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けにろんさんのあらすじ: 点数順

★5鏡(1975/露)40歳代も半ばになる主人公の私は回想する。幼年時代の私(イグナート・ダニルツェフ)は毎年、祖父の家で夏を過ごした。鬱蒼とした木立に囲まれた家で、母(マルガリータ・テレホワ)は、たらいで髪を洗う。干草小屋の火事。そして父(オレグ・ヤンコフスキー)の失踪。母からの電話で目覚めた私は母の昔の同僚の死を知らされ又も回想する。印刷所で働いていた母が致命的校正ミスを犯した気がして印刷所に走った日のことを…。妻のナタリア(マルガリータ・テレホワ)と別れた私は息子イグナート(イグナート・ダニルツェフ)を引き取りたいが息子は拒否する。幼年時代に父に去られた私と同じ境遇にはしたくないのだが…。タルコフスキーの長篇第4作。[投票(3)]
★5摩天楼を夢みて(1992/米)NYの不動産会社ミッチ&マレー社のとある支店の1日。かつては一線級の営業マンだったベテランのレビーン(ジャック・レモン)が出社すると本社から来た男ブレイク(アレック・ボールドウィン)が同僚のモス(エド・ハリス)とアーナロウ(アラン・アーキン)と支店長ウィリアムソン(ケビン・スペイシー)を前にして成績不振を罵倒し始めた。そして月間成績トップの者にはキャデラック、3位とビリには解雇通知が用意されることを伝える。その頃、支店トップのセールスマンのリッキー・ローマ(アル・パチーノ)はバーで1人の男を口説いていた…。92年ベネチア国際映画祭男優賞受賞。[投票(2)]
★5殺しのドレス(1980/米)ケイト(アンジー・ディキンソン)は夫との営みでは充たされない熟女。シャワーを浴びる度に逞しい男性に襲われる妄想に煩悶するのであった。息子のピーター(キース・ゴードン)は機械マニアでケイトを邪険にする。塞いだ気持ちで、ふらりと外出したケイトは精神科医のエリオット(マイケル・ケイン)のクリニックを訪れるが、気持ちは晴れない。その後あてもなく訪れた美術館で見知らぬ男に誘われ、行きずりの情事にしけこむのであったが…。デ・パルマの6本目の日本公開作でその評価を決定付けた。[投票(2)]
★5ジーザス・クライスト・スーパースター(1973/米)灼熱のケナブ砂漠の足場の築かれた廃墟に1台のおんぼろバスがやって来た。停まったバスから降りて来た50人の若者達は衣装を着け始める。バスの屋根にくくりつけられた小道具の十字架が降ろされる。沈鬱な表情の長髪のテキサス人(テッド・ニーリー)が主役のイエス・キリストを演じるらしい。そして岩山の頂上で苦悩するユダ(カール・アンダーソン)の絶叫調のシャウトでイエスの最後の7日間の物語が幕を切って落とされた…。アンドリュー・ロイド・ウェーバーが地方公演でムーヴを起こし遂にはブロードウェイで公演されたロック・ミュージカル。ノーマン・ジュイソンは『屋根の上のバイオリン弾き』撮影中のユーゴでレコードを聞いて映画化権をとりつけた。[投票(2)]
★5寄生獣(2014/日)「人間の数が100分の1になったら、たれ流される毒も100分の1になり、いくつの森が焼かれずにすむだろうか」誰かがふと思ったかどうか知らぬが、海溝から現れた生物群が日本に上陸し人々に寄生・捕食し始めた。擬態能力を持つ彼らは日常生活に溶け込み捕食を繰り返す。高校生の泉新一(染谷将太)は寄生されるも、奇跡的に人格を保全したまま寄生生物との共棲体となる。彼の右手のそれは自らをミギー(阿部サダヲ)と称した。日常で起こる変異が何かの到来を人々に感じさせ始めたころ、新一の高校に親任教師が赴任してきた。名はは田宮良子(深津絵里)。彼女も又パラサイトであった…。1989年の大ヒット漫画の映画化。[投票(1)]
★5ふがいない僕は空を見た(2012/日)高校生の卓巳(永山絢斗)は、コミケで知り合った主婦、里美(田畑智子)と関係を持つようになったが、そんな状況を終わらせないといけないと思ったりする。同級生の七菜(田中美晴)に告られたのが切欠なのだが、逡巡する彼を同級生の良太(窪田正孝)は本気で心配する気にもならない。彼は親に半ば棄てられ米代にも困窮していた。そんな良太に弁当を届ける卓巳の母、寿美子(原田美枝子)は助産院経営に悩む。一方で里美は不妊を理由に姑のマチ子(銀粉蝶)からプレッシャーを受けていたが…。山本周五郎賞受賞の窪美澄原作の映画化。[投票(1)]
★5白夜(2009/日)冬のフランス、リヨン。橋の上で女が人待ち気に佇んでいる。相沢朋子(吉瀬美智子)。昨日フランスに着いたばかりの日本人OL。「日本人?」そんな彼女に声をかけた男。木島立夫(眞木大輔)。1年以上を海外で放浪し、その日の晩のパリ行き最終列車で日本に帰国する予定。冷たくあしらう朋子に為す術なく去った立夫であったが、数時間後、再度訪れた橋に朋子はまだ立っていた…。トリュフォーブレッソンにインスパイアされた小林政広劇場映画監督第9作。 [投票(1)]
★5純(1980/日)劇画家志望の純(江藤潤)は遊園地の修理工場で何とか生計をたてる鬱屈した日々を送っていたが、何故か洋子(朝加真由美)という恋人はいた。しかし、純朴な純は洋子の手を握ることもできない。代わりに彼は日々、電車の中で痴漢行為に勤しむのであった。しかし、それは洋子の知るところとなり、絶望した純は故郷の軍艦島を訪れるのだが…。東映の助監督をしていた横山博人が退社して設立した独立プロ工藝舎第1回作品。78年製作だが配給目処が立たずカンヌ、ロンドン、ロスの映画祭で注目を浴びた後80年に漸く東映系で公開にこぎ着けた問題作。[投票(1)]
★5病院で死ぬということ(1993/日)とある病院で末期癌患者の医療に取り組む山岡医師(岸部一徳)の元には様々な患者が送られて来る。大腸癌の川村老人(山内明)の元に遅れて入院してきた老妻秀子(橋本妙)は肺癌であった。働き盛りのサラリーマンの野口(塩野谷正幸)は末期癌で手術不可能で告知されぬまま家に帰される。再三の手術を繰り返しながら退院できない春代(七尾伶子)は次第に感情が荒んで行く。身寄り無く行き倒れた藤井(田村廣)は末期の食道癌であった…。実在の医師山崎章郎の同名原作から人は如何に死にゆくべきかを問うた問題作。93年日本映画批評家賞作品賞、毎日映画コンクール監督賞・美術賞・録音賞受賞。[投票(1)]
★5アタメ 私をしばって!(1990/スペイン)3歳で孤児になり、凶暴癖から精神病院で青春時代を送って来たリッキー(アントニオ・バンデラス)は23歳になって退院することになった。それを機に、まっとうな普通人として生きることを決意、憧れのB級ポルノ女優マリーナ(ビクトリア・アブリル)を、監督マキシモ(フランシスコ・ラバル)の仕切る現場に訪れると、プレゼントを差し出し、いきなり求愛したのだ。そして、当然の如く相手にされない。思いあまったリッキーはマリーナのアパートに押し入り「お前の良き夫、産まれてくる子の良き父になりたい!」と一方的に宣言したが…。アルモドバルの第20作。[投票(1)]
★5トパーズ(1992/日)出張SM嬢のアイ(二階堂ミホ)は毎日のように客にホテルに呼ばれて、されるがままにプレイをこなしているが、今では、その意味さえも考えなくなっている。或る日、宝石店で見たトパーズを、かつて占い師(草間彌生)から聞いたことのある「幸福の指輪」と直感し買ったのであるが、何も変わるわけではなかった。そんな時に出会った薬中高級娼婦サキ(天野小夜子)は、アイに生きていくことの標を託す。そして、アイはかつての恋人に会いに行こうと決心するのだが…。村上龍の監督第4作。国内評価は完全黙殺に近かったが、レイトで一応の成果を収め、ドイツ興行では『トーキョー・デカダンス』の題で話題を呼んだ。[投票(1)]
★5イナゴの日(1975/米)1938年のハリウッドにエール大卒のトッド(ウィリアム・アザートン)が大手映画会社の美術部に就職し東部からやって来た。安月給で借りたアパートの向かいに元ボードビリアンのセールスマンのハリー(バージェス・メレディス)とその娘でスターを夢見るフェイ(カレン・ブラック)が住んでいたが、すれっからしのフェイにトッドは瞬く間に翻弄されていく。そんな或る日、ハリーはセールスに行った家で倒れてしまう。住んでいたのはアイオワ出の田舎者の内気な経理事務員ホーマー(ドナルド・サザーランド)であったが、父を引き取りに来たフェイに彼も又籠絡されて行くのであった…。シュレシンジャーの劇場映画第9作。[投票(1)]
★5博奕打ち 総長賭博(1968/日)昭和の初期。東京の博徒、天龍一家の初代総長の荒川(香川良介)は兄弟分の仙波(金子信雄)が画策する右翼と組んで大陸進出の手先となることを拒否していたが、突如、脳溢血で倒れ再起不能となった。衆目の一致するところ跡目は一家六人衆の中井(鶴田浩二)が継ぐと思われたが関西からの流れ者であることを理由に辞退し、仙波はおとなしい石田(名和宏)を据えて傀儡化を謀る。中井は刑務所にいる弟分の松田(若山富三郎)が当然、跡目になるものと思ってたが仙波の巧みな工作で石田がとうとう襲名することになってしまった…。シリーズ第4作。[投票(1)]
★5泥の河(1981/日)昭和31年の大阪安治川河口。安食堂を営む、父晋平(田村高廣)と母貞子(藤田弓子)と息子信雄(朝原靖貴)の一家がいた。或る日、信雄は鉄屑を盗もうとしている少年、喜一(桜井稔)と出会う。喜一は、その日の朝に食堂の対岸に係留された宿船の少年であった。連れて行かれた宿船で姉、銀子(柴田真生子)と会うが母親の笙子(加賀まりこ)は中から姿を見せなかった。家に帰り報告する信雄に父は夜は船に行ってはいけないと言う。しかし、天神祭の夜、喜一と出かけた信雄はお金を落とし、しょげ返る信雄を慰める為に喜一は船に連れて行く…。81年ブルーリボン賞作品賞、毎日映画コンクール日本映画大賞・監督賞・男優演技賞他受賞。[投票(1)]
★5テス(1979/英=仏)19世紀末英片田舎マーロット村。酒飲み行商人ジョン(ジョン・コリン)は道で研究家の牧師から自分が名高い貴族の直系子孫だと言われ、大邸宅を構えるダーバビル家に娘のテス(ナスターシャ・キンスキー)を送り込んで親戚関係を主張させようとする。仕方なくダーバビル家に行ったテスは放蕩息子のアレック(レイ・ローソン)に目を付けられて家畜の世話係として雇われるが、犯されて妊娠してしまい実家に帰る。出産した子供が数週間で死んでしまい、傷心のテスは家を出て遠く離れた牧場で働く。そこには農業の勉強に来ている心優しき若者、エンジェル(ピーター・ファース)がいた…。80年セザール賞作品賞他3部門、アカデミー撮影賞他3部門他受賞。[投票(1)]
★5グラン・ブルー(1988/仏)1965年のギリシャ。潜水夫の父と暮らすフランス少年ジャックはイタリア少年エンゾに一方的にライバル視される。やがて父が事故死しジャックは取り残された。1988年の伊シシリー。難破船の解体作業中のエンゾ(ジャン・レノ)は弟にジャックの捜索を命じる。南米ペルーのアンデス。ジャック(ジャン・マルク・バール)は湖に落ちたトラック引上げ作業に従事している。ニューヨークの保険会社員ジョアンナ(ロザンナ・アークエット)が調査に訪れ孤独な作業を淡々と行うジャックに惹きつけられる。そして、南仏リビエラの自宅でイルカと寛ぐジャックの元にエンゾが現れ、シシリーで開催される世界潜水選手権大会に出場しろと言う…。リュック・ベンソンの第3作。[投票(1)]
★5台風クラブ(1984/日)東京近郊の市立中学校。明(松永敏行)が夜にプールで泳いでると女子生徒たちがやって来て、からかわれた明は溺れるが、ジョギングしていた野球部の恭一(三上祐一)と健(紅林茂)が助けた。翌日、数学の梅宮(三浦友和)の授業中に中年夫婦が入ってきて娘と同棲してる梅宮を詰る。潔癖な女生徒の何人かは授業ボイコットの相談をする。そして台風が接近する土曜日。恭一のガールフレンドの理恵(工藤夕貴)は寝坊して登校せず原宿を彷徨う。梅宮を難詰するため放課後残った美智子(大西結花)は置いてけぼりを喰う。健がやって来て美智子を追い回す。雨と風はますます激しさを増していく…。85年東京国際映画祭ヤングシネマ大賞受賞。[投票(1)]
★5蒲田行進曲(1982/日)時代劇のメッカの京都撮影所では「新撰組」の撮影がたけなわ。初主演の銀ちゃん(風間杜夫)こと金岡銀四郎は神経が高揚してヤス(平田満)を初めとした大部屋俳優たちをどつきまくる。ヤスにとっての銀ちゃんは長年の憧れであり、銀ちゃんにとっても又ヤスは自分の最大の理解者なのであった。或る真夏の昼下がり。ごろ寝しているヤスのアパートに銀ちゃんが女優の小夏(松坂慶子)を連れて来た。彼女は妊娠しており、銀ちゃんはヤスに小夏と一緒になってくれと頼む…。82年の国内各賞の作品賞を独占。主演の3人も各々賞を得た。[投票(1)]
★5酔拳2(1994/香港)清朝末期。フェイフォン(ジャッキー・チェン)は父ウォン(ティ・ロン)の旅の同行中に高名な武術家マンケイ(ラウ・カーリョン)に泥棒と間違われて一戦交えたが、その途中、マンケイの持っていた中国皇帝の印章が偶然フェイフォンの手に渡った。家に戻り継母リン(アニタ・ムイ)との買物途中、泥棒に遭い父の戒めを破って酔拳を使ってしまい、家を叩き出される。酔っ払って憂さを晴らしていると先程の連中が戻ってきて袋叩きにされる。その頃、マンケイが訪ねて来た。彼は中国秘宝を根こそぎ国外に売りさばく一味と戦っていたのだ。フェイフォンも協力を決意するが…。94年正月の香港でそれまでのジャッキー映画中最高興収をあげた。[投票(1)]
★5ブロードウェイのダニー・ローズ(1984/米)マンハッタン7番街のカーネギーデリカテッセンで芸人達の昔話に花が咲く。誰かがダニー・ローズ(ウディ・アレン)のことを話し出す。彼は売れない芸人だったがマネージャーに転業。抱える3流芸人達の中で歌手のカーノバー(ニック・アポロ・フォート)が何とか売れ出すが、ディナーショーで恋人のティーナ(ミア・ファロー)が来てくれないと歌えないと言い出し、ティーナをニュージャージーまで迎えに行くとジョニー(エドウィン・ボルド)という男のパーティに行くとのことで付いて行くがジョニーがダニーをティーナの恋人と勘違いして自殺未遂。ジョニーの弟で殺し屋のジョー(フランク・ランズリ)がダニーを追う…。ウディ・アレンの監督第14作。[投票(1)]