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ガブリエルアン・カットグラさんのあらすじ: 更新順

★3ホッファ(1992/米)1930年代…不況下のアメリカ。トラック運転手のボビー(ダニー・デビート)は、組合運動家のホッファ(ジャック・ニコルソン)との接触が会社に知られ仕事をクビになり、やむなく彼の運動に身を投じる。…その卓越したカリスマ性と指導力で、やがてホッファは180万人規模の組合員を指揮するまでに至り、時の権力者ケネディ兄弟に比肩し得る力を手にする。だが、マフィアとの癒着や組合積立資金の不正流用など、彼の周囲には常に疑惑が渦巻いていた…。実在の人物ジミー・ホッファの人生を、一部憶測を含めて描く社会派伝記ドラマ。(本篇140分:1992年アカデミー撮影賞(スティーブン・H・ブラム)&メイクアップ賞ノミネート作品)[投票]
★3蒼い記憶(1995/米)舞台は現代アメリカ・テキサス。母親が再婚するとの報せを受けて、久しぶりに帰郷したマイケル(ピーター・ギャラガー)は、そこでかつての妻レイチェル(アリソン・エリオット)と再会する。多額の借金もろとも自分を棄ててしまったマイケルのことをレイチェルは怨んでおり、彼女は酒場を経営する地元のチンピラとの結婚を考えていたのだが、マイケルは再び彼女に接近する。…やがてマイケルは義父の紹介で、現金輸送を請け負う警備会社に就職するのだが…。スティーブン・ソダーバーグ監督が手掛けた、ミステリー・サスペンス。(本篇99分)[投票]
★3Mogura(1996/日)「始めて下さい。あなたの音に耳を傾けます。それは、不幸な僕に相応しいソナタです…」…舞台は現代の東京。将来に絶望し、全てに逆らって自分を閉じ込めてしまった男(杉本哲太)がいた。自分の背丈ほどもあるケースを抱え、頑なに音楽のみに生きる孤独な女チェリスト(渡辺真起子)がいた。…やがて、ふたりは出会う…。高村薫の原作を、『トカレフ』・『南京の基督』の映画音楽家梅林茂が初監督作として手掛けた、異色ラブストーリー。(本篇69分)[投票(1)]
★3唇からナイフ(1966/英)舞台は現代オランダ・アムステルダム。石油採掘権と引き換えに中東の小国に贈呈する予定である5000万ポンド相当のダイヤモンドが何者かに狙われている…との情報を掴んだ英国政府は、女義賊モデスティ・ブレイズ(モニカ・ビッティ)にその警護を依頼する。相棒ウィリー(テレンス・スタンプ)と共に行動を開始した彼女は、やがてダイヤを狙っているのは宿敵ガブリエル(ダーク・ボガード)とその一味であることを突き止めるのだが…。名匠ジョセフ・ロージー監督が手掛けた、スパイ・アクション(?)。(本篇120分)[投票]
★2死の接吻(1995/米)舞台は現代アメリカ。元犯罪者で今は更生した男ジミー(デビッド・カルーソ)は、昔の仲間の頼みを断りきれずに、ギャングのリトル・ジュニア(ニコラス・ケイジ)の仕事(盗品自動車の輸送)を引き受ける。だがそれは失敗…ジミーは投獄されてしまい、さらに妻のベヴ(ヘレン・ハント)は失意の内に交通事故死してしまう。…それから三年後、釈放されたジミーにハート刑事(サミュエル・L・ジャクソン)らがジュニア逮捕の為の囮捜査に協力しろと迫るのだが…。1947年製作の同名作品をリメイクしたクライム・ドラマ。(本篇101分)[投票]
★3ハイランダー3/超戦士大決戦(1994/英=カナダ=仏)16世紀の日本。ハイランダー(首をはねられない限り死なない、不老不死の戦士)・ケイン(マリオ・バン・ピーブルズ)は、妖術師ナカノを殺して彼の術を手中にしたものの、ナカノの洞窟の崩壊に巻き込まれてしまう。…そして400年後の現代。洞窟から甦ったケインは、かつてナカノに師事していたハイランダー・マクラウド(クリストファー・ランバート)の命を奪うべく行動を開始する。時を同じくしてケインの復活を知ったマクラウドは、かつての決戦の地・ニューヨークへと再び向かうのだった…。不老不死の運命を背負い戦い続けるハイランダーの姿を描いた、シリーズ第3弾。(本篇100分)[投票(1)]
★2ハイランダー2 甦る戦士(1991/英=仏)西暦2024年…オゾン層の破壊された地球。元ハイランダー(首をはねられない限り死なない、不老不死の戦士)・マクラウド(クリストファー・ランバート)は、太陽光を遮るシールドを建造し、地上の人々を守っていた。…「あの戦い」の褒章として、不老不死の運命から解放されていた老マクラウドだったが…500年前、彼が師・ラミレス(ショーン・コネリー)と共に反乱を起こし追放された悪の惑星ザイストからの刺客を迎えることになる…。傑作SFアクション『ハイランダー 悪魔の戦士』の続編。(本篇90分)[投票]
★3河童(1994/日)舞台は現代日本。10年ぶりに帰国し個展を開いた戦場カメラマンの鈴森雄太(藤竜也)は、かつて自分が棄てた息子・勇(原田龍二)に会場でなじられる内に倒れてしまう。戦場で受けた傷が身体を蝕んでいたのだ。…やがて病院のベッドで目を覚ました雄太は、傍らの勇に向かって奇妙な物語を語り出す…「俺は、河童を見た」と…。それは昭和28年、河童の言い伝えが古くから残っている、とある田舎の村での夏の出来事だった…。米米CLUB主宰の石井竜也が初めてメガフォンをとった、ノスタルジックなSFファンタジー。(本篇118分:1994年日本アカデミー音楽賞(金子隆博)ノミネート作品)[投票]
★2ラスト・タイクーン(1976/米)舞台は20世紀中頃の米・ハリウッド。大手映画製作所に勤めるスター(ロバート・デ・ニーロ)は、数々のヒット作を手掛けた敏腕プロデューサーだが、最近は興行性を無視した芸術志向の作品を重視するようになり、そのことで撮影所所長のパット(ロバート・ミッチャム)ら周囲との関係がぎくしゃくし始めていた。…ある夜、撮影所で偶然見かけた若い女性キャサリンに亡き妻の面影を見たスターは、彼女に接近するのだが…。フランシス・スコット・フィッツジェラルドの未完小説を豪華キャストで映画化。エリア・カザン監督は今作品を最後に映画界を引退している。(本篇112分:1976年アカデミー美術監督・装置賞ノミネート作品)[投票]
★3デュエリスト 決闘者(1977/英)西暦1800年の仏・ストラスブール。私闘で市長の甥に重傷を負わせた軍人・フェロー中尉(ハーベイ・カイテル)に謹慎の命を言い渡すように命令されたデュベール中尉(キース・キャラダイン)。フェローがさる貴婦人のパーティに居合わせたところを捕まえるのだが、そのことで彼の逆上を買い、決闘を申し込まれてしまう。…辛くも勝利を収めたデュベールだったが、偏執的なフェローはその後もたびたび彼に決闘を挑む…。ナポレオン軍の盛衰を背景に、果てしない決闘を続けるふたりの男の姿を描いた、リドリー・スコットの監督デビュー作。(本篇101分:1977年カンヌ国際映画祭新人監督賞(リドリー・スコット)受賞作品)[投票]
★4エバースマイル、ニュージャージー(1989/英=アルゼンチン)舞台は現代の南米・パタゴニア。エバースマイル財団(在:米ニュージャージー)の命を受け、巡回歯科医のファーガス(ダニエル・デイ・ルイス)は、バイクで世界中を旅しながら虫歯撲滅のため日夜奮闘していた。ある町で偶然知り合い、自分の結婚式を放り出してついてきた少女エステラ(ミリャナ・ヤコビッチ)を助手にして旅を続けるファーガスであったが、彼のあまりに過剰すぎる虫歯への情熱に周囲の人々は面食らうばかりだった…。ちょっとズレてるファンタスティックな歯科医と少女の珍道中を描いた、一風変わったロード・ムービー。(本篇92分)[投票(1)]
★3友は風の彼方に(1986/香港)舞台は現代の香港。宝石強盗団を密かに内偵していた潜入捜査官が殺害された。事件を捜査するクウォン警部は、彼の後釜として、潜入捜査官でもあり、また彼の甥でもあるチョウ(チョウ・ユンファ)に任務を依頼する。だがチョウは、かつて潜入捜査で親友になってしまった犯罪者を裏切り、彼を殺してしまったという罪悪感に今なお苦しんでいた。…強盗団に潜入したチョウは、しかし組織の幹部フーから厚く信頼されてしまう…。あの『レザボア・ドッグス』の原型となった作品として有名な、クライム・ドラマ。(本篇105分)[投票]
★5ブルベイカー(1980/米)舞台は現代アメリカ・ウェイクフィールド刑務所。看守を置かず、一部の模範囚達が他の囚人を監視する自治制で成り立つこの刑務所は、しかし暴力と賄賂に支配された腐敗の世界だった。囚人達の食料の横流しや不当労働が横行し、私腹を肥やす「模範囚」達とそのおこぼれにあずかる所長らスタッフ…囚人に身をやつし、これらの状況を目の当たりにした新所長・ブルベイカー(ロバート・レッドフォード)は刑務所の改革に乗り出すのだが…。『暴力脱獄』の名匠スチュアート・ローゼンバーグ監督が手掛けた、骨太の社会派ドラマ。(本篇131分:1980年アカデミー脚本賞(W・D・リクター / アーサー・A・ロス)ノミネート作品)[投票]
★5奥様は魔女(1944/米)昔々…恋人に密告され、父と共に火あぶりの末封印された魔女…それが現代アメリカに雷鳴と共に炎の中から甦った!魔女ジェニファー(ベロニカ・レイク)は、さっそく積年の恨みを晴らさんと、かつての恋人の子孫で現在結婚と知事選挙を同時に控えている男ウォーレス(フレデリック・マーチ)へと接近する。だが彼に飲ませるはずの惚れ薬を手違いで自分が飲んでしまい、彼女は花嫁を押しのけてウォーレスと結婚してしまう…。フランスの巨匠ルネ・クレール監督が茶目っ気たっぷりに描く、とってもきゅ〜となロマンチック・コメディ。(本篇74分:1942年アカデミー作曲賞&劇・喜劇映画音楽賞(ロイ・ウェッブ)ノミネート作品)[投票(2)]
★4トム・ジョーンズの華麗な冒険(1963/英)舞台は18世紀のイギリス。地方の大地主の元に捨てられた赤ん坊は、やがて天衣無縫・魅力全開・おまけに精力旺盛の青年トム・ジョーンズ(アルバート・フィニー)へと成長する。…隣家の令嬢ソフィー(スザンナ・ヨーク)から密かに慕われるトムであったが、彼の従兄弟と彼女の縁談話が持ち上がった際に事が露見…トムは勘当の憂き目に。…やむなくトムは独りロンドンへと旅立つのだが、ソフィーが彼の後を追いかけて家を飛び出してしまう…。快男児の華麗なる恋の冒険を豪快に描く、痛快ドタバタコメディ。(本篇123分:1963年アカデミー作品賞・監督賞・脚色賞(ジョン・オズボーン)・作曲賞(ジョン・アディソン)受賞作品)[投票(1)]
★5大列車強盗(1903/米)西部開拓時代のアメリカ。列車強盗の一団が鉄道事務局を急襲…事務員に偽電報を無理矢理打たせる。電報を受け、給水場に止まっていた列車を襲い、金を奪って逃走する一味。一方、縛られていた駅員は強盗に入られたことを酒場の者たちに伝え、追跡を開始する…。映画史上初めて本格的なストーリーを用いた西部劇。衝撃的なラストシーンを目の当たりにした観客達は我先に劇場から逃げ出したと言う。(本篇9分)[投票]
★5ギルダ(1946/米)第二次大戦末期のブエノスアイレス。イカサマ賭博で日銭を稼ぐ流れ者のジョニー(グレン・フォード)は、その腕を見込まれ、違法カジノのオーナー・マンスン(ジョージ・マクレディ)の片腕となる。みるみる頭角を表わしマンスンの信頼を得ていくジョニーだったが、マンスンの若い妻ギルダ(リタ・ヘイワース)は彼がかつて棄てた女だった…。「稀代の妖花」リタ・ヘイワースの名を決定づけた、暗黒の愛憎劇。映画史に残る名シーン「グローブ・ストリップ」が登場するのはこの作品である。(本篇110分)[投票]
★3パラダイン夫人の恋(1947/米)舞台は「近い過去」のロンドン。貴婦人のパラダイン夫人(アリダ・バリ)が夫・パラダイン大佐を毒殺したとの容疑で逮捕される。弁護を担当することになった敏腕弁護士のキーン(グレゴリー・ペック)は、次第に美しくミステリアスな夫人の魅力に心を強く惹かれるようになる。だが夫人にはいかがわしい過去を送ってきたとの噂が絶えず、また彼女自身も何故ゆえか事件の全てをキーンに語ろうとはしなかった。…やがて裁判が始まるだが…。アルフレッド・ヒッチコック監督が手掛けた法廷ミステリー。(本篇114分:1947年アカデミー助演女優賞(エセル・バリモア)ノミネート作品)[投票]
★3ヴィドック(2001/仏)1830年・七月革命前夜のパリ。「名探偵ヴィドック(ジェラール・ドパルデュー)死す!」と報じた号外が巷を駆け巡った。青年伝記作家エチエンヌ(ギョーム・カネ)は彼の死の真相を探るべく調査を開始する。生前ヴィドックは稲妻を巧妙に用いた連続殺人事件を捜査中だったのだが、その彼の前に全身黒づくめで鏡の仮面をした謎の怪人が立ちはだかり…。怪盗から警察官、さらに探偵となった、フランスに実在した英雄ヴィドックと連続殺人犯の対決を、『ロスト・チルドレン』・『エイリアン4』の映像クリエイター・ピトフが長編初監督作として手掛けたゴシック・ミステリー・ロマン。(本篇98分)[投票(1)]
★4舞台恐怖症(1950/英=米)舞台は現代のイギリス。舞台ミュージカルスター・シャーロット(マレーネ・ディートリヒ)の夫が殺害された。現場に居合わせたところを目撃された彼女の熱烈なファン・ジョナサン(リチャード・トッド)に容疑が向けられる中、彼をかくまった女友達の駆け出し女優イブ(ジェーン・ワイマン)。父親(アラステア・シム)の助言を受け、事件の背後には何かが隠されていると感じた彼女は、臨時の付き人となってシャーロットに接近するのだが…。名匠アルフレッド・ヒッチコック監督が手掛けた、サスペンス・ミステリー。(本篇110分:日本劇場未公開作品)[投票]