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Yasuさんのあらすじ: 更新順

★3銀嶺の果て(1947/日)3人組の銀行強盗が北アルプス方面に逃走した。警察に追い詰められる犯人たちは雪の深い山奧へとなおも逃げていく。途中、雪崩で1人を失い2人組になった彼ら(志村喬三船敏郎)はどうにか山小屋にたどり着くが、そこに暮らす純朴な少女(若山セツコ)と登山家の青年(河野秋武)を前に、2人の心境には変化が訪れる。[89分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(1)]
★2バースディプレゼント(1995/日)24歳の誕生日、恋人から一方的に婚約を破棄されたスチュワーデスの秋子(和久井映見)は、パリへ傷心旅行に飛ぶ。セーヌ川の岸辺でたまたま彼女と出会ったツアーコンダクター・正吉(岸谷五朗)は、彼女の気を引くために自分はパリ在住の画家であると嘘をつき、「来年の誕生日、もし一人だったらセーヌ川で会いましょう」と約束して別れるのだった。が、やがて二人は帰国した日本でバッタリ再会してしまい…。同じく和久井映見岸谷五朗のコンビで大ヒットしたTVドラマ「妹よ」のスタッフが再結集して製作された。[投票]
★2アイ・ラヴ・フレンズ(2001/日)京都に住むろう者のカメラマン・美樹(忍足亜希子)は夫を早くに亡くし、息子の優太(落合扶樹)、義妹の遥(藤田朋子)と三人暮らしをしている。ある日美樹は、サクラソウの咲き乱れる野原で、柴田(萩原聖人)という青年と出会う。優太を介して彼と親しくなる美樹だが、やがて柴田の勤める会社の社長(田村高廣)から、彼が背負っている過去を聞かされる。それは、柴田がかつてその野原で交通事故を起こし、子どもを死なせたことがあるというものだった。京都市が映画製作費を助成する事業「京都シネメセナ」第2回作品にして、『アイ・ラヴ・ユー』に続く大澤豊監督・忍足亜希子コンビの第2作。[投票]
★4ジャンピング(1984/日)田舎道をスキップしながら歩く少女。やがてそのスキップはどんどん大きくなり、いつしかジャンプに変わって、森の中から大都会、また工場地帯から海へと、あちこちへどんどん飛んでいく。そして最後にジャンプした場所は…。手塚治虫の実験アニメーションの1本。ザグレブ国際アニメーション映画祭グランプリ受賞。[投票]
★3アメリ(2001/仏)アメリ(オドレイ・トトゥ)は学校へ行かなかったために、周囲の人との触れ合いを知らずに育った。大人になってモンマルトルのカフェで働くようになったアメリは、ある日部屋で見つけた古いおもちゃ箱を元の持ち主の手元にこっそり戻してやったことで、「周りの人を幸せにする」という楽しみを発見する。しかし人の世話に夢中なアメリは、自分の幸せということになるとてんで引っ込み思案。そしてある日、そんな彼女の前に現れたのは、証明写真のボックスに落ちている写真を集めている青年・ニノ(マチュー・カソヴィッツ)だった。[121分/カラー/シネマスコープ] [more][投票(10)]
★2オール・ザット・ジャズ(1979/米)ブロードウェイのプロデューサー・ジョー(ロイ・シャイダー)はショービジネス界のトップに立つ男だ。新しい舞台の制作に打ち込む一方で、映画監督の仕事もこなしている。しかし自分自身の健康問題を酒やドラッグでごまかしながら日夜働く彼は、やがてその仕事の斬新さについていけない周囲との摩擦を生み、それがさらに彼の病気に追い打ちをかけていく…。[123分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(1)]
★4踊れトスカーナ!(1996/伊)レヴァンテ(レオナルド・ピエラッチョーニ)はイタリア・トスカーナ地方の小さな町で会計士をしている。友人に囲まれてはいるが特に事件もなく、代わりばえのしない毎日を送るレヴァンテ。そんなある日、スペインのフラメンコダンサーの一団がホテルと間違えて彼の家にやってくる。そして彼女たちはレヴァンテだけではなく、一緒に暮らす家族や町の人々の日常をも変えていくのだった。ちなみにトスカーナ地方はレオナルド・ピエラッチョーニ監督の故郷でもある。[投票]
★3抵抗〈レジスタンス〉 死刑囚の手記より(1956/仏)1943年、第二次大戦中のナチス傀儡政権下のフランス・リヨン。パルチザンの中尉・フォンテーヌ(フランソワ・ルテリエ)はスパイ容疑で逮捕・投獄された。脱走を考えて秘密裡に準備を進めるうち、彼は死刑判決を言い渡される。脱走など不可能だと考えている他の囚人たちをしり目に、彼は同じ独房の少年・ジョスト(シャルル・ル・クランシュ)と共に、脱獄を敢行する機会を虎視眈々と窺うのだった。そのチャンスがようやく巡ってくるまでの数か月が、乾いたタッチでドキュメンタリー風に描かれる。[102分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(1)]
★3無伴奏「シャコンヌ」(1994/仏)アルマン(リシャール・ベリ)は、かつて名声を上げたバイオリニスト。しかし現在は今一つパッとしない。そんな彼は、友人のバイオリニストがスランプで自殺したことを知り、一念発起して地下鉄の駅で演奏をする生活を始める。見事な演奏で通行人を思わず立ち止まらせる彼を、駅の係員であるリディア(イネス・デ・メディロス)は優しく見つめるのだったが、彼が自身の芸術追求のために捨ててきた過去を、リディアは知らなかったのだった。 [more][投票(2)]
★4パーフェクト サークル(1997/仏=ボスニア)内戦下のサラエボに住むハムザ(ムスタファ・ナダレビッチ)は、妻と娘を国外に脱出させ、自らは居残って孤独に暮らしていた。ある日、戦闘で家族を失ったアーディス(アルメディン・レレタ)とケリム(アルミル・ポドゴリッツァ)の兄弟がハムザの家に入り込んでくる。ハムザはこの兄弟を、唯一の身内である叔母さんの元に送り届けようとするものの、連絡がつかないまま時間は過ぎていく。やがて3人の間に家族のような絆が生まれていくのだが…。兄弟の役は内戦を経験した子どもたちの中から選ばれ、撮影も実際に戦闘が続くサラエボ市内で行なわれた。東京国際映画祭でグランプリ・監督賞のダブル受賞。[投票]
★3ネネットとボニ(1996/仏)南仏・マルセイユで移動ピザ屋をやっている青年・ボニ(グレゴワール・コラン)の元に、寄宿学校から逃げ出した14歳の妹・ネネット(アリス・ウーリ)が飛び込んできた。戸惑いながらも彼女を受け入れるボニ。しかしやがて、ネネットは妊娠していることが分かる。そして、母親と離婚以来ボニとは別居している父親(ジャック・ノロ)が、二人の元にやってくる…。ロカルノ映画祭でグランプリを受賞、またグレゴワール・コランは最優秀男優賞、バレリア・ブルーニ・テデスキは最優秀女優賞をそれぞれ獲得。[投票]
★2失われた地平線(1937/米)1920年代、戦火の迫る中国から脱出するイギリスの外交官・コンウェイ(ロナルド・コールマン)を乗せた飛行機がハイジャックされた。やがて機はヒマラヤの山中奥深くに不時着する。そこへ、ラマ教寺院の僧・チャン(H・B・ワーナー)が現れ、彼が住む山あいの谷へ一行を案内する。そこは、未だ世界に知られていない理想郷「シャングリラ」だった。[138分/モノクロ/スタンダード] [more][投票(1)]
★5變臉〈へんめん〉 この櫂に手をそえて(1996/中国)四川地方に伝わる、かぶっている面を瞬時に取り換えながら劇を演じる芸「變臉」。小舟で猿と暮らす老大道芸人(チュウ・シュイ)は「變臉王」と呼ばれるこの芸の第一人者。四川劇の花形役者(チャオ・チーカン)ですら彼の技には敬服するほどである。代々男子だけに受け継がれてきたこの芸の後継者にするため、跡継ぎに恵まれない彼はグーワー(狗娃、チョウ・レンイン)という子を引き取るが、やがてこの子が実は女の子だということが分かり…。[91分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票(2)]
★3死んでしまったら私のことなんか誰も話さない(1995/スペイン)グロリア(ビクトリア・アブリル)は闘牛士の夫が事故で植物状態になり、メキシコへ出稼ぎに出るが、ある日マフィア絡みの事件に巻き込まれ、スペインに強制送還されてしまう。姑(ピラル・バルデム)の待つマドリードの家に戻ったグロリアは、こっそり持ち帰ったマフィアの裏ファイルに載っている店から金を奪うことを計画する。一方マフィアの側でも、彼女を殺してファイルを取り戻すべく、エドゥアルド(フェデリコ・ルッピ)をマドリードに送り込んでいた。スペインのアカデミー賞であるゴヤ賞の作品賞・脚本賞・主演/助演女優賞・新人監督賞など8部門を受賞。[投票]
★3マイ・ハート、マイ・ラブ(1998/米)エイズで余命いくばくもないマーク(ジェイ・モーア)と母親…偶然出会ったメレディス(ジリアン・アンダーソン)とトレント(ジョン・スチュアート)…ディスコでイカした男・キーナン(ライアン・フィリップ)を見つけたジョーン(アンジェリーナ・ジョリー)…ドライに情事を楽しむグレイシー(マデリーン・ストウ)…自分に起こった“悲劇”を行きずりの女性に語るヒュー(デニス・クエイド)…そして離婚の危機にあるハンナ(ジーナ・ローランズ)とポール(ショーン・コネリー)の老夫婦…。並行して語られる彼らの「愛のかたち」。本作でアンジェリーナ・ジョリーはD・W・グリフィス賞(ブレイクスルー賞)を獲得。[投票(1)]
★3パリは燃えているか(1966/仏=米)ナチスドイツの占領下にあった第二次大戦末期のパリ。占領部隊の将軍・コルティッツ(ゲルト・フレーベ)はヒトラーから「万が一の場合にはパリ市街を爆破し廃虚にせよ」との密命を受けていた。しかしナチスドイツの敗色が濃厚なのを悟っていたコルティッツはこの命令には懐疑的であった。一方、市内ではドゴール将軍の側近・デルマ(アラン・ドロン)らによるレジスタンス活動が活発になり、ついに市街戦に発展する。中立国スウェーデンの領事(オーソン・ウェルズ)の仲介によって休戦が成立した隙に、レジスタンス側は連合軍へ使者を送る。パリを迂回する予定を変え、パリを解放するよう説得するために…。[投票]
★3アリス(1990/米)結婚して16年になる上流家庭の夫人、アリス(ミア・ファロー)は背中の痛みに悩まされ、評判の医師、ドクター・ヤンに診てもらう。ドクター・ヤンに処方されたハーブを飲んだアリスは、以前から気になっていた男性・ジョー(ジョー・マンテーニャ)を大胆にもデートに誘ったり、昔の恋人の幽霊が見えるようになったり、はたまた透明人間になったりと、続々と不思議な体験をすることになる。その中で、アリスは忘れていた「自分らしさ」を少しづつ探していくのだった。ウディ・アレンが贈る、現代版『不思議の国のアリス』。 [投票]
★4夏物語(1996/仏)ガスパール(メルビル・プポー)が海へ休暇を過ごしにやってきた。レストランで働くマルゴ(アマンダ・ラングレ)と知り合い友情を抱いたガスパールは、彼がここで待っている恋人・レナ(オーレリア・ノラン)のことを彼女に語る。しかし、ガスパールはレナを愛していても、レナが自分のことを愛しているかという点はガスパールにも自信がなかったのだった。やがて、彼に興味を抱くソレーヌ(グウェナエル・シモン)という女性とも知り合うことになったガスパールは、レナとソレーヌの2人の女性、それにマルゴを加えた複雑な関係に思い悩む。[投票]
★3あの娘と自転車に乗って(1998/仏=キルギスタン)キルギスの農村の少年、ベシュケンピール(ミルラン・アブディカリコフ)は思春期を迎える年頃。村の少女、アイヌーラ(アルビナ・イマシェーワ)が気になりつつ、年長の青年が恋人を自転車に乗せて走っていくのに憧れる日々。しかしある日、彼が貰われっ子であることを、ケンカした遊び仲間が暴露してしまう。突然知った真実への戸惑い、厳格な父親との対立、大好きな祖母の危篤の知らせ。そして彼は大人になっていく…。[81分/パートカラー/ヴィスタ] [more][投票(2)]
★4恋の秋(1998/仏)南フランスの田舎町でワインを作るマガリ(ベアトリス・ロマン)は、夫を亡くし息子と暮らす45歳。そんな彼女も、最近少し寂しさを覚える時がある。息子の彼女でマガリを慕うロジーヌ(アレクシア・ポルタル)は、昔の恋人だった哲学教授のエティエンヌ(ディディエ・サンドル)をマガリに引き合わせようと画策する。一方、マガリの親友のイザベル(マリー・リヴィエール)も、本人に内緒でマガリの再婚相手募集の新聞広告を出していた。そして現れたのが、ジェラルド(アラン・リボル)という男性。さて、マガリの伴侶は果たしてどちらに?[112分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more][投票]