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mさんのコメント: 更新順

★5アンドリューNDR114(1999/米)この短い上映時間で200年という年月を表現した事で、愛する者は死んでゆき独り残されてしまう彼の孤独感と、人間の命のはかなさを一層強く感じられた。正直観る前は軽く見ていたがこれは非常に大きく深いテーマを扱っている。何をもって人間とするのか? [review][投票(8)]
★5小説家を見つけたら(2000/英=米)ジャズ音楽を背景に、色の綺麗なマンハッタンを自転車で走っていくショーン・コネリーの姿が自信に満ちていて美しく印象的。偶然の出会いから互いに影響し合い成長して行く過程に惹き込まれてしまう。音楽もとても素敵だった。  [review][投票(2)]
★5ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ(1998/英)What the fuck are you doing here!?にお腹抱えて手を叩いて笑った。後半の面白さは先に観た『スナッチ』以上。JDの「今回は幸運だったな、命あっての幸運だぞ」に深く頷くわたし。ちゃんと分かってんだろか彼らは。お馬鹿で憎めない映画。気分良く笑った。[投票(1)]
★5ブレア・ウィッチ・プロジェクト(1999/米)あのメンバーの一人として一緒に森へ入って行ければ想像以上の体験が出来る。どんなホラー映画もしょせん作り物だしと思う自分にとってこれは究極のホラーだった。評価の低さに落胆したけれど、自分は貴重な体験を出来た一人なんだと思う事にする。 [review][投票(6)]
★4眺めのいい部屋(1986/英)アリア『私のお父さん』の旋律、イタリア(フィレンツェ)の景色、衣装と小道具、それぞれが非常に美しく、イタリアの雰囲気と魅力を十分に描いている。「イタリアには不思議な力があるわ。どんな堅物もロマンティックに変えてしまうの。」  [review][投票(3)]
★4クライング・ゲーム(1992/英)白人と黒人、イギリス人とアイルランド人、男と女。それぞれ違った”カテゴリ”である人間同士の心の交流を通して語られる愛と性(さが)に感動。「カエルとサソリの寓話」とボーイ・ジョージの曲『THE CRYING GAME』の暗示・伏線がとても好き。 [review][投票(2)]
★4トゥルーマン・ショー(1998/米)「この番組に嘘はないんだ。ただ操作されているだけさ。」それが一番恐ろしいんです。”操作”溢れるこの世の中、気付かないでいる方が幸せ・・では無い。脚本のアンドリュー・ニコルは『ガタカ』の監督・脚本もしているがどちらも非常に似ているテーマ。 [review][投票(7)]
★5スティング(1973/米)妙に軽快な音楽『エンターティナー』と紙芝居風の絵が、より映画を引き立てていたんだと最後の最後になって分かる。最後は正に”快感”そのもの。ストーリー展開の上手さは、この先どんな風に真似されようとこれからもずっと映画史に残る名作でしょう。[投票(4)]
★4フィアレス(1993/米)ピーター・ウィアーは『モスキート・コースト』やこの映画の様に興行成績を無視して自分のやりたいようにやる。しかも他の映画の様に結論を提示してくれるのを待っているとこの監督の映画は楽しめない。わたしは最後15分間は名ラストシーンだと思う。[投票(2)]
★5プレデター(1987/米)景色が浮き出た様な敵、敵の目から見た映像、なぜか蛍光色の血、結構緊張する闘いのシーン、どれも好きだった。当時観た時の気持ちで点数付けたいので5点。ちょっと恥ずかしい気がするので5点にするかどうか散々迷ったけれど、やっぱり正直に5点で良い。[投票(2)]
★5猿の惑星(1968/米)この先もこれと同じ位のショックを与えてくれる映画に出会えるとは思えない。アイディアに圧倒されるとはこういう事。あのラストを観た時の面白さと衝撃さはこれからもずっと忘れないだろうし、忘れない限り永遠にわたしの中の名作であり続ける。[投票(1)]
★2カイロの紫のバラ(1985/米)「酷い亭主と別れたいが一人では自立してやって行けず、ずるずると惨めに生きて行くしかない。唯一の楽しみは映画を観て現実逃避=映画の中のヒーローがこの憐れな現実から連れ出してくれる。」うーん、全てにおいてあまりに受身過ぎて共感できず。[投票(1)]
★3セブン(1995/米)七つの大罪云々よりも、自分はどうしても感情的に観てしまう為、例の衝撃的部分を考えると気分が悪くなるくらい後味悪い。観た後しばらく眉間に皺が。映像的、脚本的には上手いし映画としての完成度が高いとは思うのだけれど、自分の感情が許さない映画。[投票(3)]
★4シンプル・プラン(1998/米)善良であるはずの人間が誘惑に負け、罪を正当化させ罪悪感を消して行く過程が見事。人間きっと誰もが陥る可能性を持っているんだよね。一番恐ろしい存在だったのはここでもやはり”女”=妻。ソーントンには「え?これが彼?!」と毎回驚かされる。[投票(6)]
★5ミザリー(1990/米)キャシー・ベイツにかかればどんな殺人鬼も目じゃない。この映画は彼女無しでは考えられない。わたしの中のベスト・サイコスリラーの一つ。観ている者でも精神的・肉体的に苦痛を感じて冷や汗・脂汗が出てくる・・・あ゛ぁ痛い・・・。[投票(2)]
★4恋人までの距離〈ディスタンス〉(1995/米)Before Sunrise』・・自分もあの頃、楽しくて素敵な夜を徹夜して、空が白んでくると切なくて”現実に戻る”朝がいつも嫌だったな。でも全てには終わりがあって、だからこそ「瞬間」が輝くんだね。あの頃観たかったな、夜明け嫌いは変わらないだろうけれど。[投票(1)]
★3ギリーは首ったけ(2001/米)この手の話はラストが予想できてしまう。しかし良いヤツ代表の様なギリーを応援したくなり、最後に至るまではじれったくてしょうがないわ、笑えるわで、やっぱり最後には大きな拍手をしたくなる。ハッピーになれる映画は観ていて気持ちが良い。[投票(2)]
★4ビッグ・リボウスキ(1998/米)全然灰が海に届いてないし。「人間のコメディはそうやって未来永劫続いていく。世代から世代へ。」←兄弟はどうやらこのテーマが好きらしい。緊張感や盛り上がりが無く全体通してずっと変わらぬテンポ。彼らはいつもマイペースな映画を作る。でもなぜか4点[投票(5)]
★3アメリカン・サイコ(2000/米)あぁ懐かしきあのバブリーさ。日本でも大学生同士で名刺交換するのが流行ってましたね。観る前のサスペンスなイメージとは一変して、やってる自分の姿を鏡でうっとり眺めたり、人の名刺を見て「負けた・・」と動揺したり、これはコメディーだったのか??[投票(1)]
★4キリング・フィールド(1984/英=米)ハイン・S・ニョールの迫真の演技は、カンボジアでの彼自身の地獄を生き抜いた壮絶な体験があったからこそと思うと複雑な気持ちになる。ポル=ポト派の政策、残忍さ、狂気は、人間というものの恐ろしさと愚かさだ。 [review][投票(1)]