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ジャイアント白田さんのコメント: 投票数順

★5クリスマス・キャロル(1970/米)サンタは私たち。でも、主役は子供であり、本当のサンタはプレゼントを渡した後の“子供の笑顔”の中にいる。一日サンタの私たちもプレゼントを貰っていることを忘れがち。この映画で気づいたアナタは遅くない。地獄を見れば人は何度も生まれ変わることが出来るのだから。 [review][投票]
★3ザ・ファントム(1996/豪=米)「テレビの通販で、紫サツマイモの切り口を初めて見た時」みたいな衝撃をまず受けるも、マスクマン宮本と思えば気が楽に。とは言ったものの、デンパ系で乳首が透けたタイツで大神源太を模写したかのような姿と内容、対処の仕様がないので献身的に悶絶するしかない。 [review][投票]
★3モンタナの風に抱かれて(1998/米)『ブラピに似ているロバート・レッドフォードが「ブラピが俺に似ているんだ」を証明するために立ち上がった瞬間』が馬にクララ的に表現されている。単純に言うならば、クリント・イーストウッドとの男の戦い。二大巨頭による不倫映画W杯はレッドフォードの凶器使用(動物&子供)による反則勝ちだと思う。 [review][投票]
★4脱走山脈(1968/米)ルーシーとブルックスの関係を見て、絵本『かわいそうなぞう』を真っ先に、そしてジョン、トンキー、ワンリーという三頭の象が上野動物園に眠っている事を思い出した。それが意識にあったので、ルーシーの元気に歩く後ろ姿に涙が出た。 [review][投票]
★3奇跡の旅(1993/米)始まってから暫くは、みのもんたがアドリブで動物に強引にセリフを付けているかのような錯覚に陥る。が、中盤以降はそれに慣れたのか麻痺してか、少々強引な展開に心を許すこと間違いなし。なお、犬猫愛好家だと元から麻痺しているので普通に始まりから終わりまでノンストップで楽しめる。 [review][投票]
★1リング0・バースデイ(2000/日)『Wの悲劇』かと見間違うほどの見事な話の駄展開の野に咲く一輪の仲間由紀恵。その由紀恵のポテンシャル頼みではなくて、貞子イリュージョン頼みでオチが貞子ブレイクダンスとは一体何事か。“どこが怖い”のか400字詰め原稿用紙4枚以内、誰か書いて年明け持ってこい。親の印鑑忘れるな! [review][投票]
★3元禄忠臣蔵・前編(1941/日)『護れ、興亜の岡の家』この時代「護れ〜」という大合唱が起きていた真っ最中。聞き取りにくかった理由の根本は、その時代にあったのではないだろうか。 [review][投票]
★2フェア・ゲーム(1995/米)脚本、役者そしてラストのオチと脇が甘すぎる。甘いのはシンディ・クロフォードのダイナマイトボディの出すフェロモンの匂いだけにして欲しい。何故そのタイミングで列車でセックスなのかという問いは、強引な映画に言ったところで、それ相応の対価が得られないので避けておく。 [review][投票]
★4突然炎のごとく(1962/仏)男女の普遍のテーマの枝分かれした、永遠の「今」。それに対し作者は、社会で生きた人間の本能で切り込んで、見事強い衝撃を見る者に与えたと思う。そして奥が深い、多様な自己解釈に導くことが出来る映画のパワーを十二分に感じた。 [review][投票]
★3勝利への脱出(1980/米)さりげなく神技を見せつけてくれたペレ、ボビー・ムーア、アルディレスらに混じってシルヴェスター・スタローンの目立つガタイだけの置物。ニワトリを掴む要領で演技していれば、皆と馴染めただろうに残念だ。スタローンの繰り出すロッキーの人気を破壊した演技は秀逸でした。 [review][投票]
★3助太刀屋助六(2002/日)山下洋輔の奏でる音楽と林英哲の力強い太鼓の響きで撮影中ズーッとトランス状態を保っていたのか、岡本喜八イズムが真田広之の体に完全に憑依しているかのよう。「バイアグラ使わないでも大丈夫!」と岡本喜八は皆に言いたいのだろうが、細部に「だいぶ無理をしているな…」と感じられる。惜しいが潮時だ。 [review][投票]
★4食神(1996/香港)ミスター味っ子、料理の鉄人etc....そして少林寺。これらの灰汁が出まくって毒&我が恐ろしく強い食材を、見事な神技で調理したチャウ・シンチーは、確かに食神に相応し過ぎる。色々な意味をひっくるめて“おいしすぎる”爆発小便肉団子でした。 [review][投票]
★3身代金(1996/米)銃よりも怖い、「おい、次お前の番な」という妻と子の冷たい視線がトンデモ親父に向けられている。誰か、この親父が誘拐されて子供と妻が暴走してしまう、少しビターでキッチュで愉快な続編復讐モノ映画を作ってくれ。勿論、ハッピーデスエンド&ラストカットは満面の笑みの妻子で。[投票]
★5ふたりのロッテ(1993/独)両親の都合で離ればなれになった双子の姉妹の出会いと、「人生には急停車も必要」という格言がシンプルに双子に、両親にとリンクしていく行程に安心して心と涙腺を弛緩。意外と心が凄く和めて良かったです。[投票]
★2マディソン郡の橋(1995/米)公私ともに底抜けにハッピーに絶倫なクリント・イーストウッドが監督製作主演した、絶倫証明作品であり絶倫の重要性を説いた、絶倫映画の不朽の名作。そして、抱き損ねたのを取り戻す為にキャスティングしたかのようなトド・ストリープの登場は超必見。 [review][投票]
★4弾丸ランナー(1996/日)SABU監督が、いかに「海外から引っ張りダコ」だというのかを立証している分かりやすいモニュメント。 [review][投票]
★2バニラ・スカイ(2001/米)一瞬、トムクルーズ様の特殊メイクお顔がリアルで「やはり整形だったのか…」となったが、映画の内容の方が整形していたらしく、ラストにかけて徐々に崩れてスパークしていったので驚きであった。狙っていたのか? [review][投票]
★4機動戦士ガンダム III めぐりあい宇宙編(1982/日)爆発の光と散りゆく残骸が広大な宇宙空間を彩っていて、とても物悲しいいのだが凄く美しい。そして、セリフの内容がとても富んで優れていてるので、見ていて飽きが全くこないアニメを越えたアニメだと断言できる。 [review][投票]
★4華麗なる賭け(1968/米)この作品、愛する女心に自分の全てを華麗に大胆に賭ける色男と、女の華麗なるエロティックチェスさばきが魅力。どこを切っても、どこを分割しても華麗だということをラスト、マックィーンが揺れる心にチェックメイトするシーンに凝縮証明されている。華麗だ![投票]
★2チャイルド・プレイ(1988/米)グッドガイ人形が人毛仕様の日本人形であったならば、観客を放置プレイさせてしまった子供だましの内容にならなかっただろうに。題名どおりの幼児プレイ演出が随所に見られる、ピクサーに再建してもらいたい元祖トイストーリー映画と言える。[投票]