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エピキュリアンさんのコメント: 点数順

★2突入せよ! 「あさま山荘」事件(2002/日)なぜ日本の組織は合目的的に機敏に動けないか、をテーマにしながら、映画という集団作業もその例外ではない、ということを照明しまった映画。あるは興味深い映画でした。リアルを起こそうとする監督と、それを演技しようとする俳優、人間のいないカメラの動き・・。人質の生存がわかるシーンでの早すぎる音楽のタイミングは、最悪。[投票]
★2ストーリーテリング(2001/米)テーマも、それに対して言いたいことも、ものすごく良く分かるけど、なんというか、それをそのままドラマ化されてもなー(汗)。虚と実のボーダーでの放浪だったら、ロマン・コッポラの『CQ』のほうがはるかに映画になっていたな。こちらは観念的な学生映画、って感じかな。[投票]
★2ガーゴイル(2001/仏=独=日)こういう映画は、ディティールが大事だとおもうんですが、中盤まで丁寧に薦めてきた物語や映像上の小さな主題が、後半から最後にかけて忘れ去られたように消えてしまうので、なんか無責任につくられたように感じられてしまった部屋や車置き場などのシーンの設定も場当たり的だったんじゃないの?と勘ぐってしまう。[投票]
★2となりのトトロ(1988/日)宮崎アニメの音響設計の緻密さと絵の美しさとチャンレンジは、いつも感心するんですが・・。この作品がそんなに評価されるなら、宮沢賢治の沢山の童話がぜんぜん評価されない日本は貧しいなー、と思ってしまう。宮沢賢治は子供の残酷さまでちゃんと書いているから敬遠されるのかな・・。それと糸井さんの声優、ひどすぎ。[投票]
★2クリスティーナの好きなコト(2002/米)制作者のなかに友達でも居たのかなー。キャメロンは、主役なのになぜか友情出演的なムードが終始漂う。ときどきすごく面白いシーンがあるんだけど(オープニングや中華料理屋でのミュージカル・・)全体にものすごく温度が低いギャグの連なり。でも、ちゃんと最後までワハハとか笑いながら観る自分も自分ですが(笑)。[投票]
★2フラート(1995/日=独=米)ハル・ハートリーって、撮るほどに、ダメになって来ている感じがする・・・。ほとんど見てるんだけど、なんとなく、作家論で行くしかないような作風なので、どう点数つけていいやら、って感じです。ってことは、やっぱりダメな監督かな。ちょっと好きな匂いもするんだけどなー。[投票]
★2スナイパー(2002/独=カナダ)これだけで一本の映画を持たせようとしたのは、たしかにチャレンジだけど、無理があったんじゃないかなー。全員がいい人っぽくて、ぜんぜんどきどきしなかったし。同じ設定ぽい映画が公開されるようなので、とりあえず、そっちも観てみようっと![投票]
★2空の穴(2001/日)鬼畜大宴会』の人物の演出と感情のとらえ方が、素晴らしいとおもっていたのですが、なんか、人間の悲しみがぬけちゃった、というかなんというか・・・。たぶん、役者が、監督がそこで起こしたかった出来事の「深さ」を、理解してなかったんじゃないかな。あるいは、監督のねらいが、ただ類型的だっただけ?[投票]
★2穴(2001/英)ソーラバーチが叫ぶまでの導入部は、完璧にいい。このイントロダクションは、タイミングといい、カメラワークといい、素晴らしいと思った。でも、後半、穴の中での展開がねー。やっぱ、カタストロフィーを期待しちゃうもんね。あるいは、謎の終わりかたでもよかったし・・・ブツブツブツ・・・。[投票]
★2光の旅人 KーPAX(2001/米=独)結末の解釈は、どっちでもいい。宇宙人であろうと、頭の暖かな人だろうと、キリストや仏陀が身近にいたらこんなヤツだったろうでも、私はなんでも受け入れる。でも、決定的なのは、面白くないこと。前半はかなり惹きつけるけど、後半になるにしたがって急速につまらなくなる。「語り方」の問題じゃないのかな・・。[投票]
★2ファイナル・デスティネーション(2000/米)アイディアはよかったんだけどねー。って感じでした。前半ぐらいまでは、そのアイディアを絵にしてゆく勢いが面白さを生んでいたけど、だんだん「どこで、どう死ぬか」という今ではギャグの『13日の金曜』状態になってしまって・・・。怖さと笑いの境界って、難しいもんですねー。[投票]
★2キリング・ミー・ソフトリー(2002/英)絵もきれいだしH・グラハムも色っぽいし、猟奇的な匂いもいいんだけど、なんかちぐはぐ。SMはイギリスっぽくないし、登山というのも予定調和だし、心理的な問題も説得力ないし・・。チェン監督は、ハリウッドのプロデューサ達にレイプされちゃったんだろうなー、と思ってしまった。[投票]
★2サベイランス/監視(2001/米)同僚のコに助けを求めるとき、突然噴水みたいなとこにいるのに、ズッコけた。いつデートに誘ったの?いつそんなに仲良くなったの?でも、きっと編集ですごくもめた証拠な気がする。演出と撮影と編集が上手にまとめられないヘタクソなテレビドラマのクオリティ。[投票]
★2プルーフ・オブ・ライフ(2000/米)先週観たばかりなのに、観たこと自体を忘れてしまっていた。観ていて、夢中になるほど面白いわけでもなく、観たあとに何かのこる訳でもない。たぶん標準かそれ以上のスタッフが集められたであろうはずだが、なぜだろう・・・。ラッセル・クロウの実在感も大したものなのに・・・。決定的に失敗している。[投票]
★2スコア(2001/米)どうも『Ronin』のときから怪しい、と思ってたけど、デ・ニーロは、忍者になりたかっただけじゃないの?準備の小道具、ぶら下がるカットや覆面のカットの異様な長さ(おいおいストーリー壊しているよ)。あー、これが見せたかったのねー、って感じ。ノートンは『真実の行方』のパターンをやらされて、やる気なさそう。M・ブランドは普通でよかったけど。[投票]
★2地雷を踏んだらサヨウナラ(1999/日)「このカメラマンは、すごい」ってのを、前提にして作られているから、なーんの説得力もないし、感動もない。だって、結論が見えているんだもん。だったら、まだ、NHKの『プロジェクトX』の方がはるかに感動するし、行き方を考えさせられる。[投票]
★2河(1997/台湾)観たことを忘れていて、観たときは、自己満足の映画に思えた。でも、いま思い出してみると、しっかり記憶に刻み込まれたシーンが、いくつかある。が、さらに考えてみると、それは台湾の映画によくあるシーンで、しかもキャメラマンの功績だから、やっぱ、独りよがりの映画だと思い直しました。[投票]
★2スナッチ(2000/英=米)これを、二作目にしたのは、大きな間違いだと思った。だって、次にどう展開しそうか、どういう映像を撮りそうか、どんな風に編集しそうか、全部読めちゃって、退屈。『ロック・ストック〜』のときは、それが読めなかったからちょっと面白かっただけかも、とまで思ってしまった。[投票]
★2クリムゾン・リバー(2000/仏)タイトルの接写、冒頭の滝までの空撮、廊下の移動撮影の省略の仕方、修道院の部屋での光の処理、ハマーかジープかの全体を見せない夜のカーチェイス、冬山の曇天の空気感などなど、すぐれたシーンが沢山作れる人なのになあ。ゴーモンのお偉いかプロデューサーの言いなりだった?[投票]
★2アルマゲドン(1998/米)これは、明らかにギャクでしょ?んなバカなあー、あはははははは、って笑いながら見るものじゃないでしょうか。初めて観たのが国際線の機内上映で、多くの欧米人が笑って観てたし・・・。でも、私にはぜんぜん面白くなかった。シリアスにもほど遠いしなあ・・・。[投票]