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sawa:38さんのコメント: 更新順

★2突然炎のごとく(1962/仏)映画史上稀なる「妖婦」を描いておきながらスタイリッシュという名目で「女」を描かず、それこそ彼女の心変わりは突然=気ままに移ろう。いくら映画通の間で名作・名監督と称されようとも、私には監督の技量不足と感ずる。[投票]
★3DEAD OR ALIVE・犯罪者(1999/日)血とザーメンの生臭い匂いが漂う中、子連れの寺島進のパートが映画好きを楽しませてくれる。それにもましてエログロ満載のダークサイド歌舞伎町の描き方がたまらない。Vシネマへの「踏み絵」として永遠に記憶されるであろう作品。[投票(1)]
★3太平洋戦争の記録 日本かく戦えり(1956/日)本来ならば、この貴重で命懸けで涙無くしては見れない映像の数々に最大限の敬意を表して★5を点けなければならない。しかし、編集・音楽・ナレーションによって映像は目的を持った意思を持つ。知らず知らずに米兵の無事を祈る自分が怖い。 [review][投票]
★3CASSHERN(2004/日)メッセージを台詞の垂れ流しで伝えようとする気負いが痛い。ただの漫画映画に徹する信念を勇気という。加えて監督は本当にメッセージを消化出来ていたのかすら疑問。クレヨンしんちゃんの方がメッセージ伝達性は高い事に驚く。[投票(2)]
★3終電車(1981/仏)カトリーヌ・ドヌーブの心の揺らぎを描いてましたっけ?ソレが突然に思えた私は居眠りでもしていたんだろうか?摩訶不思議です。と言っても見直す気にはとてもなれない「名作の皮を被った普通の長い映画」でした。[投票(4)]
★3大草原の渡り鳥(1960/日)巷間伝えられるところによる「シリーズ最高傑作!」らしい・・・。だがソレを楽しむ為にはオープニングからの10分間のトンデモ世界を耐えなければならない。法治国家ニッポンを嘲笑うかの如きマイトガイワールドを堪能セヨ![投票]
★3ブラザー・ベア(2003/米)娘がいつも大事に抱く「こぐまちゃん」の人形。そして毎日のように報道される街に出没し人間を襲う熊。娘にとってこの作品は「ミッシングリング」足り得るのか? [review][投票(2)]
★2荒神(2002/日)殺陣のシーンの最中に欠伸が出る映画ってのも珍しい。別に時代考証をとやかく言う映画じゃないんだけど、「可能性」とかって言葉が飛び交う時代劇って・・どうよ?[投票(1)]
★3宇能鴻一郎の女体育教師(1979/日)作品についてのコメントなんて書きようが無い。この手の作品は「女優」で決まる。コレは何たって鹿沼えりである。しかもレオタード姿である。本来なら★いくつあっても足りるもんじゃない。[投票(1)]
★2ギターを持った渡り鳥(1959/日)どうでもいいとは言わないけれど、これを日本映画黄金期の中核と呼ぶ事は自らを貶めるだけだろう。それよりも原作脚本が現職議員の淡路のドン原健三郎だったり、助監督が神代辰巳だったりする方にドキドキする。[投票]
★3花とアリス(2004/日)岩井俊二って監督さんは好きなんですが、いつか犯罪を犯すんじゃないかって心配です。本作はそれを再確認させるには充分なロリコン度満載の仕上がりです。[投票(5)]
★3東京原発(2002/日)おっ!これは『12人の優しい日本人』を目指した志の高い作品なのか?なんて一瞬考えた期待が外れていく。どっかのPR映画もどきの主張が垂れ流され、終いにゃ訳分からんサスペンス映画になっていた。こんな良いテーマが勿体無いね。[投票]
★3暴力街(1974/日)場面転換・インサートショット等に五社英雄監督の凝り様が見える。私的にはいい仕上がりだと思うが、逆に言えば、私のような素人に「見透かされる演出」はどうかとも思う。それと演技過剰の菅原文太は作品を考えた方が良い。[投票]
★3キル・ビル Vol.2(2004/米)本家でもあり得なかった「怨み節」がフルで聴ける映画。また、役者たちに対する監督の感謝の念がこれほどまでに伝わるエンドクレジットに拍手を送りたい。彼は映画と役者を心底愛しているんだろう。[投票(3)]
★3デイ・アフター・トゥモロー(2004/米)風景は冷たいが、物語はヌルイ。『日本沈没』もそうであったが、是非とも続編を作るべきなのである。 [review][投票(4)]
★3大奥(秘)物語(1967/日)この邦画界を代表する監督と女優たちによる「成人映画」に驚く。将軍様の「種」を受ける事に一喜一憂する美女軍団。男たるものはかくありたい。(それにしても藤純子佐久間良子小川知子である未だに信じられない!)[投票]
★2シビルの部屋(1976/仏=独)私がスクリーンで初めて出会った「小悪魔」。当時の中学生には衝撃以外の何物でもなかった。映像に硬直し、そしてストーリーに萎えた。[投票(1)]
★3日本任侠道 激突篇(1975/日)脚本家笠原和夫が二番煎じとコキおろすラストの是非はともかく、これは「無」である。「無常感」へ行き着く前の「無」の状態で終わる。実録モノ全盛の中であえて制作された高倉健最後の任侠映画。これで健さんは決別出来たのだろう。[投票]
★4遠雷(1981/日)祭りの準備』と対を為す作品。 [review][投票(7)]
★5祭りの準備(1975/日)故郷という名の底なし沼。友も隣人も父母も祖父も、青年をこの地から逃がすまいと絡み付いてくる。開け放たれた性欲は閉ざされた沼(村)の中でのみ囁かれる。この汗ばんだ脚本と乾いた撮影の素晴らしい調和。まったくもって隙の無い作品に仕上がっている。[投票(3)]