★3 | タイタンの戦い(1981/米) | ハリーハウゼンありきの映画。今更ながら、オリンポスの神々の…というか特にゼウスの自己中ぶり、子煩悩ぶりがいやというほど理解させられて不愉快になってくるほど。 [review] | [投票] |
★3 | 男たちのかいた絵(1996/日) | 筒井康隆作品の映画化にしては珍しく最後まで観られた。余計なギャグを入れず、終始冷徹に撮られているせいだろうか。豊川悦司は杉夫→松夫の変化を自然な演技で見せている。高橋恵子が歌うのは、せめてジャズで統一して欲しかった、というのは自分の勝手な言い分だが。 | [投票] |
★2 | 悪徳の栄え(1988/日) | まったくもって退屈な映画。主人公の侯爵は悪徳について一家言あるような顔をしていながら、公においては2・26事件の顛末に、私においては妻の浮気問題に一喜一憂する俗物。サドのように自ら牢に繋がれる度胸もない。まあ、日本のにわか貴族じゃこんなものか。 | [投票] |
★3 | ゼブラーマン(2003/日) | 「完全なオトナのための正統派ヒーロー物」が骨格なのだから、もっとシニカルで悲哀を込めたストーリーで良かったと思う。オタク的行動がディープでないのは世間の常識人に対する配慮か?鈴木京香の色っぽさは出色。 [review] | [投票] |
★2 | 俺の血は他人の血(1974/日) | 「筒井康隆本の映画化に傑作なし」のジンクスを覆せなかった。原作からはみ出たフランキーが邪魔でしょうがなかった。 | [投票] |
★3 | ∀ガンダム I 地球光(2001/日) | 冒頭はツギハギな編集のアラが見えすぎて「これを2時間見続けるのか…」といささかウンザリ気分だったが、後半に向けてダイジェストの手腕もだんだんに上がり、楽しめるようになった。 [review] | [投票] |
★4 | サロメ(2002/スペイン) | ダイナミックにして官能的な群舞。眼すらも雄弁に激情を語ることを考えれば、舞台を観るのとはまた別の、得難い体験をさせてくれる映画と言えるだろう。ただし冒頭から続くドキュメント・タッチの説明部分は、いささか点数を割り引いて観ざるを得ないのだけれど。 | [投票] |
★2 | 涙の季節(1969/日) | ピンキーとキラーズも、「涙の季節」の歌詞も全く本筋とは関係ないドタバタ喜劇。歌謡映画としての出来は残念ながらスカ。 | [投票] |
★1 | 式日(2000/日) | 世界のオタクの憂鬱を独りで背負ってることを誇りにしてるような輩と、ひとりの不思議…つーか不気味ちゃんの極めて童貞的なラブストーリー。正直全部観切るのは一種の苦行だった。 | [投票] |
★2 | 夕陽の丘(1964/日) | ムード・アクションとやらの第1作だが、裕次郎がウジウジして少しもカッコ良く見えない。女のことでも義理のことでも、何か行動を見せると思えばすぐ懊悩のポーズだ。このシリーズ中でも鳴かず飛ばずで終わったように思えるのも、無理からぬことと考える。 | [投票] |
★1 | 霧の中の男(1958/日) | 自分の悪行を何でも他人のせいにしてきた男が、甘ったれたままにママ代わりの女の腕の中に戻ってゆく物語。もう慎太郎のナルシズム映画は観まい、と固く誓った。 [review] | [投票] |
★1 | フランキー・ブーチャンの続・あゝ軍艦旗 女護ガ島奮戦記(1957/日) | フランキーも市村もきわめて白痴的な演技を強いられているせいか、さっぱり笑えない。それだけならばまだいいが、エンディングの取ってつけたような「海ゆかば」で全く冷え冷えとした気分になってしまった。 | [投票] |
★2 | 素晴らしき遺産(1960/日) | ブラックコメディと思いきや、無理矢理な家族揃っての思考コペルニクス的転換。ここらへんがB級プログラム・ピクチャーの醍醐味と言えないことも…ない…か?ホントに…? | [投票] |
★3 | ウルトラマンG〈グレート〉 ゴーデスの逆襲(1990/日=豪) | 曲りなりにもオリジナル脚本、オリジナル怪獣ですからね。その辺『ウルトラマンパワード』とは明確に区別して評価しないと。 | [投票] |
★4 | ジプシー(1993/米) | ベット・ミドラーと娘の意志の食い違いが主になっていたように記憶している。ミドラーは去られてひとり残される女。強いが別の意味で弱い女がよく似合う。 | [投票] |
★2 | 六神合体ゴッドマーズ(1982/日) | 放映当時から、女子高生のアニメファン向けと明確にターゲットを絞った作品。美少年兄弟を、藤川桂介がいたぶって、いたぶって、いたぶりまくる!横山光輝原作とは銘打ってほしくない一作ではあるなぁ…。 [review] | [投票] |
★2 | ブラックホール(1979/米) | 何故か知らねど、ボロをまとって両手を大きく広げたまま、宇宙船の上に仁王立ちしてブラックホールに吸い込まれていくおっちゃんの姿が、強烈に脳裏に焼き付いている。こんなシーンがほんとにあったのかご存知の方はお教えください、と書こうと思ったがさほど気にしていない。 | [投票] |
★2 | 続・座頭市物語(1962/日) | 前作におんぶにだっこ、その上でがくん、とスケールダウンの一作。せっかく若山富三郎を連れてきても宝の持ち腐れ。今更、平手造酒の墓参りをしてみたところでダレるばかり。ラストも乱暴なぶつ切り…。 | [投票] |
★3 | レザボア・ドッグス(1992/米) | なるほど、アメリカ人の男はピンクよりイエローになる方がイヤなワケだな。それは決して、いつもカレー食ってるデブだからという理由ではないんだな。 [review] | [投票] |
★2 | 美少女戦士セーラームーンS かぐや姫の恋人(1994/日) | 幾原邦彦監督作品でないのは痛いところ。メインキャラながらエピソードの少ないルナの恋物語ということで、お子様向けとしてはこれでいいのだろうが…人数の増えたセーラー戦士たちは完全に脇役に廻ってしまった。 | [投票] |