道残酷もの」の一環ということなのだろうが、爽やかな人物が人っ子一人いないってのは見ていて息苦しい。 [review] (町田) | [投票] |
Ratings
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計 | 15人 | 平均 | (* = 1)
POV
堂々?日本史 (アルシュ) | [投票(16)] | 「藝術祭」受賞作一覧 (寒山拾得) | [投票(4)] |
大殺陣 東映ハードボイルド時代劇 (町田) | [投票] |
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