irodoriさんのコメント: 更新順
ラスト・ムービースター(2017/米) | 驚きがあるストーリーではないが、年老いたバート・レイノルズの枯れた存在感が光る。キャラ造形も程よく、彼を見ているだけで楽しい。それに加えて、ふくよかなアリエル・ウィンターがだんだんチャーミングに見えてきて…。 [review] | [投票] | |
ヘッドハンター(2012/独) | 「身長が低いところ以外はパーフェクト」という軽いラブコメみたいな主人公の紹介文に鼻白んだり、主人公の過剰なタフさに違和感を感じたりはあれど、独特の風貌の彼が必死でもがく姿が生み出す説得力には圧倒される。 [review] | [投票] | |
ロアーズ(1981/米) | 多くの人に観てもらいたい作品。ストーリーはさておき、CGなしでこれほど多くの大型ネコ科動物が大挙して登場し人間と文字通り触れ合っている映像なんてお目にかかれるものではない。 [review] | [投票(2)] | |
暗数殺人(2019/韓国) | ストーリーの卒なさ、演出や編集の小気味良さに加え、主演2人がオーバー気味な演技で押し切ってくる。最後まで飽きさせない、力を持った作品だが、映像面での驚きが少なくTVドラマ的。 [review] | [投票] | |
黄龍の村(2021/日) | 普通のホラーだと思い込んでいたら、思いのほかアクションの質が高くて意表を突かれる。そして一ノ瀬ワタルの魅力にやられた。 [review] | [投票] | |
バーバリアン(2022/米) | 聞いたことありそうなタイトルと一見安っぽいパッケージデザインに騙されてはいけない。コアな映画ファンが喜ぶポイントを突きまくってくる痛快作だ。 [review] | [投票(1)] | |
シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018/仏) | 偶然観て驚愕。何?このシティーハンター愛の溢れ方は! 決して自分は原作やアニメ好きでもなく、むしろあの執拗なデフォルメには嫌気がさしていたほうだ。にもかかわらず、 [review] | [投票(1)] | |
ジャンヌ・ディエルマン ブリュッセル1080、コメルス河畔通り23番地(1975/ベルギー) | 70年代の作品にして、非常に新鮮。固定ショット、長回し、劇伴なし、長尺。これらによりジャンヌを盗み見ているかのような感覚にどっぷりととらわれる。 [review] | [投票] | |
ソウルメイト 七月(チーユエ)と安生(アンシェン)(2016/中国=香港) | 主人公2人を、チョウ・ドンユイとマー・スーチュンが見事に演じており、かつ、2人とも魅力的だ。それこそが最大の本作の美点だろう。 [review] | [投票] | |
トラスト・ミー(1991/英=米) | 独特のオフビート感に貫かれており、感情の激しい上下動はないが、心地良さが残る。まず、主人公2人のキャラ造形がユニーク。 [review] | [投票] | |
メジャーリーグ(1989/米) | 映画として粗は多い。が、チャーリー・シーンのマウンドでの佇まいと、ピッチングフォームの美しさ、登場曲"WILD THING"で盛り上がる球場の雰囲気はたまらない。 [review] | [投票] | |
イロイロ ぬくもりの記憶(2013/シンガポール) | 前半は、主要な登場人物のいずれもあまり好きになれなかった。それがストーリーが進むにつれて愛おしく思えるようになるのは、脚本、演出及び役者の良さに他ならない。 [review] | [投票] | |
17歳の瞳に映る世界(2020/米=英) | アップショットや切り返しの多用により、主人公が観る世界が狭いことが端的に伝わってくる。何をセリフで伝え何を伝えないかの取捨選択が巧みで、ともすれば感情的になりがちなテーマを、主人公のキャラ造形にも合わせてか、落ち着いたトーンで描いている。 [review] | [投票(1)] | |
すべてが変わった日(2020/米) | 夫婦の関係性が丁寧に描かれている。会話だけでなく映像で魅せる上手さが際立つ。ロケーションが良いうえ、カメラワーク、画面構成も見事。そして後半にあんな展開が待っていようとは… [review] | [投票(1)] | |
人狼村 史上最悪の田舎(2011/スペイン) | 『パンズ・ラビリンス』のスタッフが製作にかかわっているってことで期待していたが、想像よりだいぶチープ。何より造形の美しさがない。それでも最低限の楽しみを与えてくれたのは、主演2人(ゴルカ・オチョア、カルロス・アレセス)のキャスティング。 | [投票] | |
9人の翻訳家 囚われたベストセラー(2019/仏=ベルギー) | 横綱相撲。こういうミステリーをフランスが作ることが新鮮。 [review] | [投票] | |
エール!(2014/仏) | 4人家族で、長女のポーラ以外の3人が聾唖という特殊な家庭環境。その設定が生きる見事な脚本。ポーラを演じるルアンヌ・エメラは役者臭が少なくリアル。父母のキャラ造形がキュートさを与えている。 [review] | [投票(1)] | |
カセットテープ・ダイアリーズ(2019/英) | 見せ場の1つであろう、主人公が恋人を見つめながら歌うシーンや、主人公ら3人で街を走りまわるシーンに突き抜けないものを感じる。人間関係の描き方があっさりし過ぎているのも不満。しかしそれでも [review] | [投票] | |
コーヒー&シガレッツ(2003/米=日=伊) | オムニバス作品ってことで観賞後の作品全体としての印象は薄くなりがちだが、ジャームッシュの映像・音楽・脚本のエッセンスが凝縮されていて、ジワジワ効いてくる。 [review] | [投票] | |
ケンとカズ(2016/日) | アップショットが多用されるが、それに耐える役者陣の顔面力。 [review] | [投票(1)] |