Yasuさんのあらすじ: 点数順
あおさぎと鶴(1974/露) | 野原の中の屋敷跡に住むオスの鶴とメスのアオサギ。彼らはお互いに好きあっている。今日も鶴はアオサギのために帽子を作ってやったり、雨の降る寒い日にストーブを運んでいってやったりするのだが、素直でない彼らはいつも恋のきっかけを逃してしまう…。ユーリ・ノルシュテインの切り紙アニメーションによる甘くも切ないラブストーリー。[11分/カラー/スタンダード] | [投票(2)] | |
点子ちゃんとアントン(1999/独) | 点子(エレア・ガイスラー)は裕福な家の女の子。生まれた時、あまりに小さかったので「点子」というあだ名がつけられた。そんな点子は、小学校の同級生のアントン(マックス・フェルダー)と大の仲良しだが、そのアントンは母親が病気で、代わりに彼が働いて家計を助けている。それを知った点子は、両親に「アントン一家を助けてあげて」と頼むのだが、両親は自分たちの仕事が忙しく点子には耳も貸さない。そこで、大人が頼りにならないとわかった点子は一計を案じる…。戦前に書かれたエーリッヒ・ケストナーの原作を現代の話に脚色。[108分/カラー/アメリカンヴィスタ] | [投票(2)] | |
グランド・ホテル(1932/米) | グランド・ホテルには様々な人が訪れ、また去ってゆく。スランプの人気ダンサー(グレタ・ガルボ)、病気の老サラリーマン(ライオネル・バリモア)、イチかバチかの合併話を目論む実業家(ウォーレス・ビアリー)とその秘書(ジョーン・クロフォード)。そしてこの輪の中に、男爵と名乗るある謎めいた紳士(ジョン・バリモア)が加わった時、このドラマは始まる。 [more] | [投票(2)] | |
ALWAYS 続・三丁目の夕日(2007/日) | 昭和34年。鈴木オートでは親戚の女の子・美加(小池彩夢)を預かることになった。則文(堤真一)・トモエ(薬師丸ひろ子)に六子(堀北真希)は新しい家族を歓迎するが、一平(小清水一揮)は複雑な気分だ。一方、茶川(吉岡秀隆)のもとには「淳之介(須賀健太)を渡せ」という川渕(小日向文世)が何度も押しかけていた。自分でも淳之介を立派に育てられると証明しようとする茶川だが、ことごとく上手くいかない。それでもいつの日か、ヒロミ(小雪)と3人で暮らすことを夢見る茶川家の2人。彼ら三丁目の人々の、悲喜こもごものその1年。『ALWAYS 三丁目の夕日』の続編。[146分/カラー/シネマスコープ] | [投票(1)] | |
サクリファイス(1986/スウェーデン=英=仏) | 誕生日を迎えたアレクサンデル(エルランド・ヨセフソン)を祝うために集まった人々。その席上で突然、テレビが世界大戦の勃発を告げた。混乱し焦燥する人々を前に、それまで無神論者であったアレクサンデルは神に祈る。「この世界をお救いください」。そんな彼に、郵便配達人のオットー(アラン・エドバル)は囁いた。「召使のマリア(グードルーン・ギスラドッティル)は魔女です。彼女を愛しなさい。そうすれば世界は救われます」。それを聞いた彼はある決意をする。それは自らを犠牲(サクリファイス)にする覚悟であった。[145分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more] | [投票(1)] | |
シャイン(1996/豪) | オーストラリアの少年・デビッド(アレックス・ラファロウィッツ)は、ピアノの英才教育を父(アーミン・ミューラー・スタール)から受けていた。やがて成長したデビッド(ジェフリー・ラッシュ)は、努力の甲斐あってロンドンの王立音楽学校に入学するが、苛酷な演奏生活のために神経を病み、オーストラリアに戻る。施設で数年を過ごした後、少しづつピアノへ戻っていく彼は、ある日ギリアン(リン・レッドグレイブ)という女性に出会った。実在のピアニスト、デビッド・ヘルフゴットの半生を映画化。作中で演奏されるピアノ曲の数々はヘルフゴット自身が弾いている。ジェフリー・ラッシュは本作でアカデミー賞・ゴールデングローブ賞などの主演男優賞を獲得した。 | [投票(1)] | |
パリのレストラン(1995/仏) | 30年間パリの片隅で営業してきた小さなレストラン、「ル・プチ・マルグリィ」が店をたたむ時を迎えた。オーナーシェフのイポリト(ミシェル・オーモン)と妻のジョゼフィーヌ(ステファーヌ・オードラン)の息子、バルナベ(ジャック・ガンブラン)は閉店の日、店の常連客たちを最後のディナーに招待する。集まった10名ほどの客は、イポリトの料理を堪能しながら、それぞれに持つこの店の想い出を振り返り、また現在の自分自身の姿をも見つめ直していく。[95分/カラー/ヴィスタ] [more] | [投票(1)] | |
衝動殺人 息子よ(1979/日) | 横浜で鉄工所を営む川瀬(若山富三郎)は、一人息子の武志(田中健)を跡継ぎとして育てていた。しかしある夜、武志は通り魔に刺され亡くなってしまう。さらに追い打ちをかけるように、武志の死には一切の補償が受けられず、犯人も未成年のため軽い刑で済むことを川瀬は知る。一度は犯人に復讐しようとした川瀬だが、思い直して妻・雪枝(高峰秀子)と共に、犯罪被害者の救済制度の確立を訴えて全国を回ることを決意する。[131分/カラー/ヴィスタ] [more] | [投票(1)] | |
ヤンヤン 夏の想い出(2000/台湾=日) | 台北に住む少年、ヤンヤン(ジョナサン・チャン)の叔父が結婚した。しかしちょうどその日、ヤンヤンと同居している祖母が倒れてしまう。昏睡状態のまま家に戻ってきた祖母に向かって、ヤンヤン、父・NJ(ウー・ニエンジェン)や姉・ティンティン(ケリー・リー)たちが、自分たちの日常についての話を始めるのだった。台北を舞台にした作品を撮り続けたエドワード・ヤンが活写する、あらゆる世代の人生のひとコマ。カンヌ国際映画祭監督賞受賞作にして、2007年に死去したヤン監督の遺作。[173分/カラー/アメリカンヴィスタ] | [投票(1)] | |
名もなく貧しく美しく(1961/日) | 戦争中に夫を亡くし、寂しい生活を送っていたろう者の秋子(高峰秀子)は、ろう学校の同窓会で片山(小林桂樹)と知り合い再婚する。子どもも生まれ、貧しくも幸せそうに見えた二人の生活だが、その先には幾多の困難が待ち受けていた。それでも二人は、手を取りあい支えあって日々の暮らしを生きていく…。[129分/モノクロ/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] | |
幸福の黄色いハンカチ(1977/日) | 仕事を辞め、退職金で車を買った欽也(武田鉄矢)は、一人北海道へ旅立つ。そこで朱実(桃井かおり)という女と知り合った欽也は、彼女を乗せて北海道を走り回るうち、途中で島と名乗る謎めいた男(高倉健)に出会う。島も乗せて再び走り出した欽也と朱実だが、やがて島の素性を不審に思うようになる。島はそんな二人に、自分は網走刑務所から出てきた元受刑者で、夕張の家で妻(倍賞千恵子)が待っているかも知れないと話しはじめた…。[108分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] | |
フォー・ザ・ボーイズ(1991/米) | 何十年もの間活躍してきた人気コメディアン・エディ(ジェームズ・カーン)が表彰されることになった。TV局では、長い間彼と人気コンビを組んでいた女性コメディアン・ディクシー(ベット・ミドラー)にも表彰式に出てもらおうと、彼女の元に使いを送る。使いのディレクターに彼女は、コンビの輝かしい歴史とその決裂を語っていく。[138分/カラー/アメリカンヴィスタ] | [投票(1)] | |
風の丘を越えて 西便制(1993/韓国) | 韓国のとある山奥の峠の小屋に、生き別れた姉を探す弟の姿があった。早くに孤児となった姉・ソンファ(オ・ジョンヘ)と弟・トンホ(キム・ギュチョル)は、韓国の伝統芸能・パンソリの唱い手であった義父・ユボン(キム・ミョンゴン)に育てられ、芸を仕込まれていたのだ。しかし衰退してゆくパンソリにこだわる厳格な義父のもとを、弟はついに飛び出していった。それから月日が流れ、見事な唱い手になった姉の消息を尋ねて回る弟の旅は続く。[113分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] | |
暖流(1939/日) | 経営の傾いた都下の病院に、日疋(佐分利信)が建て直しを図るべく新院長として着任する。彼は看護婦の石渡ぎん(水戸光子)に病院の内情を探らせるが、院長の娘啓子(高峰三枝子)と彼女を狙う医師(徳大寺伸)もからみ、彼ら4人の関係はやがて思いもよらない方向へ進んでゆく。[124分/モノクロ/スタンダード] [more] | [投票(1)] | |
祇園の姉妹(1936/日) | 祇園の芸者・おもちゃ(山田五十鈴)は、姉で同じく芸者の梅吉(梅村蓉子)の生き方が理解できない。破産して梅吉のところへ転がり込んできた、昔ひいきにしてもらっていた男の面倒を見る姉に、おもちゃは「男なんてこっちが利用してやればいいんだ」と言い放つ。しかしそういう彼女は、自らも男に利用されているのに気が付いていなかった…。溝口健二は前作の『浪華悲歌』と本作で、「日本映画にリアリズムを確立した」と評された。[69分/モノクロ/スタンダード] | [投票(1)] | |
ともだち(1940/日) | 内地から朝鮮にやってきた少年(横山準)は、民族服を着ているために誰からも遊んでもらえない現地人の少年(李聖春)に目をとめ…。[13分/モノクロ/スタンダード] [more] | [投票] | |
フェーンチャン ぼくの恋人(2003/タイ) | バンコクで建築士をしている僕、ジアップ(チャイン・チットソムブーン)のもとに、幼なじみの女の子が結婚するという知らせが届いた。その子、ノイナー(フォーカス・ジラクン)は、子ども時代の僕(チャーリー・タライラット)と近所同士だった。周囲に男の子が住んでいなかったせいで、僕は幼い頃からいつも彼女と遊んでいた。やがて、ガキ大将のジャック(チャルームポン・ティカマポーンティラウォン)率いる男の子グループに僕が近づくまでは…。あれ以来、ずっと会っていなかったノイナー。懐かしいな。彼女はいま、どんな女性になっているだろうか。[111分/カラー/ヨーロピアンヴィスタ] [more] | [投票] | |
アスファルト(1929/独) | ベルリンの交通警官アルベルト(グスタフ・フレーリッヒ)は、ある夜、宝石店で万引きを働こうとした美女・エルザ(ベティ・アーマン)を捕らえる。身分証を取りに戻った自宅で、エルザはアルベルトを誘惑するのだった。彼女の抗いがたい魅力と警官の職務の間で苦悩するアルベルトの姿に、逆にエルザも惹かれるものを感じ始める…。[90分/モノクロ/スタンダード] [more] | [投票] | |
デート・ウィズ・ドリュー(2004/米) | ブライアン・ハーズリンガー、27歳。小さい頃に観た『E.T.』以来ドリュー・バリモアの大ファンだった彼は、クイズ番組の賞金を元手に、自ら出演し「ドリューとデートする」ドキュメンタリーを作ることにした。予算は1,100ドル、期間は30日! 面識すらない彼女とデートに漕ぎ着けるため、ハリウッド中のツテを求めて奮闘するブライアン。その結果やいかに? [90分/カラー/アメリカンヴィスタ] | [投票] | |
夢駆ける馬ドリーマー(2005/米) | ケンタッキーで代々牧場を営んできたベン(カート・ラッセル)は、今や競走馬の調教師で生計を立てている。彼の仕事を間近で見ていた娘のケール(ダコタ・ファニング)は、父が世話をしている1頭の馬に目を留めていた。その馬、ソーニャドール──スペイン語で「夢見る人」の意──は、しかし、出走したレースで転倒し、骨折してしまう。ソーニャの安楽死を命じる雇い主・パーマー(デビッド・モース)に反発するベンは、自らの職と引き換えにソーニャを引き取ることにした。ソーニャの復活を信じるケール、ベン、そして家族の長い闘いがここに始まった。[106分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票] |