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黒の報告書 (1963/)

[Thriller]
監督増村保造
脚本石松愛弘
原作佐賀潜
撮影中川芳久
美術間野重雄
音楽池野成
出演宇津井健 / 叶順子 / 神山繁 / 高松英郎 / 近藤美恵子 / 小沢栄太郎 / 殿山泰司 / 中条静夫 / 見明凡太郎 / 潮万太郎 / 仲村隆 / 上田吉二郎 / 小山内淳 / 花布辰男 / 早川雄三
あらすじ富士山食品社長殺人事件が発生。凶器はツボ。第一発見者は息子(仲村隆)。城戸検事(宇津井健)の息子への聞き込みで容疑者として社長夫人のみゆき(近藤美恵子)が浮上。みゆき夫人に聞き込むと、「あの女ね!キー!」と恨めしく社長秘書兼愛人の片岡綾子(叶順子)の存在が浮上。即座に綾子に聞き込むと「奥さんとアイツよ!仇を討ってよ!」と更に人見十郎(神山繁)の存在が浮上。凶器のツボに着いていた指紋の結果、この人見の指紋が見つかって、城戸は「へっ、チョロイぜ!」と、意気揚揚と人見の尋問を始める。んー、テンポいいねぇ。俺はやるぜ!と城戸は正義に燃えるのだったが、そこに不敵な笑みを浮かべて弁護士・山室(小沢栄太郎)が登場。 (ピロちゃんきゅ〜)[投票]
Comments
全8 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★4裁判シーンの人の配置や見え方や複数の人間の顔や仕草が計算し尽されていて演出の面白さにやられる。 [review] (t3b)[投票]
★4検察と弁護人の対比や裁判の緻密な描写など、この頃にしてこのリアル志向には少し驚きを隠せない。これを見る以前は『事件』が最高の法廷劇だと思っていたが、この作品も推したい。 (TOMIMORI)[投票]
★4幅と奥行きを計算しつくし、シネスコサイズに重層的に詰め込まれた被写体が醸す密な空気が素晴しい。圧迫感という枷があってこそ、宇津井と小沢の見えざる攻防、その土俵で翻弄される叶の揺らぎに息苦しさが漂う。枷の外に殿山だけがいるように見えるのも面白い。 (ぽんしゅう)[投票]
★4さすが増村保造、これは良く出来ている。まず弁護士を演じる小沢栄太郎の悪役造型を真っ先にあげるべきだろう。また本作の叶順子の変転には納得性があるし、彼女のキャラクターによく合っている。 [review] (ゑぎ)[投票]
★4「青森だ!」「ガガーン!」って、おい!そこまでショック受けるんかいな!と、どうでもいい所をツッコんでおく。 [review] (ピロちゃんきゅ〜)[投票]
★3増村らしいシビアな話だね。ただ義憤に駆られる主人公とは別に、こちらがどうも冷めた目で見てしまうのは、やっぱり演出が弱いせいかな。[Video] (Yasu)[投票(1)]
★3自白ありきの強引で偉そうな宇津井健のやり方に疑問を覚えていたので、むしろ小沢栄太郎を応援。老獪なキレ者でヒールとしての魅力が満載。絶妙な所で切るシニカルなラストが秀逸。 (パピヨン)[投票]
★2物語が検察内の出世物語に収まる小ささは設定の土台が腐っており物悲しい(含『妻は告白する』のネタバレ)。 [review] (寒山拾得)[投票]
Ratings
5点1人*
4点11人***********
3点7人*******
2点2人**
1点0人
21人平均 ★3.5(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
むかし殿山、いま柄本。 (ぽんしゅう)[投票(4)]大映のシリーズ ()[投票(3)]
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