| ★3 | 日本侠客伝 昇り龍(1970/日) | シリーズ第10作目、前作の『花と龍』の好評を受けて再び火野葦平の「花と龍」を映画化した。石炭仲士の玉井金五郎(高倉健)は賭場での喧嘩で大怪我を負うが女彫り物師の蝶々牡丹のお京(藤純子)に命を助けられる。そして金五郎に惚れたお京は金五郎の背に一世一代の仕事を彫りたいと哀願した。 左肩に昇り龍、金五郎は龍が掴む玉を菊の花に変えてくれないかと訊ねた。菊の花、それは四国若松で彼の帰りを待つ妻マン(中村玉緒)のことだった。傷が癒え、若松に帰った菊五郎は石炭仲士の待遇改善を目的に組合結成を目指すが、共同組の友田(天津敏)と対立していくことになる・・・<東映・京都/117分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 誇り高き挑戦(1962/日) | 10年前の米軍占領下、ある殺人事件を追っていた大手新聞記者の黒木(鶴田浩二)はGHQの諜報部にリンチを加えられた挙句の果て新聞社を退職させられていた。現在は鉄鋼新聞という小さな業界紙のゴロツキ記者をしているが、ある日東南アジア某国の革命騒動に絡む武器密輸疑惑を嗅ぎつけた。そしてブローカーとして浮上した男を見て驚愕する。その男・高山(丹波哲郎)は、旧軍特務機関員でありながら戦後GHQに寝返り、あの日のリンチに加わっていた男だった。奴に負わされた傷を隠す為に今もサングラスははずせない。泣き寝入りするしかなかった占領下は終わったはずだ。黒木の孤独な闘いが始まった。<東映/89分/モノクロ> | [投票] |
| ★3 | 日本暴力団 組長(1969/日) | 関西を根拠地とする日本最大の暴力団淡野組の全国制覇が各地で進められていた。行く先々で地元の暴力団同士を対立させ、漁夫の利を得ていく戦略は遂に関東に及ぼうとしていた。それを危惧した関東連合会との対決の場は横浜であった。横浜を縄張りとする浜中組の代貸し塚本(鶴田浩二)は刑期を終えて出所したばかりで堅気になる事すら考えていたが、その代理戦争の中で親分を失い、否応なく手打ちをし中立を選択した。二大勢力に挟まれて小さな浜中組は耐えねばならなかったが、淡野組の政界工作や関東連合会が送り込んできた宮原(若山富三郎)との関わりから、再び闘いの場へと歩まねばならなかった。<東映東京/カラー/96分> | [投票] |
| ★3 | 団鬼六 OL縄地獄(1981/日) | 銀行に勤めるOLの君代(麻吹淳子)は上司の課長(石山雄大)と不倫関係にあった。だが出世の為に別れ話を持ち出された夜、失意の内に深酔いする君代が何者かによって拉致された。犯人は以前から君代にストーカー行為をしていた若者だった。連れ去られた先の部屋はロープに滑車が備えられた調教の為の部屋で、そこで君代は想像を絶する陵辱のかぎりを受けるが、次第に彼女の中に眠っていた禁断の扉が開かれようとしていた・・・ | [投票] |
| ★3 | 好色元禄(秘)物語(1975/日) | かつて沼地だった土地に立てられた長屋は異臭が漂い、畳の上をヒルが這う劣悪な環境にある。だがそんなところにも逞しく生きる姉妹がいた。父の面倒を見る生真面目な妹お七(橘麻紀)に対し、身体を武器に男たちを手玉にとり大店の正妻の座を狙う姉お夏(ひし美ゆり子)。貧乏暮らしからお七の夫(川谷拓三)は妻の身体を金で売った。それを知ったお七は夫を刺し殺してしまうが、後悔するお七は「供養千人斬り」と称し千人の男たちと交わることで夫の供養をする為旅に出る。一方で姉もまた・・・<東映京都/67分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 砂漠の鼠(1953/米) | 第二次世界大戦下の北アフリカ、名将ロンメル(ジェームズ・メイソン)率いるドイツ・アフリカ軍団は英軍主体の連合軍を次々に撃破し、地中海に面するリビアの要衝トブルクを包囲するに至る。ここを守備するオーストラリア軍は多くの士官を失っており、英軍のマクロバーツ大尉(リチャード・バートン)が転任してきた。彼は士気の上がらない部隊を冷静かつ非情な采配で歴戦の兵へと変えていった。だが、かつての恩師(ロバート・ニュートン)が一兵卒として偶然にも傘下に配属されると、彼の心も次第に変化していく。そして遂に絶望的な戦いは最終章を迎えようとしていた。<89分/モノクロ> [more] | [投票] |
| ★3 | ファイナル・スキャンダル 奥様はお固いのがお好き(1983/日) | 高田馬場のスズヤ質店の女主人・珠子(五月みどり)は金が返せない貧乏学生たちを「質流れ」として下宿させていた。学生たちは偏差値30の三流大学生ばかり、早漏やらマザコンの悩みを抱えつつも楽しい下宿生活を送っていた。そして何よりの楽しみは珠子さんによる優しいSEX処理。今日も風呂場に全員集合しての自慰大会だ!趣味の陶芸に没頭する夫(天田俊明)公認の楽しい日々だったが、ある日珠子は街で津村(鹿内孝)という男と出会い、恋に溺れ駆け落ちまで決意する珠子だったが、その頃、質店の土地と珠子の肉体を狙う不動産ブローカーが現れて・・ここで遂に珠子さんファンの学生たちが決起した・・<にっかつ/81分/カラー> | [投票] |
| ★3 | 五人の突撃隊(1961/日) | 昭和19年5月、ビルマ最前線の日本軍は弾薬と極度の食糧不足に疲弊していた。大隊長の野上(大坂志郎)は撤退を上層部に進言するも臆病者とのレッテルを貼られ却下され、皮肉にも彼に理解を示した曽根旅団長(山村聡)が現地で指揮を執ることになってしまう。曽根の副官は野上の息子の野上少尉(本郷功次郎)で、軟弱な父に激しい反感を持っていた。だがそんな親子の戦場での再会も束の間、雨季と英軍の機甲師団が迫ってきていた。それを食い止める為に選抜されたのが野上少尉率いる5人の決死隊だった。死に急ぐ者、生き残りたい者、5人の決死の戦いが始まろうとしていた。<119分/白黒/大映> | [投票] |
| ★3 | アナザーウェイ D機関情報(1988/日=スイス) | 第二次大戦末期、中立国スイスに1人の海軍武官、関谷中佐(役所広司)が密かに派遣される。目的は原爆の材料ウランの買い付けだった。だが、現地で落ち合うはずのベルリン駐在武官の矢部(永島敏行)は殺されていた。謎を追う関谷の周囲にD機関と呼ばれる秘密組織と各国の国際スパイ達の暗躍が見え隠れする。日米和平工作の存在と自らに課せられた使命の狭間で苦悩する関谷だったが・・・<東宝/114分/カラーワイド>
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| ★3 | 修羅の群れ(1984/日) | 昭和8年、若き稲原龍二(松方弘樹)は博徒の道へ入り、横山(鶴田浩二)の兄弟分として任侠の道を学ぶ。そして戦後の熱海で頭角を現していた稲原の、喧嘩早いが正義感ある器量に惚れて続々と若き修羅の男たちが集まってきた。特に浜のキー坊こと井沢輝一(菅原文太)とマシンガンをぶっ放すモロッコの辰(北島三郎)のコンビは驚くべき早さで勢力を拡大させ、稲原組は東海道を制圧するまでに至った。だが、組織の巨大化に貢献した井沢に対しての風当たりも強く、後ろ盾となっていた横山は井沢の破門を要求してくるのだったが・・・2002年にもほぼ同様のキャストにてリメイクされた。<東映/122分/カラー>
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| ★3 | 個人生活(1974/仏) | 若手政治家でありながら野党党首であるジュリアン(アラン・ドロン)は政治生命を賭けた重大な岐路に立っていた。党内の多数派工作次第で次期内閣の閣僚ポストが手に入るのだ。そして鍵を握るのが党総裁未亡人ルネ(ジャンヌ・モロー)の協力だったが、彼女の出した条件とは、ジュリアンと公然の仲と噂されるモデルのクリージー(シドニー・ローム)との愛人関係の解消であった。政治的野望を目前にしたジュリアンは、その条件を受け、大統領官邸エリゼ宮の階段をまたひとつ昇っていくのだが・・・<88分/カラー> | [投票] |
| ★3 | 花と蛇(1974/日) | 一流会社の係長の誠(石津康彦)は、幼い時にG・I相手に体を売って生計を立てていた母の情事を目撃し、その黒人兵を射殺してしまう。それがトラウマになりインポに悩まされ、また母の溺愛の許で成長してきた。ある日、誠は社長の遠山(坂本長利)から奇妙な依頼を受ける。それは気位が高く、性的関係を拒む妻・静子(谷ナオミ)を監禁し「調教」して欲しいというものだった。自宅で始まったそれは嫉妬する母を交えての奇妙な関係だったが、静子の悲鳴はやがて恍惚の表情に変わり始め、誠もまた男としての機能を回復し、母からの脱却を始めようとしていた。<日活/73分/カラーワイド> | [投票] |
| ★3 | 日本海大海戦 海ゆかば(1983/日) | 明治38年、日露開戦2年目を迎えた連合艦隊は黄海海戦で傷ついた艦の修理の為、母港で慌しい日々を送っていた。遠く欧州を出港したバルチック艦隊が何時、日本海に出現するか? 日本の運命は司令長官東郷平八郎(三船敏郎)の肩に掛かっていた。そんな中、旗艦三笠の軍楽隊に神田(沖田浩之)が配属されてきた。神田を慕う娼婦のせつ(三原順子)は呉・佐世保と神田を追いかけるが、彼女の激情を受け止め切れない神田は何度も彼女を突き放す。だが、そんな若者たちの事情は問わず運命の出港の日はやってきた・・・69年の東宝版に対して83年に東映にて制作。両作品とも三船敏郎が東郷長官を演じている。<131分/カラーワイド/東映> | [投票] |
| ★3 | 雲ながるる果てに(1953/日) | 昭和20年4月、米軍が沖縄に上陸を果たし戦局が敗戦へと向かっていた時期。ここ九州の航空基地は海軍特別攻撃隊の出撃基地となっていた。学徒兵である大滝少尉(鶴田浩二)と深見少尉(木村功)も出撃の日に備えていたが、基地を襲撃した米機の機銃掃射により深見は負傷する。翌朝は特攻出撃との命令を受け遺書を書くも、雨で延期。雨、雨、雨、人の心を玩ぶかのように雨が降り続く。また今日も一日生き長らえた若者たち。だが、誰もがそれが束の間の命である事は承知していた・・・ | [投票] |
| ★3 | 新仁義なき戦い(1974/日) | 昭和25年、呉、山守組の三好万亀夫(菅原文太)は敵対組長を襲撃し、8年間服役した後仮出所してきた。8年に亘る歳月で山守組は隆盛を誇っていたが、組内部は若頭青木(若山富三郎)の台頭により内部分裂寸前の状況下にあった。青木の謀殺を願う組長の山守(金子信雄)は、青木と兄弟分の三好を自陣営に引き込む為の工作を画策し始めるが・・・・前5部作で完結したはずのシリーズを再び時代を戻し、人物設定も変更してのシリーズ再開第1作目。但し山守だけは役名も性格も相変わらずそのままである。<東映京都/98分> | [投票] |
| ★3 | うつつ(2002/日) | 池島(佐藤浩市)は中間管理職。結婚7年目を迎える妻(大塚寧々)と平凡な暮らしを送っている。妻が同窓会に出席し家を留守にした夜、池島は幾子(宮沢りえ)と名乗る和服の女と出会う。幾子は意外な言葉を口にした。「私の夫はあなたの奥さんと不倫しています・・・」動転する池島だったが、幾子の「悔しい、私たちも同じことをして復讐してやりたい・・」という誘惑の言葉に負け、彼女の虜に堕ちていく。だが、これは男が経験する恐ろしいドラマのプロローグに過ぎなかった。 | [投票] |
| ★3 | 美しさと哀しみと(1965/日) | 作家の大木(山村聡)は20年前に不倫関係にあった音子(八千草薫)と京都で再会をした。音子は画家として大成していたが、かつての死産・別離という哀しみを胸の奥深くに閉ざしていた。音子の内弟子のけい子(加賀まりこ)は敬慕し、同性愛の関係もある師の哀しみの為に大木に復讐を誓い、大木を誘惑する。しかしベッドの中で彼女は言う「左胸は堪忍して、右だけにして・・」。そしてけい子の次なる相手は大木の一人息子を誘惑する事だった。追記:作中の音子の絵画は池田満寿夫が制作・指導にあたっている。原作は川端康成の同名小説で後にS・ランプリング主演でも映画化された。106分、松竹。 | [投票] |
| ★3 | 奴らを高く吊るせ!(1968/米) | 元保安官のクーパー(クリント・イーストウッド)は牛泥棒と間違われて追っ手の一味に私刑に遭う。九死に一生を得るが、吊るされたその首には消えることのない傷跡が残った。無罪として釈放され復讐を誓うクーパーに判事は言う。「法の下で裁け、復讐は私刑と同じだ」として連邦保安官として採用した。法の名の下に犯罪者を連行してくるクーパーだったが、いとも簡単に死刑宣告する判事と「娯楽」としての公開首吊り処刑を心待ちにしている町の人々をみてクーパーは「正義」とは何なのかと疑問を感じ始める。そして遂に例の一味を追い詰める時がきた。 | [投票] |
| ★3 | 天国の駅(1984/日) | 昭和45年6月、戦後初で唯一の女死刑囚が処刑された。女の名は林葉かよ(吉永小百合)、夫殺しの罪状であった。15年前、傷痍軍人で下半身麻痺の夫の執拗な嫉妬と暴力に耐えるかよに巡査の橋本(三浦友和)が接近してきた。橋本との狂おしい密会は、邪魔者となった夫を毒殺する顛末へと発展していく。だが、女の身体と金を手に入れた橋本はそれに満足することなく貪欲に欲望を満たす為、遂には幸子(真行寺君枝)という若い女を同居させるまでなっていった。やがて男の本質に気づいた女ふたりは奇妙な連帯感からふたりで人生の再スタートを切ろうとするが、執拗な橋本の出現が静かな温泉地での悲劇の連鎖を生んでいった。東映、133分。 | [投票] |
| ★3 | 不夜城(1998/日) | 複数の中国マフィアが暗躍するTOKYO新宿、歌舞伎町。この街に凶暴な男、富春(椎名桔平)が舞い戻ってきた。逃げた愛人、ナツミ(山本未来)を探し出す為、暴力の嵐を伴って帰ってきたのだ。かつて富春に片腕ともいえる相棒を殺されたマフィアは富春の元兄弟分の健一(金城武)に富春の首を差し出せと迫る。だが期限は3日間。そして進退窮まる健一の元に謎めいた女ナツミから連絡が入った・・・「富春の情報を買ってくれ」と・・・。24時間眠らない街、歌舞伎町を舞台に生き残りを懸けた者たちの欲望が動き出した。
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