★3 | ボラット 栄光ナル国家カザフスタンのためのアメリカ文化学習(2006/米) | カザフスタンのTVレポーター、ボラット(サシャ・バロン・コーエン)は、アメリカ視察のためプロデューサーのアザマート(ケン・デイヴィシャン)とともにニューヨークにやってきた。しかし超がつく田舎者の彼は行く先々でトラブル続き。そんなある晩、ホテルの部屋で見ていたTVに映ったのは「ベイウォッチ」のパメラ・アンダーソン。「この女性を嫁さんにする!」と決めたボラット、アザマートを上手く言いくるめ、一路西海岸へ(やはりトラブルを巻き起こしつつ)向かうのであった。[84分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | 長い散歩(2006/日) | 安田松太郎(緒形拳)は定年を機に、家族との苦い思い出が残る家を引き払い、一人暮らしを始めた。移った先のアパートでは、幼い女の子・サチ(杉浦花菜)がいつも1人でたたずんでいた。やがて、サチが母親(高岡早紀)に虐待されていることを知った松太郎は、ある日、彼女を連れて旅に出る。“誘拐犯”となった松太郎を追う刑事(奥田瑛二)、旅の途中で出会う青年・ワタル(松田翔太)。そして、松太郎の旅の真の目的とは…。[136分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | 夜のピクニック(2006/日) | 夜を徹して80kmを歩く、高校の伝統行事「歩行祭」。甲田貴子(多部未華子)はこの日、自分自身と“賭け”をしていた。それは、お互い口をきいたことさえないクラスメートの西脇融(石田卓也)に関わること。2人の間には1つの秘密があった。貴子はそれを、高校最後の「歩行祭」で清算するつもりなのだ。友人たちでさえ知らないある秘密を…。24時間先のゴールに向かって、貴子たちは歩き始めた。[117分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | 日本以外全部沈没(2006/日) | おれ(小橋賢児)の新聞社に「アメリカ沈没」のニュースが入ったのは3年前のことだ。アメリカに続き中国が沈没、あっという間もなく欧州・アフリカ・豪州も沈没。世界で唯一残った日本に、各国から難民が押し寄せてきた。おれの妻キャサリン(デルチャ・ミハエラ・ガブリエラ)は故郷アメリカの親類を心配し、友人のTVプロデューサー古賀(柏原収史)はハリウッドスターを安く使えると喜び、科学誌記者の後藤(松尾政寿)は地球物理学の権威である田所博士(寺田農)に付きっきり。しかし現在、日本が外国人で溢れかえり大混乱に陥る中、事態はそれどころで収まらないのであった。[98分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | 笑う大天使〈ミカエル〉(2006/日) | 良家の子女が通う由緒正しきお嬢様学校、聖ミカエル学園。ここに、史緒(上野樹里)が転校してきました。母親と二人暮らしだった彼女は、最近その母親を亡くし、生き別れになっていた兄・一臣(伊勢谷友介)に引き取られたのでした。筋金入りの庶民育ちである史緒にとって学園は驚きの連続でしたが、ひょんなことで和音(関めぐみ)・柚子(平愛梨)という仲間を得て、俄然元気になる史緒でした。そんな中、世間では名門校の女生徒ばかりを狙った誘拐事件が騒ぎになっており… [92分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | アメリカ、家族のいる風景(2005/独=米) | 西部劇のスター、ハワード(サム・シェパード)がユタ州の撮影現場から消えた。ネバダに暮らす母親(エヴァ・マリー・セイント)に会うために抜け出したのだ。だが、久しぶりに会った母親はハワードに驚くべき話をする。20数年前、ロケ現場の町でハワードの子を妊娠したという女性から家に電話があったという。動揺するハワードはモンタナ州の田舎町へ向かい、かつて関係を持ったドリーン(ジェシカ・ラング)と再会する。彼女の息子・アール(ガブリエル・マン)の存在を教えられるハワード。そして、そんな彼の行く先々に現れる、若い女性・スカイ(サラ・ポーリー)…。[122分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | メルキアデス・エストラーダの3度の埋葬(2005/米=仏) | テキサスの砂漠で一人の男の遺体が見つかった。男の名はメルキアデス・エストラーダ(フリオ・セザール・セディージョ)、メキシコ人のカウボーイであった。やがて死因は新任の国境警備隊員・マイク(バリー・ペッパー)の誤射によるものと判明、彼によって現場に隠されるように埋葬されていた遺体は、共同墓地に移され再度埋葬される。それを知ったメルキアデスの友人・ピート(トミー・リー・ジョーンズ)はある夜、ピートを墓地へと連れ出す。それは生前のメルキアデスと交わしていた、ある約束のためだった。[122分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | エリ・エリ・レマ・サバクタニ(2005/日) | 2015年。世界は原因不明の病気に支配されていた。視覚映像によって感染し、発病した者はウイルスの働きで自殺するというこの病を、人々は俗に「レミング病」と呼んだ。そんな中、自然音のサンプリングで演奏活動をするミズイ(浅野忠信)とアスハラ(中原昌也)の2人のミュージシャンのもとに、ある日、富豪・ミヤギ(筒井康隆)が孫娘のハナ(宮崎あおい)を連れてやってくる。ハナはレミング病の感染者であり、2人の演奏する「音」を聴くと、その発病が抑えられるというのだが…。[107分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | ラヴェンダーの咲く庭で(2004/英) | 1930年代のイギリス、コーンウォール地方の村。2人暮らしの老姉妹、アーシュラ(ジュディ・デンチ)とジャネット(マギー・スミス)は、ある嵐の日の翌朝、海岸に若い男が倒れているのを見つけた。家に運んで介抱する姉妹に、徐々に回復したその青年(ダニエル・ブリュール)は、自分がアンドレアという名のポーランド人船員だと告げる。彼がバイオリンの素晴らしい腕を持っていることを知り、その演奏に聞き惚れる姉妹だが、一方でアーシュラはこの外国人の若者に、人知れずほのかな恋心を抱くようになる…。[103分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | カーテンコール(2004/日) | 自ら抜いた特ダネ記事が原因で福岡のタウン誌に「都落ち」してきた、編集者見習いの香織(伊藤歩)。そこへ投稿されてきた1枚のハガキが、香織の興味を惹く。それは昭和30年代、下関の映画館で舞台に立っていた「幕間芸人」についての内容だった。さっそくその映画館「みなと劇場」に赴き、当時を知る従業員・絹代(藤村志保)に取材を始める香織。その話から浮かんできた、その芸人──安川修平(藤井隆)の人生は、香織が想像していた以上に深く、波乱に富んだものだった。[111分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | われ一粒の麦なれど(1964/日) | 農水省に勤める公務員・坂田(小林桂樹)の職場に、ある日一件の間違い電話が入った。それは子どもがポリオにかかった女性が半狂乱になりながらかけてきた電話だった。そういえば最近、新聞やTVでもポリオ患者が増えていると言っている…。この電話以来、ポリオという病気が気になっていた坂田は、さらにTV局記者の熊谷(大村崑)と知り合い、全国で増え続ける患者の悲惨な実態を彼から聞く。ソ連で開発された生ワクチンしか、有効な予防策はないということも…。今や坂田は、自らの仕事を放り出し、ポリオ撲滅のため飛び回るようになっていた。[108分/モノクロ/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | シルヴィア(2003/英) | アメリカからケンブリッジ大学に留学したシルヴィア(グウィネス・パルトロウ)は、女流詩人としての前途を胸に思い描きながら、日夜詩作に励んでいた。そんな彼女はある日、校友会誌に載った一編の詩に注目する。作者はテッド・ヒューズ(ダニエル・クレイグ)という大学院生だった。彼の才能を認めたシルヴィアは彼との親交を深めていき、やがて二人は結婚。二人三脚であちこちに売り込んだテッドの作品は、次第に世間で評価され始めたが、一方でシルヴィアは自分自身のチャンスが訪れないことに悶々とするようになっていく。[110分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | エイプリルの七面鳥(2003/米) | ニューヨーク、感謝祭の日の朝。エイプリル(ケイティ・ホームズ)はキッチンで七面鳥と格闘中。今日、郊外に暮らす家族がやってくる。数年前に実家を飛び出し、彼氏のボビー(デレク・ルーク)と同棲を始めて以来、ずっと会っていない。母親(パトリシア・クラークソン)はガンで先が長くないという。全員揃うのはこれで最後になるかもしれない家族に振る舞うために、エイプリルは生まれて初めての料理に挑戦しているのだ。でもそういう時に限って、いろんなトラブルが起きる。家族が乗った車はもうこっちに向かって出発した。料理は間に合うの? エイプリル。[80分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | ブラザーフッド(2004/韓国) | 1950年のソウル。靴磨きをしながら、将来は靴屋を開くことを夢見る兄・ジンテ(チャン・ドンゴン)と、高校生の弟・ジンソク(ウォンビン)は、家族とともにつつましいながらも幸せな生活を送っていた。しかしその幸せは、突如勃発した朝鮮戦争によって引き裂かれる。徴用されたジンソクとそれを追って入隊したジンテは、家族と離れ離れになり、危険な前線地帯を転戦するようになった。「将来有望な弟を無事に帰したい」そう願うジンテが取るようになる行動は、やがて兄弟の間に亀裂と軋轢を生んでいく。[148分/カラー/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | アンドレイ・ルブリョフ(1967/露) | 15世紀初頭のロシアで活躍したイコン(聖像画)画家、アンドレイ・ルブリョフの半生を二部構成で描いた作品。僧侶のアンドレイ(アナトーリ・ソロニーツィン)は修道院で学んだ絵画で身を立てようとしていた。しかし世間に出て、異民族の侵攻や疫病の流行、貴族の圧政に苦しむ民衆を目の当たりにした彼は、民衆への共感と自らの信仰との間で苦悩する。[182分/モノクロ/シネマスコープ] [more] | [投票(1)] |
★3 | 綴方教室(1938/日) | 正子(高峰秀子)の書いた綴方(つづりかた=作文)が、先生(滝沢修)に褒められた。得意になった正子はさらに次の綴方を書き、これも上手だと感じた先生は雑誌にこの綴方を投稿して、見事掲載される。ところが、この綴方に近所の人のことを書いた箇所があったため、正子の家は近所から疎まれるようになってしまう…。[87分/モノクロ/スタンダード] [more] | [投票(1)] |
★3 | ぼくの妻はシャルロット・ゲンズブール(2001/仏) | ぼくはイヴァン(イヴァン・アタル)、スポーツ記者。どこにでもいる普通の男だ。妻が有名な女優、シャルロット(シャルロット・ゲンズブール)だということを除けばね…。こう言うと「たとえ演技でも、奥さんと他の男のラブシーンを見て何とも思わないのか?」なんて聞くやつがいる。余計なお世話だが、言われてみると確かにいい思いはしない。しかも彼女の今度の共演相手は、女たらしで有名なジョン(テレンス・スタンプ)だっていうんだから、もう気が気じゃない。こっそりスタジオに乗り込んでみようか、いや止めておこうか、どうしよう…。[95分/カラー/アメリカンヴィスタ] | [投票(1)] |
★3 | エルミタージュ幻想(2002/露=日=独) | ロシア・サンクトペテルブルグのエルミタージュ美術館の中を、キュスティーヌ伯爵(セルゲイ・ドレイデン)と名乗る人物が歩いている。それを画面の外から、映画監督の声(アレクサンドル・ソクーロフ)が追う。彼らが言葉を交わしながら歩くうち、過去と現在は入りまじり、かつてロマノフ王朝の宮殿であったエルミタージュで起こった数々の出来事を、2人は夢とも現実ともつかないままに体験する。エルミタージュというこの巨大な方舟の中で、ピョートル大帝やエカテリーナ2世、ニコライ2世など実在の人物、そして虚構の人物と共に繰り広げられる、ロシア史の幻想の旅。[96分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | おばあちゃんの家(2002/韓国) | ソウルに住む7歳のサンウ(ユ・スンホ)は、失業中の母親(トン・ヒョヒ)が仕事を探す間、田舎の山の中に暮らすおばあちゃん(キム・ウルブン)のもとに預けられた。ソウルとは大違いの不便な田舎の生活に、わがままな文句を言い放題のサンウ。しかし、口がきけず、読み書きもできず、腰は曲がったおばあちゃんは、そんなサンウの言うことを聞いてやろうと、心を砕くのだった。やがてサンウも、そんなおばあちゃんに少しずつ心を開いてきて…。[87分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |
★3 | マーサの幸せレシピ(2001/伊=スイス=独=オーストリア) | ドイツ北部・ハンブルクのフレンチレストラン。シェフのマーサ(マルティナ・ゲデック)は、腕は一流だが客扱いが今一つ。客と喧嘩してはオーナーに叱られる毎日だ。ある日、マーサの姉が自動車事故で亡くなり、残された一人娘リナ(マキシメ・フェルステ)を引き取ることになるが、そのリナは「イタリアにいる父親と暮らしたい」と言う。相前後して、レストランではイタリア人の料理人マリオ(セルジオ・カステリット)が厨房に加わって…。[105分/カラー/アメリカンヴィスタ] [more] | [投票(1)] |