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Yasuさんのあらすじ: 点数順

★4春の惑い(2002/中国=香港=仏)1946年春、抗日戦争が終わったばかりの中国・蘇州。旧家・ダイ(戴)家に嫁いだユイウェン(玉紋、フー・チンファン)は、病気で長く臥せっている夫・リーイェン(礼言、ウー・ジュン)と、平凡な日々を過ごしていた。ある日、ダイ家に1人の来客がやってきた。リーイェンの旧友だというその客を見て、ユイウェンは言葉を失った。それは、彼女の初恋の相手・チーチェン(志忱、シン・バイチン)だった…。[116分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★4悪魔の水車小屋(1949/チェコスロバキア)手回しオルガン弾きの男が一晩泊まるつもりで入った水車小屋は、悪魔が出る小屋だった。[21分/カラー/スタンダード][投票]
★4ロジャー&ミー(1989/米)世界最大の自動車メーカー・GMの創業地であるミシガン州フリントは、労働人口の大半がGMの工場に勤務する企業城下町であった。しかし80年代後半、GM会長のロジャー・スミスが合理化のためこの町の工場を次々と閉鎖したことで状況は一変。フリントは失業者の溢れかえる町になってしまった。家賃が払えず家を立ち退かされる人々、増える一方の犯罪件数、痩せ細る町の財政…。「スミス会長はこの状況をどう思っているのか?」フリント出身のジャーナリスト、マイケル・ムーアはスミス本人に面と向かって質すべく、町を取材しながら彼を追って全米を飛び回る。[90分/カラー/スタンダード] [more][投票]
★4ひかげの娘(1957/日)房子(香川京子)は芸者の娘として生まれ、蔑まれて生きてきた。その母親も男と出奔し、房子は老いた父親(東野英治郎)の面倒を見ながら、 叔母・お絹(山田五十鈴)の経営する待合を切り盛りしている。そんな房子の身の上を知っている周りの男たちは、みな彼女を商売女のように考える。そうでないのは知り合いの学生・本橋(仲代達矢)だけだった。世の中が嫌になった房子は、同じく芸者の子である山岸(中村伸郎)という中年の男と知り合って、お互いに傷ついた心が癒されるように感じ、束の間の平安を得るのだが…。[98分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★4再見〈ツァイツェン〉 また逢う日まで(2001/中国)海外で育ち、今や世界的な指揮者になったスーティエン(ジジ・リョン)が、コンサートを開くため20年ぶりに帰国した。だが、彼女の帰国にはもう1つの理由があった。それは、20年前に別れ別れになってしまった、彼女の兄・弟・妹(チアン・ウーシア・ユイチェン・シー)を捜し出すこと。20年前、両親(ツイ・ジェンチャン・チエンシン)と、4人の幼い兄弟姉妹(ヤン・チンウエイフー・チョンシュエカオ・ティエンホンナー・コーコー)で幸せに暮らしていた頃を思い出しながら、生き別れになったきょうだいを捜す彼女の努力は続く。[95分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★4電子頭脳おばあさん(1962/チェコスロバキア)おばあさんと一緒に暮らす少女が、離れて住んでいる両親のもとに行くことになった。両親の家で少女を待っていたものは…。[29分/カラー/スタンダード][投票]
★4淑女と髯(1931/日)大学剣道部で主将として鳴らす岡島(岡田時彦)は、髯も立派なバンカラ青年である。しかしその髯のおかげで女性は寄り付かず、就職口もなかなか見つからない。ある日不良娘(伊達里子)にからまれていたところを助けた娘・広子(川崎弘子)の忠告を受けて、髯をきれいに剃ってしまった岡島、途端に仕事が決まり、女性にもモテはじめるようになり…。[74分/モノクロ/スタンダード][投票]
★4プロミス(2001/米)かつてイスラエル・エルサレムで育ったユダヤ系アメリカ人B・Z・ゴールドバーグは、イスラエルでのパレスチナ解放運動が一時期平穏だった頃の1997年から2000年にかけて、久しぶりにイスラエルを訪れた。その過程で彼は、エルサレムとパレスチナ自治区双方に暮らす、11〜13歳の7人の子どもたちと出会い、彼らとパレスチナ問題について対話をする。それぞれに自分たちの生活や「向こう側」の人間たちについての見方を話す子どもたちは、 やがてゴールドバーグの働きかけもあって、「向こう側」にいる相手に対し、次第に興味を持っていく。本作は2001年ロッテルダム国際映画祭で観客賞を受賞した。[116分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ][投票]
★4パイラン(2001/韓国)ソウル郊外の街・インチョンに暮らすチンピラヤクザ、カンジェ(チェ・ミンシク)のもとに、「奥さんが亡くなりました」という知らせが届いた。1年前、小遣い稼ぎのために会ったこともない中国人女性に戸籍を貸してやり、偽装結婚していたことを彼は思い出す。顔すら見ていなかった彼女の遺体を引き取りに行くカンジェは、残された手紙から“妻”のことを知る。それは、まだ見ぬ“夫”に感謝し恋慕する彼女──パイラン(白蘭、セシリア・チャン)の姿であった。[116分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★4サラリーマン忠臣蔵(1960/日)赤穂産業社長・浅野(池部良)は、大銀行頭取の吉良(東野英治郎)らと共に、アメリカ経済使節団の歓迎委員会のメンバーとなっていた。ところが、他の委員の面前で吉良に侮辱を受けた浅野は、思わず吉良に殴りかかってしまい、委員を降ろされた上謹慎を命じられる。社内が騒然となる中、頭を冷やすと言って飛び出していった浅野は、自動車事故を起こし亡くなってしまう。海外出張中だった専務(森繁久彌)は急遽帰国するが、吉良は社長が欠けた赤穂産業に自ら乗り込んできた…。東宝のドル箱だった「社長」シリーズの番外編で、東宝サラリーマン映画100本記念作品。[投票]
★4女性に関する十二章(1954/日)恋人同士なのにいまいち煮え切らないミナ子(津島恵子)と小平太(小泉博)。お互い何度も結婚を切り出し切り出されてきた二人だが、いつもどちらかの都合が合わずに延ばし延ばしになり、気が付けば30歳はすぐ目の前。「おれたちいつ結婚できるんだよ−!」「あたしだって知らないわよ−!」「でもおれ近いうちに海外赴任になりそうなんだぞ!」「じゃあいいわよ、あたしの後輩の千栄里(有馬稲子)と結婚すれば!」「おう、じゃそうするぜ!」…っておいおい、それでいいのかい?[87分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★41000年刻みの日時計 牧野村物語(1986/日)小川紳介監督率いる小川プロダクションのメンバーは、1974年に山形・上山市の牧野(まぎの)という農村に移住し、この地で暮らしながら13年間キャメラを回し続けてきた。その過程で撮影されたフィルムを編集して作られた本作は、この地で借りた田で彼ら自身が毎年行なってきた稲作の記録(ドキュメンタリー)に始まり、牧野村に伝わる伝承の数々を宮下順子田村高廣らの俳優たちと村人たちの出演で再現する試み(ドラマ)へと展開していく。[222分/カラー/スタンダード] [more][投票]
★4大坂城物語(1961/日)徳川家康が幕府を開いて以降、徳川と豊臣の対立は深まり、事態は一触即発の危機にあった。そんな中、出仕する主君を見つけようと大坂にやってきた浪人(三船敏郎)は、ある日出会った娘(香川京子)に「大坂城内にいる、ある姫君をさらってきてほしい」という話を持ちかけられる。実はこの娘は、豊臣方に仕える一派の者だった。こうしてこの浪人は、徳川と豊臣の対立の裏側へと次第に巻き込まれていく。[投票]
★411′09″01 セプテンバー11(2002/英=仏=ボスニア・ヘルツェゴビナ=エジプト=イスラエル=メキシコ=日=米)2001年9月11日(欧米式の表記で11.09.01)、アメリカ・ニューヨークを襲った同時多発テロ。この事件をテーマに、世界各国の監督11人が、事件の日付にちなんだ11分09秒1フレームの物語をそれぞれ作り上げた。宗教も文化も異なる11人──サミラ・マフマルバフクロード・ルルーシュユーセフ・シャヒーンダニス・タノビッチイドリッサ・ウエドラオゴケン・ローチアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥアモス・ギタイミラ・ナイールショーン・ペン今村昌平──が、それぞれ異なる視点から「9.11」を見つめたオムニバス。[134分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★4三婆(1974/日)金融会社の社長が急死した。亡くなった場所は妻・松子(三益愛子)の住む本宅ではなく、長年夫婦同然だった妾・駒代(木暮実千代)の家だという。心穏やかでない松子だが、それでも何とか葬儀や会社の後始末などを済ませる。しかし全て落ち着いたかに見えた数か月後、小姑・タキ(田中絹代)が「住むところがなくなった」と松子の家に転がり込んできた。さらに「料理屋を開く準備をする間、ひと月だけ置いてほしい」という駒代までもが居候を始めてしまい、彼女たち3人の老女による悲喜こもごもの共同生活が幕を開けるのだった。長年松竹で作品を撮り続けてきた中村登唯一の東京映画作品。[101分/カラー/スタンダード][投票]
★4女囚と共に(1956/日)舞台はとある女子刑務所。多忙の所長(田中絹代)に代わって実務を取り仕切る課長(原節子)は、この仕事に打ち込んでいた。問題行動を起こしてばかりの受刑者(久我美子)や、子どもと共に入所してくる受刑者(岡田茉莉子)、それに模範囚(香川京子)など様々なタイプの受刑者に囲まれながら看守としての仕事に生きる課長、それに受刑者たち一人一人の姿を描き出す。[132分/モノクロ/スタンダード][投票]
★4北京ヴァイオリン(2002/中国=韓国)小さい頃からバイオリンを始め、今や地元ではちょっとした有名人になった13歳のチュン(小春、タン・ユン)と、母親のいない彼を男手一つで育ててきた父親(リュウ・ペイチー)。北京での音楽コンクールをきっかけに、息子をいい先生の下で学ばせようとする父親と一緒に、チュンは北京に住むことになった。やがて近所に住む派手な女性・リリ(莉莉、チェン・ホン)と知り合ったチュンは、バイオリンだけ弾いていたそれまでの生活から、少しづつ周りの複雑な世界へと目を向けるようになる。[118分/カラー/アメリカンヴィスタ][投票]
★4秀子の車掌さん(1941/日)山梨の道を走るオンボロバスは、ライバル会社の新型バスに押されてすっかり閑古鳥が鳴いている。何とか乗客を呼び戻そうと、車掌のおこまさん(高峰秀子)と運転手(藤原鶏太)が考えたアイディアは、沿線の名所旧跡をアナウンスすることだった。[54分/モノクロ/スタンダード] [more][投票]
★4さよなら、クロ(2003/日)長野の高校に、ある日一匹の犬がやってきた。その外見から「クロ」と名づけられ、学校の人気者になったクロは、用務員(井川比佐志)の見回りにもついて歩くようになり、職員名簿にも「番犬」として登録された。友人同士の亮介(妻夫木聡)・雪子・(伊藤歩)・孝二(新井浩文)の3人の気まずくなった関係を助けたのもクロだった。そして月日は流れ、卒業して獣医の卵になった亮介が、みんなに愛されていたクロに変調が訪れたことに気がついた。[100分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more][投票]
★4イン・ザ・ベッドルーム(2001/米)“ベッドルーム”とはエビ漁で使うカゴのこと。狭いカゴの中では3匹以上のエビは無事に共存はできない。必ず誰か、傷つくものが出る。そしてそれは、若いフランク(ニック・スタール)と年上のナタリー(マリサ・トメイ)、それに彼女と別居中の夫・リチャード(ウィリアム・マポサー)の関係にも当てはまることだった。フランクがリチャードとの争いの中で命を落とし、フランクの両親、マット(トム・ウィルキンソン)とルース(シシー・スペイセク)は深い喪失感と空疎な思いに包まれる。[131分/カラー/シネマスコープ] [more][投票]