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入江たか男さんのコメント: 更新順

★2キャスト・アウェイ(2000/米)何をアピールしたいのか、よくわからない映画でした。どれをとっても内容的に中途半端で退屈感で満腹です。どれかといえばフェデックス社創立何周年記念映画とでもいった、日本では東映あたりが作りそうな企業とのバーター作品。駄作です。[投票(2)]
★5スプレンドール(1989/仏=伊)アタシャ同時期のニューシネマパラダイスよりも好きでやんす。こんな素敵なファンタジー(一部のみ)が広く知られないのは残念至極のいたりでやんす。映画が好きな人、関係のある人なら「そう!そうなんだよ!」、とむせぶはず。棺桶に持っていきたい映画だが、もったいないので近場で広めています。でもレンタルにもあまりないんだよね、これ。残念無念![投票(1)]
★3柳生武芸帳(1957/日)三船敏郎の説明めいたセリフ回しが鼻につき出した頃の作品。良くも悪くも三船の演技が作品全体のイメージを左右し過ぎる感がある。岡田のエロキューションあふれる娘声に胸キュン。[投票]
★5乱れる(1964/日)高峰秀子絶品!いいだろう?いけないわのすばらしい応酬。 [review][投票(7)]
★4ど根性物語 銭の踊り(1964/日)劇中の史上最弱の殺し屋トリオが秀逸!これだけで映画とって欲しい。 あなた使う人ー♪わたし作る人ー♪[投票]
★3からっ風野郎(1960/日)三島の主演作、増村の演出作、としてしか見るものの無い映画だが、三島の映画に対する態度の真摯さは特筆したい。 演技力の無さ等ジレンマは多々あったのだろうけれども、文壇においてあれほどの業績のある人が、増村の罵倒に耐えで来得る限りの努力を重ねたのは理解できる。 アイドル映画に初主演する素人などよりは、はるかに愛情ある態度が感じられて微笑ましい。石原慎太郎の出演作などよりは100万倍増し。[投票(2)]
★5おとうと(1960/日)岸惠子の代表作!外国の映画祭では近親相姦的な映画と取られたそうだが、バカじゃないか? [review][投票(3)]
★5わが町(1956/日)すばらしゅい!川島雄三がこんな映画を撮れたなんて! [review][投票(2)]
★4夜の河(1956/日)山本富士子もなまじ人気があるもんだから、大映におきらくなプログラムピクチャーばかりに出さされて、これがなきゃ彼女の映画人生なんだったの?というくらい代表作。[投票]
★2森と湖のまつり(1958/日)原作の持つ力強さはオールロケ&高倉健の力でもどうしようもなかった。後一歩感の強い、惜しむべき失敗作。香川京子はミスキャスト。有馬稲子は浮き過ぎ。[投票]
★4近松物語(1954/日)田中絹代はこの映画のおさんをやりたかったのだと思う。自作「お吟さま」の岸恵子を見るに、常々思う。しかし彼女がおさんをやらなくて良かったと思う。なぜならこの映画は長谷川一夫の映画なのだから。[投票]
★3女の園(1954/日)やー、木下監督のイケズがでましたね。ラスト三枝子のイケズ理由にはぶっ飛びました。でもそうかも?時代に犠牲にされた世代って。普通は私たちの時代はこうだったから、もっと楽しみなさい、なんだろうけど、そこは木下監督。イケズに女性のいやらしさを表現してみました。っていうか三枝子のこと嫌いだったんじゃない?[投票]
★3女であること(1958/日)キャスティング的にまとまりの欠ける作品。これじゃ原節子がかわいそう。久我と香川の対比に原がまとめる感じだったのだろうけど、久我のキャラが立ち過ぎて彼女だけ浮いている。これだったら久我主役で「痴人の愛」みたいのをやれば良かったのに。というか、この作品の久我美子、素敵です。人気も演技力もある割に彼女の主役が少ないのは、やはり他とのまとまりに欠ける感じがあったのかな、と邪推してしまいまふ。[投票]
★3お遊さま(1951/日)田中絹代はキレイだけどミスキャスト。年増の色香は木暮の方が適役。でも溝口監督の作品はキャビネでさえもさばらしい構図をしめしている。すぎょい!乙羽さんも役柄がおとなしすぎ。従来の溝口調からいうと、男をとりあわなきゃ。映画会社に脚本いじられた模様。[投票]
★5お茶漬の味(1952/日)木暮実千代は三宅邦子にイケズされたらしい・・・。そうしてみれば画面にもそれらしき風が・・・。映画は傑作!というかすごくまとまった良品。小津っぽくないのは木暮に色気が過剰だから。[投票]
★4陸軍(1944/日)ラストの田中絹代にロベルト・ロッセリーニの無防備都市のアンニャ・マニャーニを見た。しかもこちらの方が早い。タイトルがストレートすぎるからか、敬遠されている作品だがもっと、回顧されても良いと思う。[投票]
★5決闘高田の馬場(1937/日)すごいよ、これ。サイレントの本編とセリフのつなぎを、あたかもミュージカルのようにつなげて・・・。例の焼いた鉄板の上の鶏、という演出の殺陣シーンも最高。でも一番はこれでもか、というほどの疾走シーン。バックに「オージーサーマー」、なんてセリフを付けたくなってしまいます。鈴木清順が存命の内にリメイク希望!希望!主演は真田広之かな、いまのところは。[投票]
★2大曽根家の朝(1946/日)軍人の義弟の描きが軽薄すぎる。戦後、この作品が封切りされた当時は、それに気持ち良く浸れたのだろうけど、後の時代においては通用しない一方的な描き方しかされていない楽しめない作品。ただ当時、木下監督がこの作品を撮った心情に関しては、のちのセンチメンタリズムな作品を撮るに当たり、ひとつの通過点として必要であったのは十分にわかる。[投票]
★3安城家の舞踏会(1947/日)スッパンパンのデヴュー当時の津島恵子が貴重。大根女優としての原節子の頂点。 彼女が自らの持つイメージのみにおいていかされた作品。そういう意味では「お嬢さん乾杯」と双璧。逢坂夢子の助演が悲しい。松竹においてのお嬢さんは彼女ではなく、いまは原なんだ、という事を会社に示された感がある。[投票(1)]
★4秋津温泉(1962/日)基本的には、当時流行のメロドラマ風を装っているが、一人の女がどうしようもなくなっていく過程が、岡田の渾身の演技により表現されている。 じりじりと終わっていく感じが、手に汗を握らせる。長門はミスキャスト。当初の芥川で頑張って欲しかった。←病気により降板。[投票(4)]