[POV: a Point of View]
リメイクの功罪〜サスペンス・ミステリ系
って言ってもほとんど罪しかないですけど。この手のPOVはたくさんあるので、思い入れの強いこのジャンルに限定。A;オリジナル、B;リメイク、C;リメイクではないが、影響が見受けられるもの。どちらを観るべきかは一目瞭然かと。
B | 知りすぎていた男(1956/米) | ヒッチが描く世界に現実味は薄いが、映画ならではのリアルに溢れている。だから好き。 [review] | 投票(10) | |
B | ケープ・フィアー(1991/米) | はまり役を得てデ・ニーロが突っ走る。その暴走振りは、『シャイニング』のジャック・ニコルソンと双璧。オリジナルの骨格を崩さずそこに現代的な肉付けを施した、数少ないリメイクの成功例(僕はオリジナルの方が好きだが)。以下は本作のオリジナル、『恐怖の岬』との比較。 [review] | 投票(3) | |
B | スカーフェイス(1983/米) | |||
B | 恐怖の報酬(1977/米) | 悪くない、悪くないリメイクだが… [review] | 投票 | |
B | 危険な情事(1987/米) | ショッカー的なえげつない演出は、恐怖感をじわりと盛り上げることに自信がないための逃げに取られてしまいかねない。ラストに至ってはグレン・クローズが暴走しまくるが、その前にブレーキ制御しないと、男の身勝手な振る舞いから多くの人を犠牲にしたその罪の断罪意識が薄れ、ただのホラーに堕してしまう。 | 投票(2) | |
B | 郵便配達は二度ベルを鳴らす(1981/米) | |||
B | リプリー(1999/米) | 行き当たりばったりがいっぱい。 [review] | 投票(6) | |
B | 悪魔のような女(1996/米) | リメイクがオリジナルの呪縛から逃れられないとすれば、果たしてリメイクの意味とは?独立した作品としてみても、意図がミエミエなスローモション、単調な音楽、意味なく俯瞰になるカメラにオリジナルとの差別化をはかったクライマックス等すべてがあざとい。 | 投票(1) | |
B | 12人の怒れる男 評決の行方(1997/米) | オリジナルを観た人間にとっては、やはり不可解極まりない。TVムーヴィーだからという言い訳は通用しない。 [review] | 投票 | |
B | サイコ(1998/米) | これを作った監督は、何か有意義なことを言ってたようだが… [review] | 投票 | |
B | ダイヤルM(1998/米) | オリジナル骨格だけ頂いてそこに現代的な肉付けを施しても小手先だけで登場人物の誰にも感情移入できない。 [review] | 投票 | |
B | 裏窓(1998/米) | 地獄でヒッチ先生にやりとしながらこうつぶやく… [review] | 投票 | |
B | トーマス・クラウン・アフェアー(1999/米) | |||
B | 逃亡者(1990/米) | |||
B | グロリア(1999/米) | |||
B | ジャッカル(1997/米) | |||
B | FAIL SAFE 未知への飛行(2000/米) | |||
B | オーシャンズ11(2001/米) | |||
B | 死の接吻(1995/米) | |||
B | レディ・バニッシュ 暗号を歌う女(1979/英) |
このPOVを気に入った人達 (3 人) | kawa 町田 KADAGIO |