★4 | ナバロンの要塞(1961/米) | 無駄なセリフがないということに注目したい。最近は、見ればわかる状況説明もセリフでするというナンセンスな脚本も多いが、見習うべきだ。更にはセリフが全くないというシーンも2か所ある。 [review] | [投票(1)] |
★3 | ヤァヤァ・シスターズの聖なる秘密(2002/米) | この映画は女性そのものだ。秘密のグループを作ってはしゃいでいるかと思うと、すごくシリアスな面ももっている。そして男には、ただただ女を愛すればいいのよ、と言わんばかりだ。 | [投票] |
★4 | 死刑台のエレベーター(1957/仏) | 後半途中、これで終わりか、まぁ良かったと思いきや、どっこいどっこい、最後の最後まで物語が語られ、見事に着地を決めた。これぞ、傑作。題材が好きではないので、−1点としようか。 | [投票] |
★5 | 陽はまた昇る(2002/日) | 大久保次長に注目したい。次長なんて役職は、その部署のことを何でも知っていなくちゃいけないし、またどんな仕事もこなす。要は何でも屋の雑用係。そしてあまり表面に出ることはない。その辺のところがよく描けていた良いホンでした。渡辺謙も黒ブチ眼鏡をかけていい味を出していた。 | [投票] |
★3 | ひばり捕物帖 折鶴駕篭(1960/日) | オープニングクレジットは千羽鶴が下からの炎に煽られ焼け落ちて行く、という凝った趣向。がそれだけで、後の見所は近衛十四郎の槍術が見られるぐらいか。変わりばえしないひばり捕物帳。 | [投票] |
★3 | シャイアン(1964/米) | 物語自体は実話のようだが、これは告白か謝罪の意か。シリアスに語られて行く割には、ワイアットアープの挿話はおちゃらけている−無くてもよかったのでは。E・G・ロビンソンは相変わらず何をやらせても存在感がある。 | [投票] |
★3 | マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009/米) | PVのシーンがいくつかあったが、そうではなくて、完全にリハ風景にして欲しかった。、もっと議論が沸騰しなかったのか?とか、もめ事とかなかったのか?ということ。それを期待するっていうのも変な話だろうけど。マイケルが出来過ぎている感じがした。斜めから見すぎか? | [投票(1)] |
★3 | アメイジング・グレイス(2006/英=米) | 題材が興味深く、もっともっと良い作品に出来たはずなんだが。カットバックではなく、素直な年代記にした方が良。カンバーバッチが意外と熱演で―ただ最後のシーンは不良。2名優フィニーと ガンボンの出演シーンだけが面白く観れたなんて、この作品の底が知れた気がする。 | [投票] |
★4 | 扉の影の秘密(1948/米) | こういう“トラウマ殺人もの”は、'48当時では随分と斬新だったのではないか。いや、今でも十分面白いのだが。特に後半のサスペンスの盛上りは圧倒的で、伏線(ちょっと分かりにくいが)を使ったどんでん返しもあり改めてラングはサスペンスは上手いと実感させる。
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★4 | 緋色の街 スカーレット・ストリート(1945/米) | エドワード・G・ロビンソンが実に実に良い。所謂"老いらくの恋"第2章か。第1章「飾窓の女」(同年製作)の方が個人的には好き―ラストの扱いで。こちらの方は話が転々として、何年か後には「あのラストはどうなるんだっけ?」と誰かに聞きそうだ。 | [投票] |
★4 | 復讐は俺に任せろ(1953/米) | ・マッギヴァーンのハードボイルド警察小説を過不足なく映画化。あぁ、面白かった!―サスペンス好きなラングにはこの言葉が一番の賛辞ではないかと思う。 | [投票] |
★4 | 恐怖省(1944/米) | 原作がスパイ小説家としても著名なグレアム・グリーンなので、物語自体が間違いなく面白い。その為か、ラングお得意の心理描写はあまり出る幕はなかった。 | [投票] |
★5 | 怪人マブゼ博士(1933/独) | ラングらしさが一杯の傑作。そしてどんな形であれ、マブゼという名は残るだろう。 [review] | [投票] |
★3 | マーヴェリック(1994/米) | ラストはどんでん返しの連続で、面白いというよりあきれた。ジョディ・フォスターは、今迄何となく冷たい印象を持っていたが、こんなに愛らしい女の役が出来るとは思わなかった。演技派と改めて認識。 | [投票] |
★4 | 死刑執行人もまた死す(1943/米) | ナチ総督暗殺後犯人は如何に逃げるか―から始まるなんて、ストーリーテラーのラングはやはり上手い。ゲシュタポ対レジスタンスの虚々実々の駆け引きであくびをする間もなく迎えるのは最後の大どんでん返し。と、一気読みではなく“一気見”だ。 | [投票(1)] |
★3 | 月世界の女(1929/独) | レンガ造りの工場、寄宿舎のような宇宙船内部等、古臭いのは仕方がない。ただ、打ち上げ時は世界の工場、列車、船がサイレンを鳴らし、見守る観客は帽子を取る。あの科学に対する“敬意”は、今どこへ行ったのだろう? | [投票] |
★4 | メトロポリス(1927/独) | 下を向いて肩を落として歩く労働者たち―これぞ日本のサラリーマン。歓楽街はその名もずばり YOSHIWARA。善と悪の二極を演じたブリギッテ・ヘルムが素晴らしい。アンドロイドがきれい。高速道路の渋滞が今と同じで面白い。 | [投票] |
★3 | Mr.&Mrs.スミス(2005/米) | ブラピファンの方には申し訳ないが、二人を一緒に並べてみると実力の差が歴然。。でもそんな事関係ない。先月(2013.5月)アンジーが乳腺切除、再建手術を受けた事を告白。立派な女性というしかないが、彼はしっかり寄り添って・・・。現実でも映画でも二人ののろけを聞かされた感じ。 | [投票] |
★4 | わたしのグランパ(2003/日) | 文太兄い、いや文太じじいか。白髪がよく似合う。彼の為の企画かと思ったら原作があるんだ。しかし、“囹圄”なんて・・・筒井さん、一度使ってみたかったのかなあ。こんな字を日記に書く奴はおらんだろう。 | [投票] |
★3 | ショウほど素敵な商売はない(1954/米) | エセル・マーマンはそののびやかな声と圧倒的歌唱力でさすがに女王の貫禄十分。マリリン・モンローは綺麗で、やはり目立つ。曲が普通かな。 | [投票] |