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リヤンさんのコメント: 更新順

★2続大番 風雲編(1957/日)無一文から立ち直るも、また無一文になってしまうギューちゃん。前作の青春篇と比べると幾分は見応えが増しているが、次作の怒涛篇への“つなぎ”的な印象が拭えない。それにしても、ギューちゃんを支えるおまき(淡島千景)さんのイイ女ぶりがたまらない。[投票(1)]
★2続々大番 怒涛篇(1957/日)実家の高台にある畑に登っていくシーンや、大阪に向かうギューちゃんを港で見送る夜明け前のシーンあたりが、映画的な瞬間を内包している。回を重ねるごとに良くなっていく「大番」シリーズ。大した作品ではないけれど、淡島千景ファンは必見のシリーズ。 [投票]
★2大番 完結篇(1958/日)この完結篇が「大番」シリーズ中、最も完成度が高いかもしれないが、結局のところ、シリーズ全体をみても大して褒められるものではない。しかし楽しめるのは確か。とにかく全4作品、おまき(淡島千景)さんのイイ女ぶりがたまらない。この一言に尽きる。[投票]
★1OL忠臣蔵(1997/日)ちゃちな映画。「ショムニ」と同じく金と時間が無駄になる作品。[投票]
★3炎上(1958/日)炎上シーンでモノクロの描写力の凄み、ひいては表現力の深さを思い知らされた。美しくもあり、手痛くもあるコントラストから浮かび上がる深遠な世界観というべきか。[投票]
★3エレファントソング(1994/日)J・MOVIE・WARSシリーズの中で見応えがあるのは「Helpless」「萌の朱雀」、そして「エレファントソング」。[投票]
★3色ごと師春団治(1965/日)演劇風な雪景色のラストは妙味。昔だから許される演出&展開だけど。会話の調子が功を奏してか全体的にテンポは良い。[投票]
★1アントニー・ガウディー(1984/日)他人の旅行のビデオを見るのは退屈だ。はっきり言って見たくない。しかし迷惑なことに自分の旅行のビデオを見せたがる人は結構多い。中には音楽まで入れる凝った編集をする人がいて、それが趣味のオジサンもいる。勅使河原監督もそんなオジサンの仲間入り?[投票(1)]
★2SF サムライ・フィクション(1998/日)こういう斬新というか新鮮というか新感覚的な映画が世に出ていくことは有意義だと思う。けれど、この作品についてはそれ以上のものはなかった。悪くはないけれど。[投票]
★3越後つついし親不知(1964/日)水上勉さんの原作だけあって、秀作「飢餓海峡」の弟分的な作品とも感じられる。監督は違うが、どことなく「飢餓海峡」的なニオイを感じる。原作が持つ力ゆえか。映画の仕上がりは悪くない。ある意味、オーソドックスだけれども、邦画の深みを感じる一本。[投票]
★2ekiden 駅伝(2000/日)磯村監督作品「がんばっていきまっしょい」の時もそうだが、田中麗奈さんの出演作品って、何故かベタさが中和されてしまう。ベタが爽やかさに昇華しちゃうというか。だけど、これは幻想。広告的に作られた女優の断片しか見られない我々の錯覚。[投票]
★2駅 STATION(1981/日)「駅STATION」と「遥かなる山の呼び声」の2作品が、いわゆる“高倉映画”と思っているのは私だけ? だけど健さんイコール北国みたいな変に偏ったイメージは、健さんサイドからしてみれば大きなお世話なような気がしないでもないような。[投票]
★2ええじゃないか(1981/日)人数がたくさん出ている割には迫力に欠ける作品。かと言って、人がたくさん出ていれば良いという訳ではないけれど。人がたくさん踊ったり、豚がたくさん走ったりと、今村監督って何かと忙しい監督。そこがまた味。[投票]
★4埋もれ木(2005/日)ファンタジー映画としては邦画界で最高峰レベルの作品だろう。独特の映像美、さらには映画でしか成し得ない表現が各所に織り込まれている。感じる映画。感じさせる映画。さすが小栗監督。[投票]
★2姑獲鳥の夏(2005/日)京極ワールドのみならず、過去にも映像化不可能といわれた原作(小説)類が映画化されてきたが、ことごとく映画的にはハズレてきた。この作品もその類い。ただ照明だけは興味深いシーンが幾分見受けられた。[投票]
★1英二(1999/日)どうせならもう少しやっちゃって、いっちゃってくれていれば、後年、カルトムービーに昇格できたであろう作品。要するに極めてダメな作品。[投票(1)]
★1映画女優(1987/日)しっとりとした映画にみせておいて実は上擦っている、要するに表面的な作品であり、見応えがない。吉永小百合さんが主演する作品全体に言えることだけど。[投票(1)]
★1エーゲ海に捧ぐ(1979/日=伊)版画家の池田満寿夫さんって多彩なアーティストというイメージもあるけれど、映画に関しては全くダメ。小説(芥川賞)ついでに映画も撮っちゃたみたいな。[投票]
★1海へ See You(1988/日)健さんに“本格的な冬”を呼び込んだ記念すべき作品。この作品以来、厳しい冬を抜け出せないでいる健さん。その峠は、この上ない駄作の2連チャン「鉄道員」と「ホタル」とみた。[投票]
★2海は見ていた(2002/日)絶妙な色彩感覚など称賛すべき点はあるが、全体的に締りがない。厚みがない。やはり熊井監督作品。ある意味、納得。[投票]