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Yasuさんのあらすじ: 更新順

★3ミニー&モスコウィッツ(1971/米)ミニー・ムーア(ジーナ・ローランズ)はLAの美術館に勤める40歳独身。妻子ある男(ジョン・カサヴェテス)と先の見えない付き合いを続けている。シーモア・モスコウィッツ(シーモア・カッセル)はヒッピーくずれのような男。変化を求めてNYからやってきたばかりだが、駐車場係の仕事くらいにしかありつけない。ある日、ある偶然によって出会ったそんな2人。住む世界のまるで違うミニーとシーモアの将来はいったいどうなる? [114分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★3キス!キス!キッス!(1964/仏=伊)タイトル通り「キス」をテーマにした5話オムニバス作品。「夏のキス (Baiser d'ete)」休日に仲間たちと乗ったヨットから一緒に降りることになった青年と人妻の半日間。「ユダのキス (Baiser de Judas)」宝石店強盗の男と彼に関わる2人の女。「夜のキス (Baiser du soir)」パーティで出会った美女とキスできるかどうか賭ける2人の男。「16歳のキス (Baiser de 16 ans)」両親が留守の間に女の子と家で遊ぼうと、仲間とつるんでナンパに励む少年。「親愛なるキス (Cher baiser)」パリを発とうとしていた男とパリにやってきた女が駅で出会う。[97分/モノクロ/アメリカンヴィスタ][投票]
★3キューバの恋人(1969/日=キューバ)キューバ革命10周年に沸く首都・ハバナ。休暇をとって上陸した日本人船員のアキラ(津川雅彦)は、街でマルシア(ジュリー・プラセンシア)という若い女性と出会う。彼女に一目惚れし、盛んに言い寄るアキラだが、マルシアは「私にはやることがある」と素っ気無い。彼女はチェ・ゲバラを信奉する女民兵で、革命を広めるべくゲリラとして外国に出ようとしていたのだった。彼女を追って旅に出たアキラは、その途上でこの国の革命の歴史をつぶさに観察する。[101分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★3プッシーキャッツ(2001/米)ジョージー(レイチェル・リー・クック)・メロディ(タラ・リード)・ヴァル(ロザリオ・ドーソン)は、田舎町にくすぶるガールズバンド「Josie & the Pussycats」のメンバー。人気絶頂のグループ「DuJour」をTVで見ては気分を悪くする3人だが、何とその「DuJour」が飛行機事故に遭ってしまった。そして、彼らの後釜を探して町にやってきた、業界大手「メガレコード」のプロデューサー・ワイアット(アラン・カミング)の目に止まった3人は、あれよあれよと言う間にデビューを果たす。しかし、ある巨大な陰謀がその裏に隠れていることを、3人はまだ知らなかった…。[98分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★3ションヤンの酒家〈みせ〉(2002/中国)中国・長江流域の地方都市。開発の波が押し寄せつつある旧市街に、ションヤン(双揚、タオ・ホン)は暮らしている。離婚歴がある美人の彼女が切り盛りする食堂は、いつも彼女目当ての客が通ってくる。そんなションヤンは毎日彼らの相手をする一方で、麻薬中毒の弟、人に貸したきりのままになってしまった家、食堂がある地区の再開発計画など、悩みごとをいくつも抱えていた。それでも、あるときは大胆に、あるときは狡猾に、物事を進めていく彼女であった。日々懸命に、ションヤンはこの街で生きている。[106分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★469 sixty nine(2004/日)1969年、長崎・佐世保。高校生のケン(妻夫木聡)とアダマ(安藤政信)は学校の屋上で妄想を繰り広げている。「アメリカで大流行ちゅう“フェスティバル”ばやってみらんね?」「フェスティバルて何ばすっと?」「学園のアイドル、レディ・ジェーン(太田莉菜)と俺の主演映画に決まっちゃろうもん?」「ばってん、8ミリカメラなんてどがんして調達すっとね?」「長崎大の全共闘の兄ちゃんから借りたらよか、そん代わり、こん学校ばバリ封すっぞ!」「ばりふう?」「バリケード封鎖たい!」[113分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]
★3パピヨンの贈りもの(2002/仏)都会のアパートで気ままな一人暮らしを送る老人・ジュリアン(ミシェル・セロー)は、蝶のコレクションが趣味。幻の蝶といわれる「イザベル」を捕りに出かける計画を立てている。一方、彼の部屋の階下に住む少女・エルザ(クレール・ブアニッシュ)は、シングルマザーの母親の仕事が忙しく、いつも独りぼっち。ふとしたことでジュリアンと知り合ったエルザは、ある日「イザベル」採集に山へ出かけるジュリアンの車にこっそり乗り込む。予定外の道連れを疎ましく思うジュリアンだったが、山野を歩くうち二人の間には徐々に交流が芽生えていくのだった。[85分/カラー/ヴィスタ][投票]
★3キッチン・ストーリー(2003/ノルウェー=スウェーデン)1950年代、スウェーデンの研究機関「家庭研究所(HFI)」では、様々な調査によって家庭用品の規格を定める活動をしていた。その一環として、「独身男性の台所での行動パターン」を調べることになり、隣国・ノルウェーで調査が行われることになる。片田舎に暮らす老人・イザック(ヨアキム・カルメイヤー)のもとにも、HFI調査員のフォルケ(トーマス・ノールストローム)が派遣された。規則で会話などの交流を禁止された2人は、よそよそしい空気の中でお互いの観察を始めるのだったが…。[95分/カラー/ヴィスタ][投票]
★4アレクセイと泉(2002/日)旧ソ連・ベラルーシ共和国のブジシチェ村。180km離れたチェルノブイリ原発の事故で放射能を浴び、住民たちの大部分が立ち退いたこの村に、まったく汚染されていない泉があった。老人たちと村に留まる若者、アレクセイは言う。「これは100年の泉なんだ」。100年前に降った雨が、大地の奥深く浸透し、そして今湧き出ているのだという。この泉、そして泉とともに生きる村人たちの日々の営みを、本橋成一監督のまなざしがとらえる。[104分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★3俺らのペンギンブーツ(1992/フィンランド)トンガリ頭に長ーいつま先のブーツでおなじみのレニングラード・カウボーイズ。あのリーゼントにブーツを履いて生まれてきた赤ん坊が、成長して少年になり、そして大人になっていく。レニングラード・カウボーイズの歴史を、ナンシー・シナトラによるヒット曲「にくい貴方 ("These Boots Are Made For Walkin'")」のカヴァーで贈るプロモーション・ビデオ。[5分/カラー/スタンダード][投票]
★4ローラーとバイオリン(1960/露)バイオリンの得意な少年・サーシャ(イーゴリ・フォミチェンコ)はある日、いじめっ子たちから助けてもらったのが縁で、道路整備用のローラーに乗る青年労働者・セルゲイ(ウラジーミル・ザマンスキー)と出会う。お互い意気投合し、相手にバイオリンを聞かせたりローラーに乗せてやったりする二人、しかしサーシャが労働者と付き合うのを快く思わない厳格な母親(マリヤ・アドジュベイ)は、息子にセルゲイと会うことを禁止する…。国立映画大学の卒業製作作品として作られたアンドレイ・タルコフスキーの監督第1作。[46分/カラー/スタンダード][投票]
★3ブラザーフッド(2004/韓国)1950年のソウル。靴磨きをしながら、将来は靴屋を開くことを夢見る兄・ジンテ(チャン・ドンゴン)と、高校生の弟・ジンソク(ウォンビン)は、家族とともにつつましいながらも幸せな生活を送っていた。しかしその幸せは、突如勃発した朝鮮戦争によって引き裂かれる。徴用されたジンソクとそれを追って入隊したジンテは、家族と離れ離れになり、危険な前線地帯を転戦するようになった。「将来有望な弟を無事に帰したい」そう願うジンテが取るようになる行動は、やがて兄弟の間に亀裂と軋轢を生んでいく。[148分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(1)]
★3アンドレイ・ルブリョフ(1967/露)15世紀初頭のロシアで活躍したイコン(聖像画)画家、アンドレイ・ルブリョフの半生を二部構成で描いた作品。僧侶のアンドレイ(アナトーリ・ソロニーツィン)は修道院で学んだ絵画で身を立てようとしていた。しかし世間に出て、異民族の侵攻や疫病の流行、貴族の圧政に苦しむ民衆を目の当たりにした彼は、民衆への共感と自らの信仰との間で苦悩する。[182分/モノクロ/シネマスコープ] [more][投票(1)]
★4ハナのアフガンノート(2003/イラン)イランの映画監督サミラ・マフマルバフは、長く続いた戦乱から復興しつつあるアフガニスタンを舞台に映画を撮るべく、この地でキャスティングを開始する。しかしタリバン時代に映画が禁止されていたこの国では、一般人が映画に出ること自体抵抗があり、まして女性にとっては人生に関わるほどの問題であった。ヒロイン候補の女性に出演交渉をするマフマルバフ監督らのクルーは、遅々として進まないキャスティングに頭を悩ませる…。[73分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more][投票]
★3悲しき天使(1992/フィンランド)パリ、夜、エッフェル塔の見える街角。ロバを連れた男がひとり場末の酒場にやってくる。店の中ではレニングラード・カウボーイズが演奏中。「ロバお断り」の看板もお構いなしに男はロバの食事を用意する。それを見ているシンガーの女性。曲はなおも続く…。メアリー・ホプキンによる1968年のヒット曲「悲しき天使 ("Those Were The Days")」をカヴァーしたレニングラード・カウボーイズのプロモーション・ビデオ。[6分/モノクロ/スタンダード][投票]
★4オアシス(2002/韓国)ひき逃げで服役していたジョンドゥ(ソル・ギョング)が出所した。とりあえず兄夫婦の家に居候を始めるが、彼に関わりたくない家族には迷惑がられるばかり。被害者の遺族の家に挨拶に行けば、これから引っ越すからとけんもほろろに追い帰される。しかし、遺族が引き払っていったそのアパートには、脳性麻痺の娘・コンジュ(ムン・ソリ)がひとり残されていた。半ば閉じ込められたも同様の彼女に興味を覚えたジョンドゥは、折を見てアパートに通うようになり、やがてコンジュの方もそんな彼に心を開いていく…。[132分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★4最後の恋、初めての恋(2003/日=中国)自動車メーカーに勤める早瀬(渡部篤郎)は上海に転任になった。半年前、親友の運転する車の事故で婚約者を失っていた彼は、心の傷が癒えないまま赴任する。が、中国語研修で彼の教師となった女子大生・リン(ドン・ジエ)の姉・ミン(シュー・ジンレイ)との出会いが、早瀬の「止まっていた時間」を再び動かしはじめる。ミンが不治の病に冒されているという“秘密”を知らないまま…。[118分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★4スパニッシュ・アパートメント(2002/仏=スペイン)パリの大学生・グザヴィエ(ロマン・デュリス)は卒業を間近に控え、父親の友人の勧めで1年間のスペイン留学を決める。恋人(オドレイ・トトゥ)との辛い別れの後に到着したバルセロナでは、欧州各国からの留学生たち(セシル・ド・フランスケリー・ライリークリスティナ・ブロンドフェデリコ・ダナバーナビー・メッチュラートクリスチャン・パグ)とアパートをシェアして住むことに。さらに空港で知り合った医師(グザヴィエ・ドゥ・ギユボン)とその新妻(ジュディット・ゴドレーシュ)との付き合いも深まっていって、何だか楽しい予感。(で、勉強は!?)[122分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★321グラム(2003/米)人は死ぬ時、21グラムだけ体重が軽くなる。肉体から離れた魂、その重さが21グラムなのだという──。重い心臓病を患っている数学者・ポール(ショーン・ペン)、夫・2人の娘と幸せに暮らすクリスティーナ(ナオミ・ワッツ)、服役していた過去を神への信仰で乗り越えようとするジャック(ベニチオ・デル・トロ)。ある日起こったひとつの交通事故が、この3人の運命を変え、出会わないはずだった彼らを結び付ける。喪失感、罪悪感、そして欲望がお互いに入り交じる中で描き出される、彼ら3人の“魂の重さ”。アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督初の英語作品。[125分/カラー/シネマスコープ][投票(3)]
★4世界の中心で、愛をさけぶ(2004/日)ある台風の日。朔太郎(大沢たかお)の婚約者、律子(柴咲コウ)が姿を消した。彼女の行き先を突き止めた朔太郎は、自らの郷里でもある四国へと向かう。そこは、高校時代の朔太郎(森山未來)と、初恋の相手・アキ(長澤まさみ)との切ない想い出が残る場所だった。律子の行方を捜しながら、朔太郎はかつての日々を回想する。[138分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(2)]