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sawa:38さんのコメント: 更新順

★3任侠列伝 男(1971/日)天津敏という東映悪役スターが好きだ。東宝でいえばキングギドラに相当するだろう。貴方がいるからこそ鶴田や高倉が映える。貴方ほど多くの大スター俳優とサシの勝負(役の上でも、芝居でも)をした男はいないだろう。[投票]
★3ルワンダの涙(2005/英=独)たった15年前の「事件」だが、「1994年4月」で検索してみて欲しい。「ルワンダ虐殺」との見出しは一切出てこない。これが日本での認識。そして本作で描かれた国連軍の非力さと身勝手さすら潔く思えてしまえる自衛隊派遣部隊への批判。これが我が国。 [review][投票(2)]
★3ぼくたちと駐在さんの700日戦争(2008/日)それなりの作品かと思いきや、各脇役のエピソードに丁寧に時間を割く。これが集積されて物語に厚みが加わった。惜しむらくは主演の市原隼人の一本調子のお芝居と演出に「照れ」を感じたことか。[投票]
★3タイガーランド(2000/米)アメリカが唯一自虐的に描ける戦争、それがベトナム。負け戦では、誰もが本作の主人公のように小さなヒューマニストになりたかった。そう考えるしか救われる方法がないから。[投票]
★3blue(2001/日)夜の闇が白み始め地平線にオレンジ色の新しい一日が始まろうとする時間帯。ひときわ明るい光を放ち佇む自動販売機。その前でシルエットと化した二人の女子高生。やや冗長な本作にあってこの鮮烈で秀逸な映像だけは忘れない。[投票]
★3転々(2007/日)この監督とは相性が合わないと思っていたのだが、花やしきのシーンでやられてしまった。もう小ネタや不必要に笑いをとるといった変化球は止め、直球勝負の映画を撮っても良い頃ではないか。[投票]
★3逃走迷路(1942/米)男の影だけで緊張させてしまうタイトルバックからの5分間は至福の時間だ。随所に散りばめられたサスペンスのお手本には納得させられる。だが中盤のパーティーシーンの中だるみは如何ともしがたい。貴重な失敗作でしょう。[投票(1)]
★3地雷を踏んだらサヨウナラ(1999/日)若き戦場カメラマンの「アンコールワットを撮りたい」という情熱に制作の奥山和由がとことん惚れたのだろう。その想いには敬服する。だが、その情熱の源は何だったのだろう。そこをドラマで描くのが「映画」という媒体の役割なのに。 [review][投票]
★3愛の予感(2007/日)この確信犯である実験映画は、策に溺れすぎた感はあるものの「皮肉」なことにその緊張感は突き抜けている。ヒトの感情の「芽」というミクロな瞬間を描かんが為の大胆な手法に驚愕するも、最後の最後監督自身の唄で脱力した。 [review][投票]
★3馬賊やくざ(1968/日)遠藤辰雄のひねくれた「義」は彼の持ち味を出している。東映の悪役は天津敏ひとりが背負えば充分なのだ。こういうキャスティングは好きだ。但し山本麟一を「悪」の側に持っていくのは大変もったいないと思うのだが。[投票]
★3大盗賊(1963/日)こんなコメディでも三船敏郎の殺陣は力を抜かない。口をへの字に結び、胸を突き出し無言の威嚇をする。この威圧感こそ三船敏郎の天性の光、映画スターの真骨頂。 [review][投票]
★4バッシング(2005/日)殺伐とした街、無機質な工場での労働。希望の無い街には天使はやって来ない。本当に助けて欲しいのは自分なのに、自分が天使に変身出来る場所がある。逃避でしかないのに希望の無い街の住人たちは嫉妬する。 [review][投票(2)]
★3ダ・ヴィンチ・コード(2006/米)まったくの予備知識なしでの鑑賞は、「よくあるサスペンス」の域を出ず。何ゆえ本作に大騒ぎしていたのかが理解出来ない。宣伝戦略が実体を恥ずかしい程凌駕してしまった典型ではないか?[投票]
★2奇巌城の冒険(1966/日)とんでもない学芸会映画なのだが、この時期にイラク政府の支援の下の海外ロケって事実に目眩すら覚える。「東宝オールスターによるスペクタル巨編」っていう宣伝コピーを笑ってスルー出来ない程の砂漠ロケは圧巻だが金の使い方が間違っている。[投票]
★2輝ける女たち(2006/仏)「家族の邂逅」なんてことがテーマなんだろうが、複雑過ぎる人物関係図が邪魔してテーマに肉薄することも出来ない。そんなことより、フランスでのゲイや性に対する意識の開けっ広げなことの方に今更ながら驚いてしまう。[投票]
★5不思議惑星キン・ザ・ザ(1986/露)誰でもいい! 誰かアキバの交差点の真ん中で、腰を落として股を開き頬を二回叩いて両手を拡げて叫んでみろ。「クゥー」と。きっと誰かひとりぐらい「クゥー返し」をするだろう。そいつを大事にしろ。そいつこそ真の映画仲間だ。語り合えるはずだ。[投票(2)]
★3アヒルと鴨のコインロッカー(2006/日)繰り返される映像に謎解きの快感を感じるか、それとも単なる惰性を感じるか。私は作品の中盤はダレたのではと思う。「コインロッカー」でさえ蛇足と言ったら言い過ぎか?[投票]
★3ソードフィッシュ(2001/米)冒頭の爆発シーンに言及するコメントが多数みられるが、何故フェラされながらの暴発シーンについての言及は無いのだろうか?アレこそ本作最大のリアルな緊迫感だと思うのだが・・[投票]
★1GOEMON(2009/日)ガイジンが撮った作品なら笑えるのに・・泣けてきます。金があれば映画は撮れる、映画の基本・ルールよりセンスが肝心なんだ、と思ってるようだ。でもそのセンスが問題なんじゃないのか?映画ファンなら必ず泣ける一本です。 [review][投票(8)]
★5天然コケッコー(2007/日)さざ波が立つようなドラマティックな展開が起きない事を願いつつ鑑賞するなんて・・・ [review][投票(2)]