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けにろんさんのあらすじ: 点数順

★4劇場版ポケットモンスター ダイヤモンド&パール ギラティナと氷空〈そら〉の花束 シェイミ(2008/日)現実世界の歪みを吸収する反転世界でギラティナとディアルガが戦っていたとき、感謝ポケモン、シェイミ(山崎バニラ)が余波に巻き込まれ現実世界に放り出された。そして、旅途上のサトシ(松本梨香)やピカチュウ(大谷育江)一行と合流するのであった。シェイミはテレパシーでサトシたちに花畑に連れて行くよう頼む。出立した一行。しかし、不意に現れた反転世界の入り口に彼等は引き込まれてしまうのだが…。「ダイヤモンド&パール」シリーズ第2作。[投票]
★4シークレット・サンシャイン(2007/韓国)夫と死別したシネ(チョン・ドヨン)は、何故か身よりもいない夫の生まれ故郷の密陽市へ1人息子ジュン(ソン・ヨンジョブ)を連れて引っ越してきたが、市の入り口近くでエンコしてレッカー車を呼ぶ。やって来たジョンチャン(ソン・ガンホ)は2人を乗せて市へ向かう。そのことを切欠に36歳の独身男ジョンチャンはシネに何かと世話を焼く。ピアノ教室を開いたシネは徐々に地域の人達と交流を交わすが、主婦達とカラオケに行った晩、帰宅するとジュンの姿が見えなくなっていた…。2007年カンヌ国際映画祭女優賞受賞のイ・チャンドン監督第4作。[投票]
★4イースタン・プロミス(2007/英=カナダ=米)ロンドン。夜。ある散髪屋で凄惨な殺人が行われていたそのとき、1人のロシア人少女が薬局で意識不明になった。病院に運び込まれた少女は女児を出産し死ぬ。助産師アンナ(ナオミ・ワッツ)は彼女の遺品の日記からロシアンマフィアの介在に感づく。実力者セミオン(アーミン・ミューラー=スタール)のレストランを訪ねた彼女は、その息子キリル(ヴァンサン・カッセル)と彼の運転手ニコライ(ヴィゴ・モーテンセン)を知ることになるのだが…。クローネンバーグ劇場映画第22作。[投票]
★4いろはにほへと(1960/日)警視庁捜査二課の松本(伊藤雄之助)は2年にわたり投資経済会を追っていた。理事長の天野(佐田啓二)が戦後の混乱期に西垣(宮口精二)、黒河(殿山泰司)、磯辺(三井弘次)たちと設立した投資組合である投資経済会は月3分の高利を謳い文句に急拡大を遂げ出資金総額70億円に達し、経済界や政界も最早、その存在を無視できない。実直な生き方をしてきた松本はその存在に欺瞞を嗅ぎ義憤を覚えるが違法の端緒はどうしてもつかめないでいた…。59年度芸術祭文部大臣賞受賞の橋本忍作TVドラマを映画化した中村登監督第50作。[投票]
★4パトリス・ルコントの大喝采(1996/仏)うだつの上がらぬ老役者3人組。端役専門で女癖の悪いエディ(ジャン・ロシュフォール)と仕事が無く半ば引退の大根ヴィクトール(フィリップ・ノワレ)と小心者のヌケ作ジョルジュ(ジャン=ピエール・マリエル)は興業師シャピロン(ミシェル・ブラン)の巡業喜劇「スクビドゥー」のオーディションに乗り込んで、超大根にもかかわらず、売り込み作戦に成功したかにみえたが、実はシャピロンは本気で興業を成功させる気はなく、中止に持ち込み保険金をネコババしようとしていた…。パトリス・ルコント監督第19作。[投票]
★4ロンリーハート(2006/米=独)1940年代アメリカ。嘗て妻を自殺で失い一線から退いていた刑事ロビンソン(ジョン・トラヴォルタ)は或る女性自殺事件を切欠に現場復帰を決意。その裏に犯罪の臭いをかいだからだ。一方、新聞の交際欄「ロンリーハートクラブ」をネタにカモを探して詐欺を繰り返すレイ(ジャレット・レト)は、或る日カモろうとした女マーサ(サルマ・ハエック)が1枚上手で逆に釣られてしまう。行動を共にするようになった2人は次々に標的をカモっていくが、マーサの悋気が2人を地獄へと誘ってゆく…。実際の事件「ロンリーハート事件」の何度目かの映画化作品だが、初監督をつとめたトッド・ロビンソンは主人公ロビンソン刑事の孫。[投票]
★4フライボーイズ(2006/仏=米)1916年の米国、テキサス。破産した牧場主ローリングス(ジェームズ・フランコ)は渡欧を決意した。ニュース映画で見た第一次大戦のフィルムに感化されたのだ。向かったのはフランスのラファイエット戦闘機隊。未だ正式参戦しない米国人による部隊であった。指揮を執るのは仏人のセノール大佐(ジャン・レノ)。同期入隊のジェンセン(フィリップ・ウィンチェスター)、ロウリー(タイラー・ラビン)、スキナー(アブダル・サリス)、ビーグル(デヴィッド・エリソン)達と訓練を受けたローリングスは、やがて初出撃の日を迎えたが…。トニー・ビル劇場映画監督第8作。[投票]
★4夜顔(2006/仏=ポルトガル)パリ。コンサート会場でアンリ(ミシェル・ピコリ)は聴衆の中にセヴリーヌ(ビュル・オジエ)の姿を認めた。38年ぶりであった。会場を出て彼女の姿を追うが見失う。過去から逃れたいセヴリーヌであったが、パリの街を彼女を求めて彷徨するアンリに結局とっつかまり、食事に誘われてしまうのだった。レストランの個室で彼女を待つアンリ。そして、セヴリーヌが現れた…。ブニュエル昼顔』の38年目の後日譚として製作されたオリヴェイラ劇場映画監督第40作。[投票]
★4蜜の味(1961/英)ロンドンの貧民街で部屋代にも事欠く母娘。40近い母ヘレン(ドラ・ブライアン)が若い恋人ピーター(ロバート・スティーブンス)と逃げ、女子高生のジョー(リタ・トゥシンハム)は1人取り残された。孤独な彼女は黒人水夫ジミー(ポール・ダンクァ)と知り合う。優しいジミーにジョーは、やがて身を投げ出すのであった。束の間の幸せであったが、彼は航海に出てしまう。残されたジョーは妊娠していることを知り靴屋で仕事を見つけ、ホモの青年ジョフリー(マレー・メルヴィン)と知り合うが…。62年カンヌ国際映画祭・集団演技賞、61年英アカデミー賞・作品賞他受賞のトニー・リチャードソン劇場映画監督第5作。[投票]
★4ショートバス(2006/米)NY、ブルックリン。ジェイミー(PJ・デボーイ)と同棲するジェイムズ(ポール・ドーソン)がアパルトメントの一室でマスってる自分を撮影していた頃、別のビルの一室ではカウンセラーのソフィア(リー・スックイン)が夫ロブ(ラファエル・パーカー)と激しく交わっていた。で、別のホテルの一室では職業的SM女王のセヴリン(リンゼイ・ビーミッシュ)が客をぶちのめす。カットバックされいく彼等はやがて同時にオーガニズムに達するのであったが、後日ジャスティン・ボンドの主催するアングラ社交場「ショートバス」で出会うことになる…。ジョン・キャメロン・ミッチェル監督第2作。[投票]
★4ポイント45(2006/米)NY、ヘルズキッチン。キャット(ミラ・ジョヴォヴィッチ)と情夫のビッグ・アル(アンガス・マクファーデン)は銃を始め盗品の横流しを生業としていた。ビッグ・アルは狂犬のような男だが、女をたらしこむのにも長けており、キャットも例外ではなかった。しかし、スラムからの脱出願望の強いキャットは、アルに内緒で1人で取引を始める。だが、ヒョンなことから、それをアルが知ってしまった…。ゲイリー・レノン監督デビュー作。[投票]
★4白夜(1971/仏=伊)ある夜、ジャック(ギヨーム・デ・フォレ)はポンヌフ橋で自殺をしようとした少女、マルト(イザベル・ヴァンガルテン)制止して知り合う仲となった。翌日、2人は橋の上で再会し、身の上を語り合うようになる。ジャックは画学生でアパートの自室で絵を描き続ける孤独な青年。マルトはアメリカに留学してしまった嘗ての間借人の青年(ジャン=モーリス・モノワイエ)に恋をし、1年目の今、正に再会を約していたのだが、男は現れずじまいで悲観の淵で身投げを計ったのであった。そして、2人は3日目の夜も4日目の夜も逢瀬を重ねるのだが…。71年ベルリン国際映画祭国際カトリック映画事務局賞受賞のブレッソン監督第14作。[投票]
★4現代インチキ物語 騙し屋(1964/日)昭和30年代の大阪。工事現場で泣き崩れる苦学生、ちょこ松(丸井太郎)と彼を慰める演説を衆人に向けぶつ現場作業員、赤とんぼ(伊藤雄之助)、衆人の中でスリを見つけ追う河豚(船越英二)と刑事、カマキリ(曽我廼家明蝶)。2つの騙しが鮮やかに成立。場末の小料理屋に集う4人は扮装を脱ぎ捨て戦果を分かち合う。彼等はカマキリをリーダーとする騙し屋集団だったのだ。「騙された本人がそう思わないなら何が悪い」カマキリの独特な論理に一座も盛り上がるのだが…。増村保造監督第26作。[投票]
★4マリリンとアインシュタイン(1985/英)1954年のNY。映画撮影で地下鉄送風口でスカートをはためかせた女優(テレサ・ラッセル)はホテルに宿泊中の理論物理学者(マイケル・エミル)を訪ね推論を確かめようとするが、反共委員会の上院議員(トニー・カーティス)の来訪に邪魔され、又夫の元プロ野球スター(ゲイリー・ビジー)も嫉妬に駆られて教授を訪問する…。役名は無いがそれぞれモンローアインシュタインマッカーシーディマジオのこと。85年カンヌ国際映画祭、仏映画高等技術委員会賞受賞のニコラス・ローグ監督第7作。[投票]
★4サンシャイン 2057(2007/米)2057年。太陽は、その活動を徐々に弱め、地球の気温は低下し、人類は窮していた。7年前に核爆弾を積んで太陽に向かって発進したイカロス1号は途中で音信が途絶え、今イカロス2号が集められる核を集積した最後の希望を持って太陽に向かう。クルーは8人。艦長カネダ(真田広之)、キャパ(キリアン・マーフィー)、コラゾン(ミシェール・ヨー)、メイス(クリス・エヴァンス)、キャシー(ローズ・バーン)、ハーヴィー(トロイ・ギャリティ)、トレイ(ベネディクト・ウォン)、サール(クリフ・カーティス)。しかし、予想外の事態が彼等を襲い始める…。ダニー・ボイルの劇場映画監督第8作。[投票]
★4ブルースチール(1990/米)警察学校を出たての新米警官メーガン(ジェイミー・リー・カーティス)は勤務初日の夜のパトロール中にスーパーで強盗に遭遇してしまい、応戦中にやむなく犯人を射殺するのだが、現場検証で犯人の銃が出てこない。彼女は停職処分になり、その最中、知り合った株のトレーダー、ユージン(ロン・シルヴァー)と恋に落ちる。折しも連続射殺事件が発生するが、死体から検出された弾丸にはメーガンの名前が刻印されていた。刑事課に呼び出された彼女は、刑事ニック(クランシー・ブラウン)の協力を得て捜査を開始する…。キャスリン・ビグローの劇場映画監督第4作。[投票]
★4龍が如く 劇場版(2007/日)10年の服役を終えて風間(塩見三省)組幹部の桐生(北村一輝)が神室町に戻ってきた。彼は少女、遥(夏緒)を連れ彼女の母、美月(高岡早紀)を探し求める。折しも、銀行から東城会の資金100億が何者かによって引き出され、神室町は各者の思惑が錯綜し沸騰し始める。10年前の桐生との因縁を引きずる真島(岸谷五朗)は彼を捜して殺そうと町を徘徊、刑事の野口(哀川翔)は銀行強盗に大わらわ、マル暴の伊達(松重豊)は桐生を追い、悟(塩谷瞬)と唯(サエコ)のカップルは強盗三昧、そして、韓国人テロリスト朴(コン・ユ)が標的を求めて町に放たれた…。人気ゲームの映画化作。[投票]
★4女狐風呂(1958/日)伊豆の温泉宿「花屋」。最近、結婚したばかりの若主人、清次郎(島田竜三)の恋女房、おくみ(浦路洋子)の身に嫌がらせとも思える奇妙な事件が頻発する。折しも逗留に来ていた神田の目明しの娘、お光(嵯峨三智子)と婿養子の文吉(市川雷蔵)。お光は、これ又別件で居合わせた目明し鶴吉(堺駿二)と亀助(宮坊太郎)を手下のようにこき使い、事件の解明に乗り出す。そして、おくみと昔恋仲だった大工の佐吉(和泉千太郎)に目星をつけるのだが…。安田公義監督第43作。[投票]
★4無防備都市 ベイルートからの証言(1991/仏=伊=ベルギー)1978年、内線が続くレバノン。ベイルートで取材中のフランス人フォトジャーナリストのパトリック(イポリト・ジラルド)は帰国を目前にゲリラに拉致監禁されてしまう。イスラム系武装グループのリーダー、ソワド(ラフィーク・アリ・マハマド)はパトリックをフランス政府との人質解放の交渉に使おうとする。そして、10ヶ月に及ぶ監禁生活が始まるのだが…。91年カンヌ国際映画祭審査員賞受賞のマルーン・バグダディ劇場映画監督第16作。[投票]
★4ど根性物語 銭の踊り(1964/日)タクシー運転手の八百(勝新太郎)は轢き逃げ犯人を捕まえた折りに、乗客として乗り合わせた姫(船越英二)に目をかけられる。実は、姫は殺し屋グループの一員だったのだ。やがて、拉致された八百はアジトに連れて行かれてリーダーの元憲兵、江戸(浜村純)と混血児の堀川(ロイ・ジェームス)にも引き合わされる。彼等は社会正義と称して悪人を暗殺する集団であった。月給30万円で雇われた八百は悪徳金融業者の遊佐(村上不二夫)を殺害、次なる標的を麻薬組織の元締デントン(マイク・ダニン)に定める。一方、謎の中華料理店店員、十條月見(江利チエミ)が遊佐に付きまとい始める…。市川崑監督第47作。[投票]