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irodoriさんのコメント: 投票数順

★3ゴッホ 最期の手紙(2017/英=ポーランド)ストーリーの面白さとしては評価は低いが、ゴッホの世界に惹き込んでくれる映像は一見の価値あり。ただし大画面に限る。 [review][投票(1)]
★4大木家のたのしい旅行 新婚地獄篇(2010/日)主人公夫婦の倦怠感、長年一緒にいるというリアリティが感じられる"間(ま)"が、セリフの妙により見事に表現されていて驚く。 [review][投票(1)]
★4アメリ(2001/仏)久しぶりに観返してみて、緑と赤がここまで映えていた作品だったのかと感嘆。タイプは異なるが色使いでは小津作品を想起。カメラにもところどころハッとさせられる。上下移動が印象的に使われるが、映像的に面白いだけでなく人物の躍動感も一緒に伝えてくるのがユニーク。 [review][投票(1)]
★4セブン・シスターズ(2016/仏=英=ベルギー=米)7人のキャラクターを演じ分けるノオミ・ラパスが圧巻。到底同じ人が演じているようには見えない。この点のためだけでも観る価値ありと思わされた。 [review][投票(1)]
★4クワイエット・プレイス(2018/米)シチュエーションが自分には新鮮だったうえ、映像の美しさと、家族で助け合うってところで予想外に楽しめた。 [review][投票(1)]
★4シティーハンター THE MOVIE 史上最香のミッション(2018/仏)偶然観て驚愕。何?このシティーハンター愛の溢れ方は! 決して自分は原作やアニメ好きでもなく、むしろあの執拗なデフォルメには嫌気がさしていたほうだ。にもかかわらず、 [review][投票(1)]
★3クロール -凶暴領域-(2019/米)床下でのワニとの攻防を中心に、手堅く、抜かりなく作られている。惜しむらくは、暴風雨が吹き荒れる屋外のショットの作り物感が強すぎる。 [review][投票(1)]
★4アシュラ(2016/韓国)冒頭から、感情のぶつかり合い、痛々しさを伴う暴力描写、激しい演技合戦の応酬。中盤で落ち着いてくるかと思いきや、さらにエスカレートして最後まで突き進む。 [review][投票(1)]
★3はじまりへの旅(2016/米)この家族の在り方は文明に生きる人間に問いかけてくる。常識に囚われない家族ということもあり、最後の最後まで飽きさせない力を持った作品だ。Steve号が走る姿を筆頭に美しい映像も散りばめられている。 [review][投票(1)]
★3トリコロール/赤の愛(1994/スイス=仏=ポーランド)ストーリー展開には不満が残るが、劇場、ボウリング場、車、広告など全編"赤"に溢れながらも、色彩の調整および柔らかい雰囲気をまとったイレーヌ・ジャコブの存在感により、赤が決して攻撃的になっていないところが良い。 [review][投票(1)]
★3赤線地帯(1956/日)宮川さんらしさを強く感じるショットは比較的少ないように思えたが、それでも、 [review][投票(1)]
★3魚と寝る女(2000/韓国)主人公は確かに喋らないが、行動の節々からはむしろ声高な主張を感じる。彼女から静寂を感じるのは、小屋内や管理室の前で居眠りしているときで、それは普通の人と同じなのだ。居眠りシーンをやたらと挟むのが面白い。 [review][投票(1)]
★4フリーソロ(2018/米)ゾクゾクする映像の良さに加え、主人公アレックスの少し変わっているが愛すべき人間性、不安定な状態に置かれ続けるガールフレンドの存在、が相まって心を捉える作品になっている。 [review][投票(1)]
★4アイ・イン・ザ・スカイ 世界一安全な戦場(2015/英=南アフリカ)パン焼き釜内からのショットで幕を上げ、無邪気に遊ぶ少女の姿の後に、俯瞰で銃を積んだジープを捉える。この無駄のないオープニングは、緊迫感を伴う導入として優れているうえ、終始血の通わない上層部の攻防の中で現実感を持たせる重要な役割を果していた。 [review][投票(1)]
★4ニッポン国 古屋敷村(1982/日)老婆らが方言バリバリで自分史を話すシークエンス(字幕付き)で、内容もさることながらカメラを気にせず熱量多く話している姿に圧倒された。 [review][投票(1)]
★3ひみつの花園(1997/日)西田尚美が制服で走る姿、そして(物理的な)汚れっぷりに心動かされた。矢口史靖監督は『サバイバルファミリー』でもそう思ったが、汚し方が上手い。[投票(1)]
★3フランシス・ハ(2012/米)フランシスの居たたまれなさにヤキモキさせられはしたが、映像とストーリー展開のまとまりの良さに瞠目。様々な部屋が登場するが、ベッドが印象的に使われているのがユニーク。 [review][投票(1)]
★3ゲームの規則(1939/仏)大学生の合宿所のごとく、パーティの夜に其処彼処で愛を囁きあう男女。滑稽でありつつ、カメラワークの良さや、屋敷内を登場人物達が動き回る演出の面白さにより高揚感が伝わってくる。また、パーティでの余興への力の注ぎようが尋常ではなく、快哉を叫んだ。[投票(1)]
★3レオン(1994/仏=米)マチルダがレオンの部屋に入るところあたりまではストーリー展開、映像ともに最高で痺れた。しかし、そこからは背伸びするマチルダの面倒臭さがところどころ鼻につき楽しみきれず。ゲーリー・オールドマンが簾をくぐるところはツボだった。[投票(1)]
★4手紙は憶えている(2015/カナダ=独)90歳間近の爺さんが主人公ゆえ終始ゆったりとした空気が流れている。一方で、緊迫感は最後まで途切れない。この「ゆったり感」と「緊迫感」を見事に同居させている、ストーリー展開と演出が心地良い。そして、クライマックスがやってくる。参りました。[投票(1)]