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[コメント] あおげば尊し(2005/日)
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★4今の子供は死という実感をほとんど知らないという。家で亡くなるということがなくなってからどのぐらいたつのだろうか、、。昔はみんな家で亡くなったものである。葬式も家から出したものである。 [review] (セント)[投票(2)]
★3丹精込めた、端正な映像。だが、「お話」として丁寧に作り込まれすぎている嫌いがあるのが残念残念。 [review] (煽尼采)[投票(1)]
★3語弊があるかもしれないが、重々しい展開ではない。日常において当事者でなければ向き合う機会の少ない「生死」を、80分間だけ人間の宿命として、こうして身近なものとして描く。単純、単刀直入にそれを描いたドラマだと思うし、心に響く。 [review] (ナッシュ13)[投票(1)]
★3丁寧に上品に死を扱ったという印象。死の意味なんて、人間だけのものじゃないと思う。物語としては好きな世界観ですが、こちらがハッとさせられる「命についての何か」がなかったのは残念。 (あちこ)[投票]
★4死に対して実感が湧かないのは、社会が平和で近くに「死」が存在しない、或いは隠す事ができる状況だからなんですよね。結構ジレンマ。 (TM(H19.1加入))[投票]
★3伊藤大翔を蔑むテリーの息子の眼差しが、まあ艶っぽいこと。開拓されたくない趣味が開拓されそうだわい、とドキドキしつつ、ネクロフォリアは早くカウンセラー送りにせんかい、とこれまたドキドキするのだった。 (disjunctive)[投票]
★4教え子との接し方、妻や息子との接し方、そして死の床にある父との接し方。これらについて戸惑う主人公の姿が誠実であり人間らしくある一方で、教師であることを貫き通す父親が力強く映る。 (グラント・リー・バッファロー)[投票]
★3市川準の作品というより重松清の色が濃く出ている気がする。物語への子どもの関わり方からして。[K's Cinema] (Yasu)[投票]
★3自ら体験したことなら教えることも可能であろう。肉親の死を目の前にしても、死の意味を実感としてとらえることは不可能であり、教え子に死の意味を伝えることができず途方に暮れる教育者(テリー伊藤)の姿は、人として実に真摯であり共感が持てる。 [review] (ぽんしゅう)[投票]
★4ソフトフォーカスの画面に淡々と描写される、緩やかなひとりの教師の死への行進。それを見守る3人の異人たち…放送作家伊藤、元アイドル女優薬師丸、ベテラン声優麻生。しかし、この3人は作品のテンポを崩すことなく見事に一篇のうたを綴り終える。 [review] (水那岐)[投票]