★3 | 原作読破。片岡より雷蔵の方がいい(私好み)。今更だが‘狂四郎’はこれを真似たのだろう。浜役 玉緒が力演。寅之助役の島田が貫録―「静の島田」を見せつけた。山本はいつ見てもきれいだ。本郷は見劣りする。笠はいつも老け役です(当年54才見えない)。 (KEI) | [投票(1)] |
★4 | 雷蔵に悪の陶酔感を表現させればハマるのは当然でそれだけで見る価値はある。 [review] (t3b) | [投票] |
★3 | わざわざ水車小屋をレイプ場所に選ぶエロス。 (黒魔羅) | [投票] |
★3 | エロと背徳感の間を反復する、肝臓の不安定なアルコール分解性能。基本的に雷蔵が畳でゴロゴロしておれば、それで自分は満足なのだが。 (disjunctive) | [投票] |
★3 | 田宮伊右衛門系色悪の系譜に立つ市川雷蔵の着流し姿の美しさ。堕落を衣装と化粧に象徴して見せた中村玉緒の美しさ。思い切った俯瞰からのアングルが超モダン。編み笠をかぶった机龍之介が扇子を仰ぎながら炎天下を歩く構図にはあっと唸らされた。 (ジェリー) | [投票(2)] |
★3 | 雷蔵がまるっきり狂四郎演技。いつ「音無しの構え」から「円月殺法」に転じるか冷や冷やした。個人的には過度のピカレスク・ロマンへの期待があったので、狂気に蝕まれたかのような机竜之介の殺人行が観たかったのだが、それは無理ってものでしょうね。山本富士子の存在で非人情の世界から少し救われる。 (水那岐) | [投票(1)] |
★3 | 原作読んでないからどうして主人公がオロオロしているのかよくわからない。クールな市川雷蔵が演じているからなおさらよくわからない。中村玉緒の目の演技はよかったですね。 (ハム) | [投票] |
★3 | 眠狂四郎の「斬らねば斬られるから斬る」という正当防衛とは違って「斬りたいから斬る」なんて怖いねえ。寒色系で統一した色使いがなんとも渋い。
(TOMIMORI) | [投票] |
★4 | ラスト近く雷蔵と山本富士子が二人きりになる部屋でのテンションは文句無く素晴らしい。こゝは内田吐夢版の同シーンよりも傑出していると云えるだろう。霊的存在を画面に出さずに強烈に印象付ける三隅演出の手腕は怪談ものとして見ても第一級だ。連作として次作に繋げるクロスカッティングもこれはこれで見事なものだと私は思う。 (ゑぎ) | [投票] |
★3 | ストーリー的にはちょっと間延びしてる感じだが、雷蔵のニヒルな魅力は活かされてるし、終盤の狂気は圧巻。中村玉緒が、女の業を巧みに演じててさすが。山本富士子は勿体ない。['05.6.11高槻松竹セントラル] (直人) | [投票] |
★4 | 片岡千恵蔵版の竜之介の不気味さが怪物的存在感の大きさだとすれば、華奢で神経質そうな市川雷蔵はシャープな殺気による怖さを漂わせる。その殺気と拮抗する、武家の妻から浪人の女房へと身を堕すお浜(中村玉緒)が見せる狂気の演技も迫力満点。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |
★4 | 片岡千恵蔵版と比べて、殺陣に迫力があった。また、雷蔵演じる机竜之介の方がニヒルでカッコいいのではないか。 [review] (シーチキン) | [投票] |
★3 | 片岡知恵蔵版ダイジェストの感が強い。ホントに脚本衣笠貞之介?
[review] (トシ) | [投票(1)] |